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April 2021

April 30, 2021

関西スーパーマーケット、3月期本決算、増収増益!

PI研のコメント(facebook):
・関西スーパーマーケットが4/28、2021年3月期の本決算を公表しました。結果は営業収益が3.8%増、営業利益が21.2%増と増収、大幅増益の好決算となりました。ただ、これまで公表された食品スーパー各社の結果と比べると、営業利益の伸び率が低いところが気になるところでです。増益になった要因ですが、原価、経費とも昨対99.6%と改善し、ダブルで利益を押し上げたところが大きいといえます。結果、営業利益率も昨年の1.8%から2.1%へと116.7%改善、率でも高でも大幅な増益となっています。これを受けて通期予想ですが、営業収益は0.0%と横ばいですが、営業利益は3.2%と微増です。新型コロナウイルス感染症の影響が読めない中、今期の好調さをそのまま維持するのは難しいとの判断かと思います。一方、CF、キャッシュフローとBS、貸借対照表ですが、今期は好決算が寄与し、営業CFは542.1%と大きく増加しています。その配分ですが、投資CFへ52.4%、財務CFへ66.1%と、財務改善にキャッシュの配分を割いています。結果、有利子負債が68.5%と大きく削減、自己資本比率も昨年の60.8%から63.2%へと改善、財務基盤の強化が図られています。今期は成長戦略よりも財務の安定化を図ったキャッシュの配分といえます。では、この決算を投資家はどう見たかですが、株価は決算発表後、大きく下げており、投資家は売りと判断したようです。現状株価は1,075円、PERは16.44倍、PBRは0.94倍と、特に、PBRが1.00倍を下回り、株価は割安感が強いといえます。関西スーパー、今期、強化された財務基盤をもとに、今後、どのような成長戦略を打ち出すのか、新型コロナウイルス感染症の影響により、先行きが不透明な中、その動向に注目です。

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April 29, 2021

CPI、消費者物価指数、2021年3月度、コア指数ー0 1%!

PI研のコメント(facebook):
・CPI、消費者物価指数、2021年3月度が総務省がから4/23に公表されました。その結果ですが、コアCPI、生鮮食品を除く総合指数ですが、-0.1%と依然としてマイナスとなる数字です。政府、日銀は2.0%を目標としていますので、乖離が大きく、デフレ傾向が強い結果といえます。生鮮食品、エネルギーを除く総合指数は+0.3ですので、生鮮食品、エネルギーがこの3月度はCPIを引き下げているといえます。大分類で見ると、食料-0.2%、光熱・水道-4.8%ですので、エネルギーの方が下げが大きい状況です。ここでは、食料に絞って、全項目、約300項目を取り上げます。食料の中分類を見ると、上昇したのは、肉類1.3%、菓子類1.2%であり、この2分類が大きく上昇しています。一方、下降したのは、穀類-1.3%、魚介類-1.9%、果物-1.6%であり、この3分類が大きく下降しています。それぞれの特徴的な項目ですが、まずは、下降項目ですが、穀類では米類のうるち米が-2.4%、カレーパンが-2.6%、魚介類ではまぐろ-7.4%、あじ7.6%、たい-12.5%など10項目以上が軒並みマイナスです。肉類、乳卵類は大きなマイナス項目はありませんが、野菜・海藻でははくさい-28.7%、レタス-16.5%、ブロッコリー-17.3%、きゅうり-8.9%、トマト16.2%など、サラダ関係が軒並みマイナスです。果物ではりんごB-17.3%%、みかん-2.7%など、マイナスが多いといえます。油脂・調味料は大きくマイナスとなったのは食用油のみ-2.0%です。菓子類はマイナス項目はほとんどなく、全体的にプラスです。調理食品では冷凍調理ピラフ-3.6%、冷凍調理コロッケ-4.2%など、冷凍関連のマイナスが目だちます。飲料、酒類ではコーヒー飲料A-2.3%、ミネラルウォーター-2.5%、ビールの-5.1%などがマイナスです。そして、外食ですが、全体的にプラスですが、学校給食が-5.4%です。一方、上昇項目ですが、穀類では干しうどん2.4%、これ以外は大きなプラスはありません。魚介類では何といってもさんまの33.1%が最大であり、これについで、いくら13.6%、いわし5.0%等です。肉類は豚肉A3.0%、鶏肉4.2%が大きく上昇しています。乳卵類は大きく上昇している項目はありません。野菜・海草ではじゃがいも39.4%、さといも10.4%等、土物が上昇しています。果物ではしらぬい7.2%、キウイフルーツ3.5%が上昇しています。油脂・調味料ではマーガリンの2.5%、つゆの2.0%、菓子類ではまんじゅう4.8%、だいふく餅3.7%等、全体的に上昇基調です。調理食品ではすし(弁当)A3.6%、弁当A3.8%です。飲料は大きく上昇した項目はなく、酒類ではワイン(輸入)が2.6%、ビール風アルコール飲料が9.6%です。そして、外食ですが、大きな上昇項目はありませんでした。CPI、当面、上昇が予想できない状況といえ、マイナス基調が今後とも続くといえ、景気は厳しい曲面に入ったといえそうです。

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April 28, 2021

ヤマナカ、3月期本決算、増収、大幅増益!

PI研のコメント(facebook):
・食品スーパーの2月度決算の公表が一段落し、いよいよ、3月度決算の公表がはじまりました。4/26、ヤマナカが2021年3月度の本決算を公表しました。結果ですが、営業収益が2.7%増、営業利益が195.0%増と、増収、大幅増益の好決算となりました。増収幅が2.7%とわずかだった理由は、今期「2020年10月に柴田店(名古屋市南区)及び御油店(愛知県豊川市)の2店舗の改装を実施」と、改装のみであり、成長戦略の要の新店がなかったためです。一方、大幅増益になった要因ですが、原価が98.9%、経費が96.5%とダブルで利益を押し上げたことが要因といえます。ただ、その他営業収入、不動産収入、物流収入等ですが、こちらは91.7%と減少したため、トリプルでの利益の上昇にはならなかったといえます。結果、営業利益ですが、2.2%、昨年が0.8%でしたので、率でも285.9%と大幅な増益となりました。これを受けて、通期予想ですが、「新型コロナウイルス感染症の影響を見通しづらい状況」とのことで、「2022年3月期の連結業績予想につきましては未定」とのことです。今期決算が異常値となっている上に、新型コロナウイルス感染症の先行きの影響が予想できなことが大きいといえます。一方、CF、キャッシュフローとBS、貸借対照表の方ですが、営業CFは193.7%と大幅増、これを投資CFに144.2%と大きく配分、これだけ極端な配分は珍しく、それだけ、今期は投資にキャッシュを配分しています。営業CFを越えた投資CFへの配分ですので、これを補うために、財務CFも営業CFの76.5%と多額の現金の調達をしており、それだけ、今期は投資を重視しているといえます。結果、BSの方も現預金130.3%、有利子負債129.8%と増加しており、自己資本比率も昨年の41.4%から39.3%へと僅かですが、下がっています。ヤマナカは、「2022年の創業100周年を見据え」と、100周年が迫っており、ここへ来て、投資を増やし、「次の成長戦略に向けた基盤づくり」に入ったといえます。また、今期は、「組織改編を実施し、店長に権限と責任を委譲することによって、これまでの本部主導から店舗従業員主体の店舗運営に移行」と、思い切った組織改革にも踏み込んでいます。これを受けて、株価の動向ですが、残念ながら、決算発表後、株価は下がっており、投資家は売りと判断したようです。現状、株価は740円、PERは算出されていませんが、PBRは0.86倍と1.00倍を切っており、厳しい投資家からの評価といえ、株価には割安感があります。ヤマナカ、創業100周年に向け、投資を増加させていますので、今後、どのような新たな成長戦略を打ち出すのか、その動向に注目です。

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April 27, 2021

マックスバリュ西日本、2月期本決算、増収、大幅増益!

