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February 24, 2021

ウォルマート、1月期、本決算、増収増益、株価急落!

PI研のコメント(facebook):
・ウォルマートが2/18、2021年1月期の本決算を公表しました。日本の食品スーパーは大半が2月期決算のため、現時点の決算は第3四半期決算が最新です。そのため、決算短信では財務3表の内、CF、キャッシュフロー計算書を公表する企業はほとんどないのが実態です。このウォルマートは日本では珍しい1月度決算ですので、この時点の決算が本決算となり、結果、財務3表すべてを公開、経営の実態をより深く把握することが可能です。特に、CF、キャッシュフロー計算書には経営者の意思、経営哲学、経営方針、経営戦略等が表れるため、財務3表の中でも、その企業の今後を占う上で重要な財務諸表といえます。さて、ウォルマートのCF、キャッシュフロー計算書ですが、まず、弱気を感じます。通常、投資CFは営業CFのほぼ100%を配分することが多いといえますが、今回の本決算では27.9%、投資を抑制、控えていることです。財務CFに最大の配分44.7%を配分し、中でも17.0%を配当に割り当てています。結果、現金に28.1%のキャッシュを残し、キャッシュを温存しています。新型コロナウイルス感染症による先行き不透明感もあるかと思いますが、それを加味しても投資CFへの配分が低すぎるのではないかという配分比率であり、CEO、Doug McMillon 氏の心理が気になるところです。結果、BS、貸借対照表を見ると、最も変化のあった科目は現預金187%、約1兆円が増加していることであり、これ以外は大きなBS上の変化はありません。この時期、投資を行うこと自体が難しい経営判断かもしれませんが、気になるキャッシュの動きといえます。一方、P/L、損益計算書ですが、営業段階では増収増益とはなりましたが、当期純利益が90%と、-10%と厳しい結果です。その他営業収入も91%と減少、結果、営業利益は高では109.6%ですが、率では103%ですので、厳しい利益構造といえます。以上がウォルマートの本決算の概要ですが、これを投資家がどう判断したかですが、株価を見ると、2/18の決算公表後、売られており、大きく下げています。投資家はこの決算を売りと判断したといえ、売買高も異常値です。2/20時点の株価は138.3ドル、PER31.4倍、PBR5.4倍と割り高感が強く、売られやすい状況にあるとはいえ、厳しい投資家の評価といえます。ウォルマート、新型コロナウイルス感染症の影響は新年度も読みにくいといえ、今期、温存したキャッシュをどのような投資、特に成長戦略に振り向けるのか、CEO、Doug McMillon 氏の経営決断に注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #ウォルマート 

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February 24, 2021 |

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