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December 2021

December 31, 2021

オークワ、第3四半期決算、減収、大幅減益!

PI研のコメント(facebook):
・オークワが12/27、2022年2月期の第3四半期決算を公表しました。結果ですが、営業利益が-4.5%減、営業利益が-36.9%減と、減収、大幅減益となる厳しい決算となりました。特に、営業利益が大幅な減益になった要因ですが、原価が100.2%、経費も103.4%と、ダブルで利益を圧迫したことが大きいといえます。ただ、不動産収入や物流収入などのその他営業収入は104.6%と増収となりましたが、結果、営業利益率は1.8%、昨年が2.7%でしたので、率でも66.2%と、大幅な減益となりました。これを踏まえて通期予想ですが、営業収益が-3.3%、営業利益が-38.8%と、減収、大幅減益の厳しい予想です。進捗率も70.5%、71.4%ですので、さらに、下がることも懸念され、厳しい状況といえます。一方、BS、貸借対照表ですが、自己資本比率が58.4%、昨対103.9%と改善しています。特に、有利子負債が87.8%と負債が改善しています。これに対して、資産ですが、今期は2店舗の新規出店と、新規出店に関わる資産は微増と、成長戦略を抑えています。したがって、成長よりも財務改善を優先したキャッシュの配分といえます。では、この決算を投資家はどう見たかですが、決算発表のあった12/27の翌日、12/28の株価は横ばい、その後も横ばいで推移しており、投資家は冷静に今後のオークワの動向を見極めているといえます。現状、株価は954円、PERは20.92倍と高めですが、PBRが0.53倍と、純資産が時価総額を上回るという逆転現象が起こっています。したがって、株価は割安感がある水準といえます。オークワ、今期は厳しい決算となりそうですが、財務の改善は進んでおり、課題の成長戦略をどう推し進めてゆくのか、今後の動向に注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #オークワ 

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December 30, 2021

見える化シリーズ、消費者物価指数、2021年11月!

PI研のコメント(facebook):
・見える化シリーズ、今回はCPI、消費者物価指数を取り上げます。以前、家計調査について見える化に挑戦しましたので、今回はCPIとなります。どちらも、公表データは数表で公表されますので、この数表を一旦、前処理し、見える化に連動させる加工が必須となります。数表を見える化するには、常に、この作業が必須ですが、前回の家計調査でほぼノウハウはできましたので、今回はスムースに進みました。結果、1枚にすべてのデータが見える化でき、しかも、一瞬の内に特徴を掴むことができました。今回は2021年11月度のデータですが、上昇項目と加工項目がその絶対値の大きさの四角形で示し、プラスは明るい色、マイナスは暗い色で示しましたので、一目瞭然です。結論は光熱・水道と交通・通信で明暗が分かれ、しかも、この2つが全体に大きな影響を与えた部門となりました。ついで、教養娯楽、食料がプラス要因です。したがって、この4部門のみ、この11月度は注意が必要であり、この4部門を掘り下げて、どの項目が各部門に影響を与えているかをさらに見える化すれば、数枚で全体像と特徴を掴むことが目で見て可能となります。データは、その数字どうしを比較し、そこから全体像を理解することも重要ですが、一方で、一瞬の内に見える化により、全体像をつかむことも重要といえます。今後も、様々なデータの見える化を試み、工夫をこらし、一瞬で全体をつかめるような表現を心がけてゆきたいと思います。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #見える化 

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December 29, 2021

決算書に見るオーケーの強さ、プランB?