PI研のコメント(facebook):
・マックスバリュ西日本が4/9、2021年2月期の本決算を公表しました。結果は営業収益は3.7%増と微増でしたが、営業利益は212.7%増と大幅な増益となる好決算となりました。営業収益が微増になった要因ですが、「新規出店は、当連結会計年度において7店舗をオープンしましたが、・・」、「15店舗を閉店」とのことで、新店効果が閉店で相殺されたことが大きいといえます。一方で、「当期は野菜、鮮魚、畜肉といった生鮮食料品をはじめ、冷凍食品やインスタント食品など簡便調理商品の販売点数が伸長、・・」とのことで、「既存店売上高前年比103.9%と大幅に増加」とのことで、既存店は好調だったとのことです。一方、営業利益が大幅な増加になった要因ですが、原価、経費、双方が改善し、ダブルで利益を押し上げたことが大きいといえます。これを受けて、通期予想ですが、営業収益-2.3%、営業利益-30.0%と、減収減益であり、それだけ、今期の反動と新型コロナウイルス感染症の先行きが見えないことが影響しているといえます。これ対して、CF、BSですが、意外ですが、営業キャッシュフローは83.0%と大きく下がっています。中身を見ると、仕入債務の増減額が昨年と比べ激減していますので、金融機関等との関係でキャッシュの移動に差が出たことによると思われます。投資キャッシュフローは大幅増、財務キャッシュフローも財務改善に大きくキャッシュを配分しています。今期はキャッシュを投資と財務にバランスよく配分しているといえます。一方、BSの方ですが、昨年と大きく違っているのは現予金が130.6%と、大きく増加、これ以外は大きな変動はなく、財務状況に全体的に安定しているといえます。これを受けて、株価ですが、投資家は静観、株価は横ばい、売買高も決算後低調といえます。現状株価は1,780円、PERは26.71倍、PBRは0.92倍、PERは高めですが、PBRが1.0倍を下回り、割安感が強い株価といえます。マックスバリュ西日本、今期、閉店15店舗と不採算店舗の整理も一段落したと思われ、今後、反転、どのような成長戦略を打ち出すのか、注目です。

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April 26, 2021

マックスバリュ東海、2月度本決算、大幅、増収増益!

PI研のコメント(facebook):
・4/9、マックスバリュ東海が2021年2月期の本決算を公表しました。結果は大幅増収、大幅増益となる好決算となりました。今期は8店舗の新規出店と10店舗の改装と積極的な成長戦略への投資を実施したことが大幅な売上増につながったと思われます。結果、店舗数は229店舗となり、「静岡県101店舗、愛知県52店舗、三重県45店舗、滋賀県6店舗、岐阜県8店舗、神奈川県16店舗、山梨県1店舗」と広域へのドミナントが進んでいます。一方、利益の方ですが、経費が100.5%と若干増加しましたが、原価が99.0%と改善、さらに、不動産収入や物流収入などのその他営業収入が105.5%と改善、これが営業利益を押し上げ、大幅な増益をもたらしています。コメントを見ると、「イオン「トップバリュ」の展開強化を通じて商品の価値訴求に努め」、「「じもの」商品応援セールを行うなど、地域への貢献度向上にも努め、・・」などに取り組んだとのことです。さらに、今期は「ネットスーパーの配送拠点を新たに開設し、変化への着実な対応を進め、・・」とネットスーパーにも力を入れたとのことです。これを受けて、CF、キャッシュフローですが、仕入債務が増加したこともあり、営業CFが377.7%と大きく増加、これを投資CFに31.5%、財務CFに12.2%配分し、結果、現金を56.2%と、キャッシュを温存しています。BS、貸借対照表を見ると、現預金が130.5%と大きく増加していますので、今期はキャッシュを温存し、今後に備えたといえます。通期予想を見ると、営業収益-2.8%、営業利益-18.1%ですので、今期の反動に加え、新型コロナウイルス感染症の先行きが読めないことによる厳しい見方と思われます。では、この決算を投資家はどう判断したかですが、株価の動向を見る限り、決算発表後、株価は下げており、投資家は売りと判断したといえます。現状、株価は2,522円、PERは21.54倍、PBRは1.24倍ですので、やや割安感がある株価といえます。マックスバリュ東海、今期温存したキャッシュをどう成長戦略に投資するのか、今後の動向に注目です。

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April 25, 2021

アオキスーパー、2021年2月期本決算、増収、大幅増益!

PI研のコメント(facebook):
・アオキスーパーが4/14、2021年2月期の本決算を公表しました。結果は増収、大幅増益、好決算となりました。ただ、売上高が102.7%と微増であり、成長性に課題が残る決算といえます。アオキスーパーは今期、新店がなく、リニューアル店舗のみでしたので、成長戦略の柱である新店開発が進まなかったことが大きいといえます。また、上期は「内食需要が高まった結果、売上高は前年を大きく上回り、・・」とのことですが、下期は「新しい生活様式が浸透し、来店頻度を抑制、・・」「客数が減少した結果、売上高は前年を下回り、・・」とのことで、下期が成長を妨げたとのことです。それにしても、アオキスーパーの経費比率は19.0%と業界屈指のローコストであり、これがマーチャンダイジングの強さの源泉といえます。ただ、原価も高く、結果、売上総利益は17.1%と、経費比率をさらに下回る低さであり、結果、その他営業収入である不動産収入や物流収入5.1%が利益の元となり、逆ザヤを補い、営業利益率を3.2%にまで引き上げています。ここまで売上総利益を低く抑える経営戦略も凄いといえます。一方、CF、キャッシュフローとBS、貸借対照表の方ですが、今期は「金融機関の休業日」と決算日が重なり、現金の移動がなく、財務諸表が異常値となっています。昨年との比較がほとんどできない状況ですが、ポイントは現金を温存し、来期へ備えたことといえます。それだけ、今後の動向は今期の反動に加え、新型コロナウイルスの先行きが読めないと思われます。さて、これを受けて、株価ですが、決算発表後、ほぼ横ばいで推移しており、投資家は、今後の動向を見極めているといえます。現状、株価は2,761円、PERは16.69倍、PBRは0.74倍であり、PBRが1.00倍を割り込み、気になる数字です。したがって、割安感のある株価となっています。アオキスーパー、通期予想は減収、大幅減益ですので、かなり厳しい経営環境が予想されますが、課題の成長戦略をどう解決してゆくのか、今後の動向に注目です。

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April 24, 2021

食品スーパー、株価速報、2021年4月23日、低調!

