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June 04, 2021

まいばすけっと、AI導入に着手、パン売場でPoC!

PI研のコメント(facebook):
・Microsoft最新ニュースが6/1、興味深い記事を配信しました。見出しは、「利益を上げるための店舗改善にデータ/AIを活用するまいばすけっとの取り組み」です。まいばすけっとは現在930店舗になったそうで、年間100店舗ペースで成長を続けているそうです。そのまいばすけっとがMicrosoftのAzureを活用し、AIへ挑戦しているという内容です。小売業界は現在、様々な企業がAIの導入に取り組んでいますが、まいばすけっとの取り組みは小売業がどのようにAIを活用するかを検討する上で、参考になるといえます。この記事によれば、PoC(概念検証:スモールスタートでの実証実験)を川崎チネチッタ通り店のパン売り場でスタートしたとことです。AIはPDCAよりも、PoCの方が実態を表しているといえます。その理由は、様々なすばやい試行錯誤が必須であり、しかも、実践に加え、机上での概念検証、学習データの試行錯誤、細かい修正等が必要であり、実践で結果を出す前に、机上での試行錯誤、まさに概念検証が重要な判断基準となる場合が多いからです。この記事でのまいばすけっとの事例を見ても、1店舗で、パン売り場のみでPoCを取り組んでおり、様々な試行錯誤を繰り返しています。「最終的には発注の改善にフォーカス」とのことですが、ここへたどり着くまでに、様々な取り組みを試すPoCを繰り返しています。「映像をもとに AI を活用して、棚の状態を簡易に評価・点数化するシステム」、「AI を活用して、パン棚の「あれやすさ」の状態の定量化、売上実績、廃棄等のバランスを考慮した利益の追求」、「最終的には売れる数が急激に落ちる売り場状態のしきい値を特定することを目的とし、・・」などです。小売業にとって、AIの導入はこれまでのやってみて、結果から次のステップへゆくというPDCAから、やる前に様々なPoC(概念検証)をAIでスモールスタートで事前検証する転換が必須といえます。その意味で、このまいばすけっとの取り組みは、小売業が今後、AI導入する上において参考になる事例かと思います。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #まいばすけっと  

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