PI研のコメント(facebook):
・12/20にオーケーが2022年3月期の第2四半期決算を公表しましたが、その内容を見ると、改めて、関西スーパーマーケットへのM&Aを周到に進め、しかも、プランBが準備されていることも垣間見られます。オーケーの最大の強さはキャッシュにあるといえます。食品スーパーの現預金は総資産比5%前後ですが、オーケーは約40%と異常値です。しかも、その金額はこの中間決算では1,400億円を越えており、食品スーパーのNo.2のアークスの2倍以上と、これも異常値です。さらに、この3年間、現金を積み上げてきており、この中間では営業CFの約75%を現金として積み上げています。結果、この中間決算では投資、財務ともに抑制していますので、キャッシュ優先の経営を貫いてきたことが伺えます。これはひとえに、関西スーパーマーケットへのM&Aの準備ともいえ、そのための周到かつ慎重かつ大胆な準備をしてきたと思われます。ちなみに、最高裁判所が関西スーパーマーケットの主張を認めなければ、オーケーのM&Aが実施されていた可能性は高く、その場合、このキャッシュの約700億円が充てられたといえます。それでもキャッシュは半分残りますので、その後の財務基盤も盤石な状況であったと思われます。ただ、現実は、最高裁判所が関西スーパーマーケットの主張を認めましたので、オーケーは手を引くことになりましたが、結果、キャッシュは確保されましたので、そのキャッシュの活用が今後の焦点となります。ちなみに、約700億円を成長戦略に充てるとすると、物流センターと約50店舗の新店を出店することが計算上可能となりますので、これが恐らく、オーケーのプランBではないかと想像されます。こう見ると、今回の関西スーパーマーケットへのM&AはプランBを持った、キャッシュに裏付けされた提案であったといえ、ここにもオーケーの強さが見られます。来期、オーケーがどのような成長戦略を打ち出すのか、特に、関西市場へいつどのように参入するのか、注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #オーケー 

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December 28, 2021

オーケー、2022年3月期、中間決算、増収増益!

PI研のコメント(facebook):
・オーケーが12/20、2022年3月期の第2四半期決算を公表しました。結果は売上高が2.0%増、営業利益が1.1%増と、微増ですが、増収増益の好決算となりました。原価が99.6%と改善しましたが、経費が102.1%と上昇、結果、営業利益は6.6%、昨対99.1%と、率では微減となりました。それにしても、オーケーの経費比率は上昇したとはいえ、17.4%と、食品スーパー業界屈指の低さであり、これが「高品質、Everyday Low Price」を進める原動力となっています。決算書ではオーケーの商品売上高が公表されていますが、これを見ると、冷食品が25.0%と極めて高く、一方、生鮮が33.9%と若干低いのが気になるところです。一方、CF、キャッシュフロー計算書とBS、貸借対照表ですが、営業CFは200億円を超え、昨対105.2%と好調です。これを今期は投資へ19.3%、財務へ9.6%と配分、結果、内部留保が75.0%と、今期はキャッシュの確保に手厚く配分しているのが特徴です。BSを見ると、現預金が113.8%と大きく増加、総資産比は42.2%、金額も1,400億円を超えています。この数字は食品スーパー業界でもどの指標も圧倒的なNo.1であり、それだけ、キャッシュを重視していることがわかります。その背景には関西スーパーマーケットへのM&Aに備えたことがあったと思われます。オーケーは2,250円の価格を提示していましたが、株式発行枚数は約3,000万株ですので、少なくとも約700億円を用意する必要があり、そのためのキャッシュの蓄積と思われます。現預金以外では出店に関わる資産、土地、建物等ですが、この資産を自己資本で賄えるかを見た場合、現状27.3%対44.6%ですので、十分に自己資本で賄える範囲内です。一般的に食品スーパーの経営実態は、トントンか、むしろ、自己資本では賄えない場合の方が多く、ここからもオーケーの成長余力の高さが伺えます。オーケー、この豊富なキャッシュをもとに、今後のどのような成長戦略を打ち出すのか、次の一手に注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #オーケー 

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December 27, 2021

平和堂、第3四半期決算、増収増益!