PI研のコメント(facebook):
・4/23時点の食品スーパー、33社の株価速報です。ベスト5は、PLANT2.8%、JMHD2.3%、ベルク2.0%、大黒天物産1.2%、トーホー0.9%でした。先週のベスト5とはすべて入れ変わりました。全33社の平均株価ですが、2,544.85円、4.1円増、0.06%アップです。日経平均が29,020.63円、-0.57%ダウンですので、若干ですが、上昇して終えました。この日、日経平均の5日移動平均は-0.27%、26週移動平均は+4.03%増ですので、短期ではマイナス、長期では若干プラスと、ここへ来てやや厳しい推移です。食品スーパーも低調ですが、若干プラスですので、2月期決算が終わった直後であり、投資家は冷静に株価を見ているといえます。全33社中、上昇した株は18社、19番目以降がマイナスですので、約半分強がプラスといえます。PER、PBR、どちらの視点が強いかですが、この日の株価を見る限り、どちらも重視しているとはいえず、まちまちといえます。このような状況の中、先週と株価を比較してみると、PLANT、ベルク、大黒天物産、ヤオコー、ライフコーポレーション、神戸物産の株価が大きく上昇しています。中でも、ヤオコーは3月決算ですので、この時点で投資家の期待を集めているといえ、注目です。そこで、ヤオコーの株価をさらに掘り下げてみます。過去9ケ月間のヤオコーの株価を見ると、ここ数ケ月はほぼ横ばいで推移していますが、この数週間を見ると、上昇基調で推移しています。さらに、ボリンジャーバンドの上値圏を追っている動きですので、投資家は買いと見ているようです。ヤオコーのこの日の株価は7,210円、PERは22.05倍、PBRは2.39倍と、いずれも食品スーパーの平均を上回っており、割り高感があります。ヤオコーの決算発表は5/10を予定しており、まだ先ですが、投資家の期待は高いといえ、今後、どこまで株価が上昇するか、気になるところです。食品スーパー、今後、2月度決算の公表はほぼ終了し、3月度決算のゆくへに投資家の関心が集まってきていますが、ヤオコーをはじめ、3月度決算の株価の動向に注目です。

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April 23, 2021

スーパーマーケット販売統計調査、3月、95 9%!

PI研のコメント(facebook):
・食品スーパーマーケット業界最大の統計データである販売統計調査、2021年3月度が3/21日、公表されました。このデータは、全国スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会加盟企業270社、全国の8,233店舗の集計結果ですので、日本の食品スーパーマーケットの実情を表しているといえます。その結果ですが、既存店が95.9%と厳しい数値です。ただ、昨年の3月度が新型コロナウイルス感染症の猛威の中で、食品スーパー業界に特需が発生した時期ですので、その反動も大きいといえます。これからはじまる1年は恐らく、このような異常値がしばらくは続くと思われます。したがって、昨対はあまり意味がなく、比較するのであれば、一昨年と比較することの方がポイントといえます。今回の公表数字は、これまでと違い、一昨年との比較も公表されていますので、ここでは、その数字も含めて解説を試みました。この3月度の状況ですが、キーワードが3つ提示されています。1.前年同月からの反動、2.気温が高い、3.日曜日が1日少ない、です。特に、1の前年同月からの反動は、ほぼ全部門に影響を与えており、この3月度、昨対をクリアーできたのはこれまで厳しい数字が続いた惣菜103.4%のみです。ただ、一昨年対比で見ると、大半の部門が105%前後であり、惣菜は103.4%ですので、他の部門よりは伸び率は低く、それだけ、昨年の反動が大きかったといえます。参考に、地方分類で見ると、北海道・東北、中国・四国が堅調で、それ以外の関東、中部、近畿、九州・沖縄は厳しい状況です。また、保有店舗数別では、10店舗以下が深刻であり、11店舗以上は堅調な数字といえます。食品スーパー、当面、昨対をクリアーできない月が続くと予想されますが、一昨年対比で見ると堅調な結果となるといえ、今後、昨年、一昨年双方をにらみながら好不調を判断することがポイントといえます。次回、4月度、どこまで回復するか、その動向に注目です。

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April 22, 2021

コンビニ、売上速報、2021年3月、1 9%増!

PI研のコメント(facebook):
・日本フランチャイズチェーン協会が4/20、全国のコンビニ、55,828店舗の2021年3月度の売上速報を公表しました。結果は既存店が1.9%増と13ケ月ぶりのプラスに転じました。昨年の3月度が新型コロナウイルス感染症の真っ最中であったこともあり、その反動が大きかったといえます。4月には緊急事態宣言が発せられ、コンビニはその影響が大きかったといえ、今後、数ケ月間はプラス傾向が続きそうです。また、この3月度は、「生鮮食品、惣菜、寿司、冷凍食品、デザート、酒類、マスク、玩具等が好調に推移、・・」と、全般的に好調であったとのことです。ただ、商品別では、日配食品-0.4%、加工食品-0.9%ですので、食品関連は依然として厳しい結果であり、数字を底上げしたのは、非食品+5.0%、サービス+13.8%ですので、非食品の貢献が大きかったといえます。では、客数なのか、客単価なのかですが、客数は-3.5%、客単価は+5.6%ですので、客単価増が客数減をカバーしています。ただ、この傾向はここ数ケ月ずっと続いていたことですので、ポイントは、客数減の幅が大きく改善し、客単価増以下になったことが本質といえます。実際、セブン-イレブン・ジャパン、ローソン、ファミリーマートの数字を見ると、この3月度は客数が依然としてマイナスですが、大きく改善していることがわかります。一方、客単価はほぼ横ばいですので、客数の改善が大きかったといえます。コンビニ、今後、数ケ月は昨年の反動でプラス傾向が続くと予想されますが、実質、回復までにはもうしばらく見ないと、まだ判断は早いといえます。次回、4月度はどこまで客数を伸ばせるのか、その動向に注目です。

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April 21, 2021

アークス、2021年2月期、本決算、増収増益!

PI研のコメント(facebook):
・アークスが4/13,2021年2月期の本決算を公表しました。結果ですが、売上高が7.3%増、営業利益が46.4%増の増収、大幅増益の好決算となりました。特に、利益はいずれの段階でも大幅増益の好決算でした。その要因ですが、原価、経費、いずれも削減、ダブルで利益を押し上げたことが大きいといえます。結果、営業利益は3.2%、昨年が2.3%でしたので、率でも大幅改善です。これを受けて通期予想ですが、売上高が2.7%増と微増ですが、営業利益は-8.7%と、マイナスであり、厳しい予想をしています。今期の好調さの反動に加え、新型コロナウイルス感染症の影響が長引くと予想していると思われます。一方、CF、キャッシュフロ―の方ですが、今期は例年になく、異変が見てとれます。営業CFが175.2%と大幅に改善していますが、投資CFは52.2%と大きく削減、営業CF比ではわずか19.4%ですので、投資を大きく控えています。また、財務CFも75.3%と削減、営業CF比ではわずか13.41%ですので、こちらも大きく控えています。結果、現金が67.2%と、異常値となり、今期は現金を確保、温存したといえます。結果、BSの方も、現預金が144.2%と大幅増加、それ以外の指標は大きな変化がありませんので、今期は現金確保を最優先にした決算となっています。これを受けて、株価の動向ですが、決算発表後、株価は急上昇、投資家はこの決算結果を買いと判断しています。その後、若干、株価は下がりますが、上昇基調で推移しています。現状、株価は2,482円、PERは12.63倍、PBRは0.89倍です。PBRが1.00倍を下回っており、割安感の強い株価となっており、今後、投資家がさらに買いに入るか気になるところです。アークス、「2021年1月には「DX推進委員会」を組織化」とのことで、豊富なキャッシュをDXと、さらなるM&Aへ投資するのでは予想されますが、今後、どのような経営戦略を打ち出すのか、その動向に注目です。

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April 20, 2021

ハローズ、2021年2月期、本決算、増収増益!

