売上速報、食品スーパー、2月度、失速!
PI研のコメント(facebook):
・2月度の食品スーパー、24社の既存店の売上速報を集計しました。結果ですが、単純平均で99.4%、先月、1月度が108.4%ですので、失速です。昨対100%を超えた企業は成城石井106.0%、ベルク104.6%、カスミ103.2%、ヤマザワ102.9%、ヤオコー100.7%、アクシアルR100.5%、マルミヤストアグループ100.3%、ハローズ100.1%です。2月度は閏年との関係もあり、今期は1日営業日数が少なく、この影響が大きいといえいます。一般に、売上高は客数×客単価であり、客単価は売上高/客数ですので、客数は直接、売上高に響きますが、客単価は客数で除されるため、客数の影響は少ないといえます。したがって、来月以降を予想する場合、現状の客単価の動向がポイントとなります。2月度の既存店の客単価は108.2%、前月度は112.8%でしたが、平均すると110%前後で推移していますので、この2月度も客単価については大きな変化はないといえます。結果、来月以降、客数が正常に戻れば、売上高は上昇に転じますので、恐らく、3月以降は堅調な売上高で推移すると思われます。こう見ると、新型コロナウイルスの影響により、いわゆる新状態が定着したといえ、今回、2月度の結果は一時的な失速と思われます。食品スーパー、2月度決算が大半ですので、この2月度は決算月といえます。来月から大半の食品スーパーが新年度を迎えますが、新状態が今後ともしばらくは継続してゆくといえ、各社が客数の回復を図りつつ、客単価アップにどう取り組むんでゆくのか、各社のマーチャンダイジング戦略に注目です。
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