PI研のコメント(facebook):
・平和堂が12/24、2022年2月期の第3四半期決算を公表しました。結果は営業収益が0.6%の微増、営業利益が7.7%増と、増収増益の決算となりました。増益になった要因ですが、原価が99.9%、経費が99.9%、さらに不動産収入や物流収入のその他営業収入が101.2%と、トリプルで利益を押し上げたことが大きいといえます。結果、営業利益が3.3%、昨年が3.0%でしたので、率でも107.2%と増益となりました。これを受けて、通期予想ですが、営業収益が1.3%、営業利益が17.5%と増収増益予想ですが、進捗率を見ると、68.0%、59.8%とやや低く、気になるところです。一方、BSの方ですが、自己資本比率は57.5%と安定しており、有利子負債も総資産の10.2%と落ち着いています。やや気になるのは、新規出店にかかわる資産、土地、建物等ですが、総資産の62.6%と自己資本比率の57.5%を超えており、新規出店が負債に若干依存する構造になっていることです。では、この決算を投資家はどう見たかですが、残念ながら、12/24以降の株価が現時点ではわからず、来週以降、どう株価が動くかが気になるところです。ただ、現状、株価は1,910円、PERは10.12倍、PBRは0.59倍と、どちらも低く、特に、PBRは1.00倍を下回っていますので、純資産が時価総額約1,100億円を上回るという逆転現象が起きており、株価は割安感のある水準で推移しています。平和堂、第3四半期は堅調な結果となり、次の四半期、課題の売上高をどのように伸ばしてゆくのか、その動向に注目っです。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #平和堂 

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December 26, 2021

アークランドサカモト、第3四半期決算、増収増益!

PI研のコメント(facebook):
・アークランドサカモトが12/21、2022年2月期の第3四半期決算を公表しました。いよいよ、食品スーパー業界の2022年2月期の第3四半期決算の公表がはじまりますが、そのかわきりとなるアークランドサカモトの決算です。結果ですが、売上高が159.5%増、営業利益が63.2%増と、大幅な増収増益となる好決算となりました。これは、2020年11月からビバホームが連結されていますので、その押し上げ効果が大きかったといえます。ちなみに、ビバホームはアークランドサカモトの売上高の70%強を占めますので、その影響がいかに大きいかがわかります。気になるのは原価が103.3%、経費が109.7%と大きく上昇し、営業収入の139.4%でカバーできす、営業利益が6.8%、昨年が10.8%でしたので、率では減益となったことです。また、BSも自己資本比率が25.8%と低く、有利子負債が総資産の53.5%と重く財務にのしかかっていることです。売上規模は大きく増加しましたが、財務は厳しい状況にあるといえ、今後、いかに、財務改善をはかってゆくかが課題といえます。株価を見ると、決算発表があった12/21以降、下げており、投資家は売りと見ているようです。現状、株価は1,592円、PERは3.31倍、PBRは0.66倍と、どちらも低く、特に、PBRが1.00倍を下回り、純資産が時価総額を上回るという逆転現象が起きており、株価は割安感のある水準といえます。アークランドサカモト、今後、いかに、財務の改善をはかってゆくか、本決算のゆくへと同時に、来期、そして、中長期の経営戦略をどう打ち出すかに注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #ビバホーム 

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December 25, 2021

株価速報、食品スーパー、2021年12月24日、低調!

PI研のコメント(facebook):
・12/24時点の食品スーパー33社の株価速報の解説です。この日、No.1は神戸物産6.3%と大きく上昇しました。12/14に2021年10月度の本決算が公表され、増収増益を投資家が買いと判断したことが大きいといえます。神戸物産は現在、株価が4,365円、時価総額が1兆円を超え、投資家からの熱い視線が注がれています。PER48.06倍、PBRは12.45倍と異常値、割高感がありますが、投資家は買いと見ているようです。No.2以下はマックスバリュ西日本、関西スーパーマーケット、マックスバリュ東海、バローHと続きます。さらに、リテールパートナーズ、ライフコーポレーション、ベルク、いなげや、USMHと、以上がベスト10となります。19番目のヤオコーまでがプラス、20番目のオリンピックからマイナスですので、約2/3がプラスとなりました。全33社の平均は2,243.86円、0.10%のプラスですので、低調な株価ですが、日経平均が-0.05%ですので、食品スーパーは健闘しているといえます。食品スーパー、いよいよ、年末商戦に突入ですが、業績をどこまでアップできるか、株価と同時にその動向にも注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #株価 