PI研のコメント(facebook):
・ハローズが2021年2月期の本決算を4/13に公表しました。結果は増収、大幅増益の好決算となりました。売上高が12.8%増、営業利益が43.7%増と、特に利益はいずれの段階でも大幅増となる好決算です。ハローズもコメントの中で「スーパーマーケット業界では、食料品を中心とした在宅用消費が増加」と、言及しており、新型コロナウイルス感染症による巣籠り消費が食品スーパーに特需をもたらしたとのことです。ただ、通期予想を見ると、売上高は3.2%、営業利益は-3.6%ですので、来期は厳しい数字予想です。これを受けて、CF、キャッシュフローですが、ハローズは今期、増資をしています。「増資による資本金及び資本準備金の増加等により、95億63百万円増加し442億17百万円となり、・・」とのことで、資本が大幅に増加しています。結果、財務CFが大幅に増加、これがBS、貸借対照表の自己資本比率を改善しています。また、投資CFを今期は控えたことにより、現金が増加、BSの現預金は161.6%と、大幅に増加しています。財務構造が大きく変わり、経営が資本の増加によって安定したといえます。ちなみに、今期の店舗数ですが、「店舗数は広島県28店舗、岡山県25店舗、香川県12店舗、愛媛県8店舗、徳島県9店舗及び兵庫県9店舗の合計91店舗」とドミナント地域を拡大しています。これを受けて、株価ですが、決算発表後、株価は急上昇、投資家は買いと判断しています。現状、株価は3,065円、PER13.30倍、PBR1.48倍ですので、ほぼ、食品スーパーの平均にほぼ近い数字であり、割安感のある株価です。ハローズ、資本を増強し、今期、新型コロナウイルス感染症の影響が長引くことが予想されますが、投資にキャッシュを配分するのか、それとも、財務改善にキャッシュを配分するのか、その経営決断に注目です。

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April 19, 2021

DgS、HC、コンビニ、百貨店、売上速報、3月度、明暗!

PI研のコメント(facebook):
・2021年3月度の食品スーパー以外の主要業態、DgS、HC、コンビニ、百貨店の売上速報です。3月度は昨年の新型コロナウイルス感染症の猛威の状況との比較ですので、これまでの流れとは一転、業態により大きな差が出ました。何といっても、急回復となったのは百貨店であり、昨対130.5%と大きく跳ね上がりました。集計した全業態の中で最大の伸び率です。昨年の3月度が66.5%でしたので、それだけ伸び率も大きいことが予想されましたが、1昨年の数字にほぼ戻ったともいえます。中でもJ.フロントリテーリング133.9%、エイチ・ツー・オーリテーリング132.7%、三越伊勢丹131.1%と、いずれも大きくか伸びています。百貨店についで、この3月度伸び率が高かったのはコンビニです。100.6%です。主要企業のセブンーイレブン・ジャパンが103.1%、ファミリーマートが100.0%、ローソンが98.7%という結果です。これ以外のドラックストア、ホームセンターはいずれも100%を下回り、94.2%、99.5%という結果です。これまで好調であった両業態がいずれも100%を下回っており、厳しい結果といえます。特に、ドラックストアはウエルシアH101.8%、スギH100.1%と、この2社のみが昨対を超えただけであり、残りの企業はすべて昨対を下回っています。ホームセンターは比較的堅調ですが、客数の落ち込みが全体的に大きく、これが伸び悩んだ要因です。小売業、食品スーパーを含め、全体的に3月以降は厳しい数字が続くと思われ、特に、昨年の4月は新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が発令された時期だけに、より、厳しい数字が今後予想されます。3月から小売業界は大きく流れが変わるといえ、各社、どのような対策を打ち出すのか、その動向に注目です。

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April 18, 2021

売上速報、食品スーパー、3月度、失速!

PI研のコメント(facebook):
・主要食品スーパーの3月度の売上速報が出揃いました。その結果ですが、96.6%と厳しい数字となりました。3月度100%を超えた企業は成城石井とヨークベニマルのみであり、それ以外の企業はいずれも100%を下回る結果です。ベスト10ですが、1.成城石井104.6%、2.ヨークベニマル101.0%、3.ヤマザワ99.8%、4.ベルク99.2%、5.カスミ98.5%、6.ヤオコー98.3%、7.ハローズ97.4%、8.マックスバリュ西日本97.2%、9.アクシアルR97.0%、10.丸久グループ96.8%です。売上高は客数×客単価ですので、客数は94.9%、客単価が101.7%ですので、客数が依然として厳しい状況であるのに加え、客単価の伸びが以前と比べ、極端に下がったことが大きいといえます。ただし、昨年の3月度は新型コロナウイルス感染症が猛威を振るった真っ最中であり、食品スーパーはその後、特需が発生していますので、それを加味してみることも重要です。そこで、改めて、この3月度の数字を一昨年と比較してみると、全体では103.5%となります。ベスト10もすべて昨対をクリアーしていますので、昨対では96.6%と大きく落ち込みましたが、一昨年対比では微増ですので、堅調な伸びを維持しているという見方もできるかと思います。では、ベスト10以下はどうかですが、11.マルミヤストアグループ96.4%、12.アークス96.2%、13.マックスバリュ東海96.0%、14.リテールパートナーズ95.6%、15.ライフコーポレーション94.7%、16.マルキョウグループ93.8%、17.USMH93.4%、18.マックスバリュ関東92.7%、19.いなげや92.6%、マルエツ89.9%となります。ちなみに、GMSですが、この3月度は99.6%と、食品スーパーを上回りましたが、ほぼ横ばいで、推移しています。個々の企業を見ると、1.イオン北海道103.0%、2.イオン九州102.6%、3.イトーヨーカ堂102.2%、4.イズミ102.0%、5.イオンリテール101.9%と、軒並み昨対をクリアーしており、堅調な結果です。食品スーパー、2月度から数字に変調をきたしはじめており、来月以降、新型コロナウイルス感染症の特需の反動がより重くのしかかるといえ、当面、昨対では厳しい数字が続くといえます。次回、4月度、どこで数字を止めるか、各社の対応に注目です。

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April 17, 2021

株価速報、食品スーパー、4月16日、低調!

PI研のコメント(facebook):
・食品スーパー、上場企業33社の4/16時点の株価速報です。今週は2月度決算の公表も一段落し、やや低調な株価となりました。ベスト5はライフコーポレーション2.1%、マルヨシ2.0%、神戸物産1.2%、ヤマザワ0.5%です。この内、ライフコーポレーションは先週もベスト5となっており、2週連続です。この日、日経平均は29,683.37円、+0.14%と微増、5日移動平均、26週移動平均、いずれもプラスですので、日経平均は上昇基調にあるといえますが、食品スーパー33社の平均は2,558円、-0.3%ですので、やや下げています。全33社中、プラスになったのは14社ですので、投資家の食品スーパーへの関心は低かったといえます。6番目以降ですが、マックスバリュ東海、ハローズ、マックスバリュ西日本、北雄ラッキー、イオン、いなげやと続きます。このような中で、今週、注目の企業は、No.1となったライフコーポーレションといえます。実際、過去9ケ月間の日別の動向を追ってみると、ここ数ケ月間、横ばいでしたが、決算発表のあった4/9以降、株価は上昇に転じ、この4/16も株価は上昇、売買高も高い水準で続いています。ボリンジャーバンドの上値圏に近いところで推移していますので、投資家は買いと判断、積極的な動きです。食品スーパー、2月度決算発表もほぼ終わり、今後は3月期決算の発表に関心が集まりますが、来週以降、どう株価が動いてゆくか、投資家の動向に注目です。

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April 16, 2021

コスモス薬品、5月、第3四半期、増収増益!

