字幕あり:PI値って何? その2:商品比較!
PI研のコメント(facebook):
・PI値って何?、その2、商品比較を取り上げます。PI値はPOS分析、ID-POS分析の基本指標のひとつですが、そのポイントは比較にあります。特に、重要な比較は3つ、商品比較、時間比較、店舗比較です。この3つの比較にPI値を活用することによって、マーチャンダイジング力は飛躍的にアップすることになります。商品比較は店舗全体の客数で割ったPI値を使うことが最優先です。店舗の客数を分母にすると、すべての商品をPI値のみでランキングすることが可能となります。一般的に食品スーパーは約1万品、コンビニは約3000品、売場に商品がありますが、この一品一品を店舗の客数で割ってPI値を算出すると、すべての商品のランキングがPI値で見ることができます。この動画の事例ではバナナと他のバナナ、バナナと他の果物、リンゴとアボガド、バナナと野菜、きゅうりともやしを取り上げましたが、約1万品すべてをランキングすることも可能です。また、PI値は店舗の客数以外にも様々な客数で割って算出できますが、ランキングをつけたいときは同一概念、ここでは店舗全体の客数で割ることがポイントとなります。事例では、単品の客数で割ったきゅうりも取り上げましたが、単品の場合、よく活用するのは商品開発です。この事例ではきゅうりを単品の客数で割ったPI値が2.803となりました。これはきゅうりを購入する顧客はきゅうりを約3本づつ購入している顧客が多いということを示しています。結果、きゅうりのマーチャンダイジングはこの事例のばら売りでの販売もさることながら、3本パックの商品開発も顧客視点から重要であるとの示唆をPI値が示しているといえます。このように、店舗の客数に加え、単品の場合は単品のPI値の活用もポイントといえます。店舗全体の客数を分母にした場合のPI値ですが、店舗内の商品ランキングが鮮明になりますので、特にPI値が高い商品は来店顧客の関心の高い商品ですので、必然的に他店、競合店と比較購買している可能性が高く、マーチャンダイジング上は絶対に欠品を出せない商品、すなわち、最重点商品の判断基準ともなります。このように、商品比較にPI値を活用すると、即、マーチャンダイジングの改善につながりますので、この事例を参考にして、大いにPI値を活用して欲しいと思います。
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