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December 24, 2021

スーパーマーケット販売統計調査、11月度、低調!

PI研のコメント(facebook):
・12/21、スーパーマーケット販売統計調査、2021年11月度が全国スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会の食品スーパーマーケット業界3団体から公表されました。結果は既存店が99.7%と微減、やや厳しい結果となりました。前月、10月度が100.2%と微増でしたので、失速感があります。このデータは、全国270社、8,298店舗のデータですので、全国の食品スーパーマーケットの実態に限りなく近いといえます。今月、11月度のキーワードですが、1.原材料価格の上昇、2.巣ごもり需要減少、業務用需要回復、3.年末年始予約好調の3つだそうです。生鮮3品の動向ですが、青果96.5%、水産97.3%、畜産96.8%と、いずれも昨対を割っており、青果は相場安、水産は巣ごもり需要の減少、畜産は価格の高騰による影響が大きかったとのことです。一方、惣菜ですが、全部門の中でも最も伸び率が高く、102.3%と好調でした。「通勤の再開などで夕方以降の人流が増加し、夜間売上が回復」、さらに、「正月のおせち予約注文が好調」だったそうです。日配、一般食品、雑貨ですが、こちらも98.8%、98.4%、97.5%と、いずれも昨対を割っています。日配は内食需要に減少傾向が見られ、一般食品は内食需要に落ち着きが見られたとのことで、いずれも、巣ごもり需要の減少が響いています。また、雑貨は「マスクやハンドソープ、除菌関連などの衛生用品で特需となった前年からの反動」が大きかったとのことです。こう見ると、惣菜以外はすべての部門が昨対を割っており、厳しい状況であったといえます。ちなみに、地方分類別では九州・沖縄地方が好調で、北海道・東北地方が低調と明暗が分かれました。また、保有店舗数別では10店舗以下の企業が低調で、それ以上の企業は堅調と、明暗が分かれました。食品スーパー、次月は、年間最大の売上げとなる年末商戦を迎えますが、どこまで、売上げの回復を図れるか、各社の動向に注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #スーパーマーケット 

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December 23, 2021

神戸物産、2021年10月期、本決算、増収、大幅増益!

PI研のコメント(facebook):
・12/14、業務スーパーの神戸物産が2021年10月期の本決算を公表しました。結果ですが、売上高が6.2%増、営業利益が14.5%増と、増収、大幅増益の好決算となりました。特に、利益に関しては、経常利益、当期純利益ともに、大幅増と、好決算となっています。原価は上昇しましたが、経費が69.7%と、大きく減少、これが利益を押し上げ、率でも7.5%、昨年の7.0%から107.8%増と、好決算となっています。ちなみに、通期予想ですが、売上高5.0%、営業利益5.4%と、増収増益と好決算を見込んでいます。コメントでも、新規出店が前年実績を上回ったとのことに加え、PB等の商品も好調で、既存店も堅調だったとのことです。一方、財務の方ですが、営業CFは108.8%、約200億円となり、これを投資CFへ81.9%、財務CFへ77.7%と、合計150%を超える多額の配分となっており、結果、内部留保を取り崩しています。それだけ、今期はキャッシュアウトが大きかったといえます。コメントを見ると、工場への設備投資、新社屋建設等への投資が大きかったとのことです。また、新店も純増71店舗、結果、総店舗数は950店舗になったとのことです。ちなみに、来期は1,010店舗を目標とのことで、いよいよ、大台の1,000店舗超えとなります。では、BSの方はどうかですが、土地、建物等の資産は増加しましたが、有利子負債の削減、利益剰余金の増加と財務改善が進んでおり、結果、自己資本比率は48.8%と昨年の39.0%から大きく改善しています。では、この好決算を投資家はどう見たかですが、決算の公表があった翌日、12/15、売買高は急上昇、株価も上昇し、その後も上昇していますので、投資家は買いと判断しています。現状、株価は4,140円、PERは45.58倍、PBRは11.81倍と、どちらも極めて高く、株価は割高感のある水準といえます。神戸物産、今期は好調な決算となり、来期も好調さが予想され、どこまで収益を伸ばしてゆくのか、その動向に注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #神戸物産 