PI研のコメント(facebook):
・コスモス薬品が4/12、2021年5月期の第3四半期決算を公表しました。結果ですが、売上高が9.9%増、営業利益が33.8%増と、増収、大幅増益の好決算となりました。今期のコスモス薬品の決算のポイントは何といっても他社にない積極的な成長戦略といえます。コメントでも、「自社競合による一時的な収益性の低下も厭わず、次々と新規出店を行いました。同時に、新商勢圏への店舗網拡大も図ってまいり、・・」と、この時点で42店舗の新規出店を行い、1,097店舗へと店舗数を伸ばしています。しかも、「関東地区に9店舗、中部地区に15店舗、関西地区に7店舗、中国地区に5店舗、四国地区に2店舗、九州地区に4店舗の合計42店舗」ですので、日本全国ともいっても良いくらい、ドミナントの拡大がみられます。これだけ、この新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、新規出店を果たした小売業はほとんどなく、P/Lにも表れているとおり、成長率の高い結果となっています。また、これだけ成長戦略に力を入れているにも関わらず、原価、経費、双方を改善しており、ダブルで利益を押し上げ、営業利益も133.8%と大幅増益となっています。ちなみに、コスモス薬品の強さのポイントは経費比率が15.3%、昨年は16.0%でしたので、これが競争力の原動力となっています。さらに、食品の構成比が57.9%と昨年の56.3%よりも一段とアップし、ドラックストアだけでなく、食品スーパー、コンビニにも十分対抗できる商品力の強さも大きなポイントです。一方、BS、貸借対照表の方ですが、自己資本比率が昨年の45.5%から51.7%へと大きく改善し、財務基盤が強化されています。有利子負債が84.2%と約10億円削減し、買掛金も86.9%と約150億円削減し、負債を大きく圧縮しています。特に、コスモス薬品は買掛金が総資産の37.1%と、他社、他の業種とも比べ、大きな比重を占めていますので、今期の改善は財務構造を大きく変え、安定化が一段と進み、競争力を財務面からも補強したといえます。これを受けて株価の方ですが、この数週間株価は下げていましたが、この決算発表後、株価は反転しており、投資家は買いと判断したといえます。ただ、現状、ボリンジャーバンドの下値圏に近い位置にありますので、今後の展開が気になるところです。現状、株価は16,590円、PERは30.16倍、PBRは3.98倍、時価総額、約6,600億円が純資産の約4倍ですので、投資家の期待は極めて高いといえ、割り高感が強い株価といえます。コスモス薬品、今期も怒涛の出店による成長戦略と財務改善を同時に図ってゆくと予想され、本決算がどのような数字で落ち着くか、注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #コスモス薬品 

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April 15, 2021

大黒天物産、5月、第3四半期、増収、大幅増益!

PI研のコメント(facebook):
・大黒天物産が4/12,2021年5月期の第3四半期決算を公表しました。結果ですが、増収、大幅増益の好決算です。特に、営業利益は117.9%増、昨年の2倍強ですので、大きく改善しています。その要因ですが、原価が98.8%、経費が94.3%と、ダブルで利益を押し上げており、これが好決算をもたらしています。コメントでも、「ESLP(エブリデイ・セーム・ロープライス)による地域最安値価格を目指すことに加え、自社開発商品の中身を徹底的に「アナライズ」(分析)し改良を重ねた、「高品質・低価格」なラインナップを前面に打ち出して展開」と、価格訴求と高品質を追求した施策が大きいといえます。これを受けて、通期予想ですが、売上高が2.7%、営業利益が25.6%と控えめな数字ですが、これは、「2021年1月7日公表の業績予想を据え置いて」とのことで、実際は「計画を上回る水準で推移」とのことですので、恐らく、大きく予想を上回ってくるものと思います。一方、BS、貸借対照表の方ですが、自己資本比率が昨年の49.3%から57.6%へと大きく上昇、財務改善が進んでいます。これは、キャッシュを有利子負債と買掛金の削減に大きく振り向けたことが大きく、負債が圧縮されたことによります。したがって、この好決算の結果を財務改善に力を入れ、財務の安定化を図っているといえます。これを受けて、投資家はこの決算をどう判断したかですが、決算後、株価は上昇、売買高も大きく伸びていますので、買いと判断しています。この数週間、大黒天物産の株価は上昇基調で推移しており、特に、この数日、ボリンジャーバンドの上値圏にぶつかる勢いです。現状、株価は8,210円、PERは24.85倍、PBRは2.83倍、時価総額が純資産の約3倍ですので、投資家の期待値は極めて高いといえ、割り高感のある水準になっています。大黒天物産、本決算も好調さが予想され、株価もどこまで上昇するのか、その動向に注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #大黒天物産 

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April 14, 2021

ベルク、2月期本決算、増収、大幅増益!

PI研のコメント(facebook):
・ベルクが4/9に2021年2月期の本決算を公表しました。結果ですが、営業収益が18.5%、営業利益が14.0%となる増収増益の好決算です。ただ、これまで公表された食品スーパーの本決算とは違い、営業利益を営業収益が伸び率で上回っており、利益よりも成長性を重視している傾向が鮮明です。ベルクはこの1年間の売上速報を見ても、上場食品スーパーの中で唯一、客数が100%を超える企業であり、他社とは一線を画した経営戦略をこのコロナ下でも貫いた食品スーパーといえます。実際、CFを見ても、投資CFが昨年の123.4%と大きく増加、営業CFの80.7%を成長戦略に配分しており、成長性重視のキャッシュの割り振りであることがわかります。ここまで、この新型コロナウイルス感染症が猛威を振るった中で、この決断は他社では見られないといえます。さらに、財務CFも有利子負債の返済を増加させており、この時点で営業CFを上回るキャッシュの配分です。結果、現預金を若干取り崩していますので、それだけ、成長戦略を重視し、攻めの経営を貫いているといえます。BSを見ても、有利子負債が削減されており、結果、自己資本比率も改善しています。現預金が若干減少しているのは気になりますが、総資産の5.4%、しかも総資産が108.2%で増加していますので、財務は安定しています。これを踏まえて、通期予想ですが、今期は厳しい見方をしており、営業収入は-0.3%、営業利益は-5.2%です。さて、この決算を投資家はどう見たかですが、株価を見ると、決算発表は4/9の15時に公表されていますので、4/9の株価には反映されていませんが、ここ数日、横ばいで推移しています。したがって、4/12以降の株価にその判断が反映されますが、投資家が積極的に買いに入るのは難しい状況かと思います。ベルク、新年度も引き続き、成長戦略を堅持するのか、それとも利益改善に舵を切るのか、その経営戦略に注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #ベルク 

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April 13, 2021

ライフコーポレーション、2月本決算、増収、大幅増益!

PI研のコメント(facebook):
・4/9、ライフコーポレーションが2021年2月期の本決算を公表しました。結果ですが、営業収益が6.2%増、営業利益が97.3%増となる、増収、大幅増益の好決算となりました。営業利益が大幅増益になった要因ですが、原価、経費、双方が改善し、ダブルで利益を押し上げたことが大きいといえます。ただ、不動産収入、物流収入等のその他営業収入は99.3%と昨対を割り、トリプルでの利益改善にはならなかったといえます。結果、営業利益率は3.6%、昨年が2.0%ですので、178.1%の上昇、率でも高でも大幅な増益となりました。これを受けて、通期予想ですが、営業収益0.1%増、営業利益-29.6%増と、増収、減益の厳しい数値です。ただ、今年が異常といえますので、昨年と比べると、大きく増益ですので、新型コロナウイルス感染症の特需を除けば、実質、増益といえるかと思います。コメントでは、「今後、食品スーパー業界も、景気後退の影響を多分に受けることは避けられないと考えています。」と、慎重な見方をしています。一方、CF、BSですが、今期は投資CFが昨年の128.1%と増加しており、積極的な投資をしています。新規出店として、8店舗を展開しており、中でも「ビオラル丸井吉祥寺店」は、「ナチュラルスーパーマーケットの首都圏1号店」ですので、新業態の開発にも挑戦しています。また、財務CFでは、昨年同様、借入れの削減を図っています。結果、BSでは、有利子負債が減少し、自己資本比率が改善しています。これを受けて、株価の方ですが、4/9の決算発表が金曜日ということもあり、投資家の判断は来週となるといえますが、ここ数週間の動向は横ばいといえ、週明け、投資家がどうこの決算を評価するか、気になるところです。ライフコーポレーション、今期は、Amazonプライム会員向けサービスも本格的な展開がはじまりましたので、今後、リアルとECを含め、どのような成長戦略を打ち出すのか、その動向に注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #ライフコーポレーション 

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April 12, 2021

USMH、2月期本決算、増収、大幅増益!

