アマゾン、第1四半期決算、大幅増収増益!
PI研のコメント(facebook):
・注目のGAFAMの一角、Amazonが4/29、2021年12月期の第1四半期決算を公表しました。結果は売上高が44%増、営業利益が122%増と、大幅、増収増益の好決算となりました。第1四半期、新年度に入り、新型コロナウイルス感染症の影響がどう影響するか、投資家が注目していた決算ですが、依然として、力強い成長力と収益力が継続していることを実証する結果といえます。その中身を見ると、Online Storeが41%増、AWSが32%増と、主力部門の伸びが著しい結果となっています。また、1億5千万人を超えたというアマゾン プライムも34%と高い伸びとなっています。ただ、Physical Store、ホールフーズマーケットやアマゾンGO等は-16%と、明暗が分かれたといえます。P/L、損益計算書を見ると、売上高は10兆円強と四半期で10兆円を優に超えており、巨大な規模へと成長しています。原価98%、経費95%と、ダブルで利益を押しあげており、営業利益も昨年の5.3%から8.2%へ155%増と、好調な決算です。一方、CF、キャッシュフローの方ですが、営業CFも7兆円を超え、169%と大きく増加しています。これを投資CFへ88.4%と大半を配分しており、財務CFへは3%、残り9.9%を現金として内部留保に当てています。それにしても、投資CFの中身を見ると、有形固定資産へ67.6%ですが、それ以上に文字通り株式などの投資へ107.3%を配分、ここが投資CFの最大規模の項目となっています。また、株式等を売却してキャッシュを84.0%取得しており、これを見ると、キャッシュを財テクに運用し、巨額のキャッシュを生み出しています。いずれにせよ、四半期で約7兆円規模のキャッシュを投資を含め、運用しているといえます。これを受けて、BS、貸借対照表の方ですが、総資産は約30兆円となっており、今期は好決算により利益剰余金が増加し、純資産比率が昨年の29.1%から32.0%へと増加、財務の改善も進んでいます。さて、投資家はどうこの決算を評価したかですが、決算発表のあった4/29は売買高が大きく上昇、株価は上昇しています。投資家は買いと判断したようです。現状、株価は3,471.3ドル、PERは81.4倍と異常値、PBRも18.7倍と、こちらも異常値です。株価は割高感のある水準ですが、まだ株価は上昇しており、それだけ、投資家からの期待は高いといえます。Amazon、この勢いはまだつづきそうな今回の好決算ですので、次回、中間、どこまで収益を伸ばすか、その動向に注目です。
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