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September 08, 2021

オーケーvs関西スーパーマーケット、CF、BS、3年比較!

PI研のコメント(facebook):
・オーケーvs関西スーパーマーケット、財務3表連環分析、新企画、主要徹底比較の続きです。前回、P/Lについて取り上げましたので、今回はCF、BSについて取り上げます。まずは、CFですが、営業CFを見ると、オーケーは約350億円に対して、関西スーパーマーケットは約40億円となります。規模で、約9倍となります。では、このキャッシュを投資CFと財務CFにどう配分しているかですが、両企業とも、投資CFへは約50%です。一方、財務CFへは大きく違い、オーケーは約15%ですが、関西スーパーマーケットは約60%です。したがって、オーケーは約40%のキャッシュを内部留保に振り向けていますが、関西スーパーマーケットはほぼプラスマイナス0となっています。結果、両企業の経営戦略の違いが鮮明です。オーケーは投資を控え、財務改善をやや抑制し、キャッシュを蓄積しているのに対し、関西スーパーマーケットは投資をオーケー同様、抑制し、財務改善に厚くキャッシュを配分しています。結果、BSを見ると、オーケーは異常値ともいえる現預金が積み上がり、関西スーパーマーケットは純資産比率が高くなり、安定した財務基盤を確立しています。ちなみに、オーケーの現預金ですが、総資産比約40%、これは業界屈指の高さであり、異常値です。金額でも約1,200億円と巨額のになっています。今回、オーケーは関西スーパーマーケットへ株価2,250円でのTOBの構えを見せていますが、株式発行総数が約3,000万株ですので、その金額は約600億円強となります。したがって、この現預金の約50%ですので、すでに、キャッシュの準備ができているともいえます。しかも、過去3年間の現預金の推移を見ると、年々積み上げており、M&Aに備えてきたともいえます。ただ、結果、負債が総資産比約30%強とここが高いのが気になるところです。一方、関西スーパーマーケットは有利子負債を年々削減しており、0に近づき、これが純資産比率60%強という高さにつなげています。こう見ると、ここからも経営戦略の違いが鮮明で、オーケーは投資を抑制し、財務基盤の安定よりも、機動的なキャッシュの確保を優先しているのに対し、関西スーパーマーケットは、投資を抑制しつつ、財務基盤の安定にキャッシュを振り向けているといえます。来月、関西スーパーマーケットの臨時株主総会が開かれる予定ですが、結果し次第ではオーケーのTOBがはじまるといえ、株主がどのような決断をするか、その動向に注目です。

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September 8, 2021 |

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