PI研のコメント(facebook):
・USMHが4/8、2021年2月期の本決算を公表しました。USMHはマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東が合併してできた食品スーパーマーケット連合です。その結果ですが、営業収益が6.1%増、営業利益が104.4%増と、増収、大幅増益の好決算となりました。特に、当期純利益は536.7%と、異次元の利益です。コメントでも「食品を中心とした生活必需品は堅調に推移」した中、「家庭内喫食の高まりに対応したメニューレシピの提供や品揃えの強化」を進めたことが大きいといえます。原価、経費、双方改善しており、ダブルで利益を押し上げています。たた、不動産収入、物流収入等のその他営業収入は91.8%と昨年を下回っており、トリプルでの利益改善にはなりませんでしたが、好決算です。これを受けて、通期予想ですが、営業収益は-0.9%、営業利益は-32.0%と、減収減益予想であり、厳しい見方をしています。コメントでも「変異種の発生など現時点において収束の見通しが立たない状況」とのことで、今期、新型コロナウイルスの先行きが見通せないことが大きいと思われます。一方、CF、BSの方ですが、営業CFは183.7%と大きく増加していますが、投資CFは86.2%と抑制、営業CF比でも53.3%ですので、投資を抑制しています。また、財務CFは昨年のマイナスから一転、プラスに転じており、長期借り入れを増やし、キャッシュを確保しています。結果、BS、貸借対照表を見ると、自己資本比率が昨年の54.0%から52.0%へと若干減少、有利子負債の122.0%と増加しています。ここは投資を控え、借り入れを増やしてでも、キャッシュを確保することを優先しているといえます。これを受けて株価ですが、決算発表が4/8の15時ですので、翌4/9の株価は若干の上昇、投資家は積極的な買いに入っていませんが、冷静に先行きを見極めているようです。USMH、「首都圏は新型コロナウイルスの感染リスクが高いエリアであると同時に、肥沃かつ有望な市場」と、2面性がある難しい首都圏市場で、今後、どのような成長戦略を打ち出すのか、その動向に注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW 
            #カスミ #マルエツ  #マックスバリュ関東  

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April 11, 2021

イオン、2月期本決算、大幅減益、赤字決算!

PI研のコメント(facebook):
・イオンが2021年2月期の本決算を4/9に公表しました。結果は営業段階では大幅な減益となる厳しい決算となりました。さらに、当期純利益では377億円の赤字、親会社株主に帰属する当期純損失においては710.24億円となる厳しい決算となりました。P/Lを見ると、原価が101.3%と上昇、経費は97.1%と減少しましたが、その他営業収入が92.7%と大きく減少、結果、営業利益は率では2.0%、昨年が2.9%でしたので、高でも利でも大幅な減益となりました。これを受けて、通期予想ですが、一転、「さらなる収益性改善を進め、コロナ前の 2020 年2月期の水準にV字回復する見通し、・・」とのことです。一方、CFとBSですが、営業CFは減少、投資CFは新店開発関連は抑制しましたが、金融関係、有価証券の取得は積極的な投資を実施しています。イオンは連結に金融事業も含まれますので、特に、CF、BSを見る時は注意が必要です。また、財務CFですが、昨年よりは抑制していますが、借入を増やしています。結果、BSでは、有利子負債が104.7%と増加、3兆円を超える巨額な負債となっています。自己資本比率も減少、金融を除いても15.3%ですので、かなり厳しい財務構造といえます。各事業別に見ると、柱のGMSが営業損失、SMとドラックストアは堅調ですが、金融が苦戦しており、業態による明暗が大きく分かれたといえます。これを受けて、株価の方ですが、決算発表があったのが17:30ですので、4/9時点の株価には直接反映されていませんが、この1週間下がっています。来週、投資家がこの決算をどう判断するか、気になるところです。イオン、新型コロナウイルス感染症の先行きが見えない中、今後、どう財務を立て無し、成長戦略を打ち出してゆくのか、その動向に注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #イオン 

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April 10, 2021

株価速報、食品スーパー、4月9日、堅調!

PI研のコメント(facebook):
・4/9の食品スーパー、33社、今週からアイスコが加わり、1社増えましたが、株価速報です。この日ベスト5は、大黒天物産5.8%増、ライフコーポレーション2.4%増、USMH2.3%増、ヤオコー2.1%増、そして、いなげや1.7%増です。全体平均は2,521円、0.7%増と微増ですが、先週のベスト5と比べると、伸び率が高く、堅調な株価といえます。現在、2021年2月期の本決算の公表がはじまり、株価が大きく動いています。先週と比べると、全体的には下がった株が多いといえますが、2社、突出して伸びた企業があります。大黒天物産とヤオコーです。特に、大黒天物産は今週No.1でもあり、投資家の注目が集まっています。実際、過去9ケ月間の株価の推移を見ると、特に、この数週間は大きく株価が上昇しており、投資家の関心が高いことがわかります。大黒天物産は5月期決算ですので、本決算の公表はまだ先ですが、投資家からの期待感が高いといえます。今週の全33社ですが、6番目はトーホー、7番目はリテールパートナーズ、8番目はJMHD、9番目はエコス、そして、10番目はオーシャンシステムです。23番目までがプラスですので、堅調な株価といえます。ちなみに、今週から登場したアイスコですが、22番目、0.0%増です。食品スーパー、来週も2月期本決算の公表が続きますが、投資家がどう評価するか、今後の2月期決算企業の決算発表に注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #株 

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April 09, 2021

セブン&アイH、2月期本決算、減収減益!

PI研のコメント(facebook):
・セブン&アイHが4/8、2021年2月期の本決算を公表しました。新型コロナウイルス感染症の影響がどう決算に影響したか、注目の決算です。その結果ですが、営業収益が-13.2%、営業利益が-13.7%と、大幅減収、大幅減益の厳しい決算となりました。大幅減収となった要因は海外コンビニエンスストア事業が-20.0%、百貨店事業が-26.4%、専門店事業が-22.3%と、この3事業が特に厳しい結果となり、全体に影響を与えたためです。いずれも、新型コロナウイルスの影響をダイレクトに受けた事業といえます。一方、大幅減益になった要因ですが、百貨店事業と専門店事業が赤字となり、これが減益の直接の要因といえます。ただ、スーパーストア事業は39.3%増と、大きく伸びており、食品がメインのヨークベニマル、イトーヨーカ堂等が貢献したといえます。原価、経費の面で見ると、原価は96.8%と改善、経費が114.4%増と大きく増加、ただ、その他営業収入は112.0%と大きく増加しており、率では差し引き101.8%と、若干のプラスとなっています。高では厳しい結果ですが、率ではプラスという営業利益の結果です。これを受けて、通期予想ですが、今期は大型M&A、アメリカのセブンイレブンがMarathonPetroleumCorporation社の買収に入っていますが、現時点では取引の完了が遅れているとのことで、未定となっています。一方、CF、キャッシュフローと、BS、貸借対照表ですが、この大型M&Aもあったことにより、財務構造が激変しています。多額の短期借入、社債の発行があり、財務CFが昨年のマイナスから一転、大きくプラスとなり、投資CFも営業CFの123.9%と異常値となっています。BSでも自己資本比率が減少、有利子負債は2兆円近くに上昇、現金も2兆円を超え、異常値です。それだけ、このM&Aはセブン&アイH全体の財務構造に大きな影響があったといえます。さて、これを受けて、投資家はこの決算をどう評価したかですが、決算発表の4/8は15時に決算結果が公表されたため、株価には反映されていませんが、翌日、4/9の株価は大きく下げていますので、投資家は売りと判断したといえます。セブン&アイH、今期の決算は厳しい結果となりましたが、来期、新型コロナウイルス感染症の終息が見えない中、どのように収益改善をはかってゆくのか、その動向に注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #セブンイレブン 

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April 08, 2021

ウエルシアH、2021年2月本決算、増収増益、1兆円へ!

PI研のコメント(facebook):
・ウエルシアHが4/7、2021年2月期の本決算を公表しました。結果は増収増益の好決算となりました。経費は若干上昇しましたが、原価がそれ以上に改善、利益を押し上げたといえます。特に、今期は新型コロナウイルス感染症により、「感染症予防対策商品や食品等の需要増により売上高は好調に推移」したことが寄与したと思われます。これを受けて通期ですが、増収増益予想であり、今期の売上高が9,496億円ですので、いよいよ、1兆円が射程に入ったといえます。一方、CF、キャッシュフローとBS、貸借対照表の方ですが、今期は好決算であるにも関わらず、仕入債務が昨年の22.7%と減少、結果、営業CFが66.1%と減少しました。結果、投資CF、財務CFへ十分なキャッシュを配分できず、どちらも抑制したキャッシュの配分といえます。BSでは、有利子負債が増加、現預金は増加しましたが、自己資本比率はほぼ昨年と同じ水準となりました。今期のウエルシアHですが、新規出店もさることながら、M&Aも積極的に進め、よどや24店舗、クスリのマルエ59店舗などを子会社化し、店舗数を増やしています。結果、総店舗数は2,217店舗となり、来期も積極的な新店開発に取り組むとのことです。これを受けて株価ですが、決算発表が15時ということもあり、4/7時点の株価には反映されいませんが、現状3,870円、PER31.94倍、PBR4.65倍と、高い水準であり、割高感のある株価となっています。明日以降、投資家がこの本決算をどう評価するか、気になるところです。

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April 07, 2021

サンエー、2021年2月本決算、増収減益!

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・サンエーが4/6,2021年2月度の本決算を公表しました。結果は営業収益が1.7%増、営業利益が-13.9%減と、増収減益の厳しい決算となりました。食品スーパー全体は今期は好調な決算が多い中、サンエーは食品スーパーに加え、GMS、SC、外食、ホテル、そして、コンビニ等、幅広く様々な業種を展開していますので、総合的には厳しい1年になったといえます。P/Lを見ると、原価が若干上昇、経費は減少しましたが、不動産収入や物流収入のその他営業収入が減少、結果、営業利益が4.8%と昨年の5.7%から下がり、減益と厳しい結果となりました。これを受けて、通期ですが、営業収益2.3%増、営業利益2.7%増と、増収増益と、今期と一転、特に、利益が回復する予想です。また、中間決算の通期も同様に増収増益予想ですので、来期は堅調な増収増益の決算が予想されます。一方、CF、キャッシュフローとBS、貸借対照表ですが、今期は投資CFを営業CFの32.7%と抑制、財務CFは営業CFの約10%と横ばい、結果、現金が営業CFの56.5%とキャッシュの確保を最優先しています。これがBSにも反映、自己資本比率は73.3%と極めて高い水準を維持、現預金は昨年の138.4%と大幅増、しかも、総資産の23.0%と、豊富なキャッシュを確保しています。それだけ、新型コロナウイルス感染症の影響により、先行き不安の中、投資を抑制し、キャッシュの確保を重視した安定した堅固な財務基盤を構築したといえます。実際、今期は8月に「石川シティ」1店舗のみの新規出店であり、投資を極力抑えていることがわかります。さて、これを受けて、株価ですが、残念なながら決算発表が15時であったため、この日の株価には直接反映されていませんが、ここ数週間、株価は上昇基調で推移していましたが、この数日、やや下がっているのが気になるところです。現状、株価は4,595円、PERは22.30倍、PBRは1.16倍ですので、ほぼ、食品スーパー業界平均に近いですが、やや高めですので、若干、割高感がある株価といえます。明日意向、投資家がこの決算をどう評価し、買いに入るか、売りに出るか、今後の投資家の動向に注目です。

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April 06, 2021

オークワ、2021年2月本決算、増収、大幅増益!

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・オークワが4/5、2021年2月期の本決算を公表しました。結果ですが、営業収益が5.2%増、営業利益が127.5%増となる増収、大幅増益の好決算となりました。営業利益が大幅増益になった要因ですが、原価、経費、双方が改善し、ダブルで利益を押し上げたことが要因です。ただ、不動産収入、物流収入等のその他営業収入は若干のマイナスとなり、率では高に比べ、やや減少しましたが、それでも昨年の2倍以上の利益であり、好決算です。気になるのは、通期予想です。本決算ですので、中間、通期双方を公表しますが、どちらも、減収、大幅減益であり、来期は厳しい見方をしています。株価を見ると、4/5は13時にオークワの決算発表があったことから、投資家が大量に売りを入れており、株価が下がっています。やはり、この通期予想が嫌疑されていると思われます。一方、CF、キャッシュフローとBS、貸借対照表のの方ですが、好決算を背景に営業キャッシュフローが143.4%と大きく増加、約140億円のキャッシュを生み出しています。その配分ですが、投資CFに36.6%、財務CFに47.3%、残り16.1%を現金として確保しています。BSにもこれが反映され、有利子負債が削減、現預金が増加していますので、自己資本比率が56.2%と昨年の54.9%よりも改善しています。新型コロナウイルス感染症の影響が経営戦略にも色濃く反映されているといえ、ここは攻めよりも守りを重視し、現金を温存する経営判断をしたといえます。コメントでも新店は地元、和歌山県ではなく、新たなドミナント地区の愛知県、静岡県に出店しており、既存店のスクラップ&ビルドも積極的です。オークワ、今期は空前の好決算でしたが、来期は厳しい経営環境が予想され、引き続き、守りを重視させざるを得ない経営が続くと思われます。来期、どこまで守りを固め、どこで反転、攻めに転じるか、その動向に注目です。

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April 05, 2021

平和堂、2021年2月本決算、増収、大幅増益!

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・平和堂が4/2、2021年2月度の本決算を公表しました。結果は増収、大幅増益となる好決算となりました。特に、利益はいずれの段階でも大幅増、営業利益35.2%増、経常利益32.3%増、当期純利益60.5%増となりました。その要因ですが、原価は0.0%増と横ばいでしたが、経費が96.6%と、昨年の経費比率が33.9%でしたので、32.8%へと1.1ポイントマイナスと、大きく改善し、これが利益を押し上げたといえます。たた気になるのは、営業収益が1.3%増と微増であり、成長性には課題を残した決算といえます。平和堂は今期、新店よりも既存店の改装に力を入れており、コメントでも、「既存店の活性化を積極的に進め、お客様のご期待にお応えする商品や売場展開、サービスの向上に努め、・・」と言及しています。これを受けて、通期ですが、営業収益1.3%増、営業利益17.5%増と、今期程ではありませんが、増収増益予想です。一方、CF、キャッシュフローとBS、貸借対照表ですが、営業CFは好決算が寄与し、186.4%と大きく増加しています。これをどう投資CFと財務CFに配分したかですが、投資CFには36.8%、昨年対比では54.5%と半減、投資を控えています。これに対して財務CFの方ですが、43.3%と投資以上にキャッシュを配分、短期借入金を削減し、財務の安定化をはかっています。結果、BS、貸借対照表では自己資本比率が改善、キャッシュも126.4%と大きく増加しています。今期の好決算を受けて、投資を抑制し、既存店の活性化に注力し、財務改善に厚くキャッシュを配分し、今後の新型コロナウイルス感染症の拡大に備え、万全の体制を敷いたといえます。これを受けて、株価の方ですが、決算発表の日、14時までは低調な株価でしたが、決算が公表されると株価は急騰、投資家は買いと判断したといえます。現状、2,342円、PERは18.61倍とやや高めですが、PBRが0.76倍と、1.0倍を下回っており、割安感があることも株価急騰の要因かと思われます。平和堂、今期は守りを固めたといえ、来期、成長戦略に転換するのか、それとも、引き続き、体制を固めるのか、新型コロナウイルス感染症の状況にもよると思いますが、その動向に注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #平和堂 

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April 04, 2021

新店速報、HC、DS等、2月度、9店舗!

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・新店速報、ホームセンター、ディスカウントストア等の2021年2月度です。4/1に経済産業省が公表した大規小売店舗立地法にもとづく、1000平米(300坪強)の新店ですが、ここでは、食品スーパー、ドラックストアを除く、小売業、ホームセンター、ディスカウントストア、家電、家具等となります。その結果ですが、全部で9店舗です。ディスカウントストアのダイレックスが3店舗、西松屋1店舗、エディオン1店舗、東京インテリア家具1店舗、ビバホーム1店舗、ケーズデンキ1店舗となります。食品スーパー、ドラックストアがこの2月度は13店舗づつでしたので、やや少ない店舗数といえます。では、昨年の4月からこの2月までの累計で、3店舗以上ですが、最多はダイレックス16店舗、ついでニトリ8店舗ケーズデンキ7店舗、コメリ6店舗、コーナン商事4店舗、ビバホーム3店舗、ナフコ3店舗となります。こう見ると、ホームセンターが多いといえ、食品スーパー、ドラックストア以外ではホームセンターの成長性が高いといえます。ついで、2店舗も見ておきたいと思いますが、東京インテリア家具2店舗、ネクステージ2店舗、カインズ2店舗、エディオン2店舗、アクアイグニス2店舗となります。ここでもホームセンターが見られ、食品スーパー、ドラッグストアを除くとホームセンターが成長業種といえます。次回、3月度、今年度最終月となりますが、各社の新店の動向に注目です。

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April 03, 2021

株価速報、食品スーパー、4月2日、低調!

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・4/2の食品スーパーの株価速報です。いよいよ、食品スーパーの2月期の本決算の公表がはじまり、4/2には平和堂が本決算を発表、株価が急騰しています。食品スーパーの大半は2月期決算ですので、今後、続々と本決算の公表がはじまります。さて、4/2の株価ですが、ベスト5はライフコーポレーション2.6%、アクシアルリテイリング1.6%、イオン1.1%、エコス0.8%、USMH0.7%でした。先週と比べて見ると、全体的に低調といえ、株価が伸び悩んでいるといえます。集計企業、全32社をみても、4番目で1.0%を切っており、0.0%は19番目です。投資家からは積極的な買いが見られない状況といえます。先週と今週を個々の企業で比較してみても、この傾向は鮮明であり、大半が先週の株価を大きく下回っています。このような中で、先週と比べ、株価を大きく伸ばした企業はアオキスーパーと神戸物産であり、この2社が突出しています。そこで、ここではアオキスーパーについて、さらに掘り下げてみます。過去9ケ月間のアオキスーパーの株価の推移を見ると、大きな波を打っています。直近では、この数週間上昇基調であり、特に、4/2はボリンジャーバンドの上値圏にぶつかる勢いで上昇しています。アオキスーパーの決算発表は4月中旬ですが、現状を見る限り、上昇傾向が見られますが、今後、投資家がどう判断するか、気になるところです。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #株価 

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April 02, 2021

新店速報ドラックストア、2月度、13店舗!

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・2021年2月度のドラックストアの新店情報です。4/1に経済産業省が公開した2月度のドラックストアの新規出店は全部で13件でした。食品スーパーも13件ですので、奇しくも同じ新店数となりました。その内訳ですが、コスモス薬品5店舗、クスリのアオキ3店舗、ツルハ3店舗、スギ薬品1店舗、カワチ薬品1店舗の合計13店舗です。ここでの店舗は大規模小売店舗立地法に基づき、1000平米(300坪強)以上ですので、それ以下の規模のドラックストアは含まれていません。ドラックストアは小規模店舗も多いことから、実際にはさらに多くの新店がこの2月にはあると想定されます。2月度の新規出店は以上ですが、昨年4月からの累計を見ると、ドラックストアは大手に偏った新店状況であることが鮮明です。その結果ですが、コスモス薬品が69店舗、毎月、約5店舗の新規出店を続けており、全小売業の中でも最多の店舗数となっています。ついで、クスリのアオキの37店舗、ドラックストアモリの20店舗と続き、この3社でドラックストアの大半の新規出店を占めています。これ以外の企業ですが、ツルハ12店舗、ウエルシア薬局7店舗、ザクザク5店舗、以上が3店舗以上のドラックストアです。ドラックストアは新規出店意欲が旺盛であり、この新型コロナウイルス感染症の厳しい環境の中でも積極的な成長戦略を打ち出しており、小売業の中でも成長著しい業態といえます。来月以降も各社の新店戦略に注目です。

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April 01, 2021

新店速報、食品スーパー、2月度、13店舗!

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・4/1、経済産業省が2021年2月度の新規出店の届け出状況を公表しました。食品スーパーは全部で13件でした。ここでいう新店は大規模小売店舗立地法にもとづくものですので、1,000平米(300坪強)以上の店舗となります。したがって、これ以下の大きさの店舗は含まれていません。その13店舗ですが、ベルク2店舗、トライアルカンパニー2店舗と複数店舗はこの2社のみです。ついで、各1店舗づつですが、フレスコ、とりせん、やましろや、マルト、ヨークベニマル、マックスバリュ西日本、西友、ヨーク、マルナカとなります。ちなみに、2月度に新規出店を届け出ると、オープンは約8ケ月後、10月頃となります。では、この2月度を含み、昨年の4月からの11ケ月間の累計を店舗数の多い企業順に見てみると、ハローズ6店舗、ヤオコー5店舗、ヨークベニマル4店舗、マルハチ4店舗、ベルク4店舗、トライアルカンパニー4店舗、イオンリテール4店舗、ライフコーポレーション3店舗、マックスバリュ西日本3店舗、大黒天物産3店舗、コストコ3店舗、カネスエ商事3店舗、エブリイ3店舗、イオン九州3店舗、アルビス3店舗となります。以上が3店舗以上の企業ですが、最多のハローズが6店舗ですので、食品スーパーは多くても2ケ月に1店舗の新規出店、平均すると年間数店舗が大半の企業の出店ペースといえます。さらに、2店舗ですが、マルト2店舗、フレッセイ2店舗、フジ2店舗、ニシムタ2店舗、東武ストア2店舗、ツルヤ2店舗、スーパーアルプス2店舗、サミット2店舗、かましん2店舗、オーケー2店舗となります。食品スーパー、今期は新型コロナウイルスの影響により、思うように新規出店が出来なかった企業が多いと思われますが、来期、どのような新規出店、すなわち、成長戦略を打ち出すのか、各社の動向に注目です。

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