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December 22, 2021

True Data 2022年3月期、中間、増収、赤字決算!

PI研のコメント(facebook):
・True Dataが12/16にマザーズに上場しました。その2日前の12/14に2022年3月期の第2四半期決算を公表しましたが、その結果は売上高が6.22億円、営業利益が-0.03億円と赤字決算となり、厳しい結果となりました。True Dataは、全国の食品スーパー、ドラックストア等の約6,000万人のID-POSデータを保有し、そのビッグデータを基盤に様々なサービスを展開しています。決算内容を見ると、消費財メーカー向けに「ドルフィンアイ」、「イーグルアイ」、小売業向けに「ショッピングスキャン」をサービス提供しており、その売上構成比が約80%を占めるとのことです。このストック型売上げが経営の根幹であり、これ以外でも様々なビッグデータと組み合わせたサービスを展開しています。さて、決算内容ですが、この中間決算は厳しい結果ですが、通期予想は売上高11.5%、営業利益0.0%と、ギリギリ黒字転換の予想です。ただ、営業利益は0.23億円ですので、依然として厳しい状況といえます。では、CF、キャッシュフロー計算書とBS、貸借対照表ですが、営業CFは0.52億円、これを投資へ23.1%、財務へ28.8%配分、残りの48.1%を内部留保として確保しています。この中間段階では投資を控え、財務を改善、内部留保を厚くしているといえます。BSを見ると、その理由が利益剰余金にあるといえます。この中間段階では6.25億円の累損を抱えており、これをカバーするために、資本金を11.60億円と膨らませていますので、財務改善と内部留保の充実が最優先の経営改題となっているといえます。ただ、資本金がほぼ売上高に匹敵するほど巨額となっいていますので、自己資本比率は62.5%と安定しています。では、この決算と上場を投資家はどう見たかですが、上場時、12/16の株価は1,835円でしたが、翌日、1,665円へと急落しており、投資家は売りと見ているようです。ちなみに、PERは853.85倍、EPSは2.0円ですので、異常値となっています。また、PBRも14.34倍と高く、株価1,665円は、この数値を見る限り、割高感のある水準といえます。True Data、当面、厳しい経営が続くといえ、巨額な累損をどう削減してゆくのか、既存サービスに加え、今後、新たな成長性の高いサービス開発をどう図ってゆくのか、注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #TrueData 

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December 21, 2021

コンビニ、売上速報、2021年11月、既存店ー1 7%!

PI研のコメント(facebook):
・コンビニ、売上速報、2021年11月度となります。12/20に一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会が公表した結果によれば、-1.7%と先月の-1.1%を下回る厳しい結果となりました。コメントでは、昨年のGo Toキャンペーンの反動が大きかったとのことで、全店、既存店ともに、昨年を下回りました。その中身ですが、客単価は0.3%と微増でしたが、客数が-2.0%と大きく下がり、これが売上高を押し下げた要因です。この11月度のコンビニの店舗数は55,928店舗ですが、伸び率はわずか0.04%ですので、新店による成長を目指すのは難しく、客数、客単価増が成長の要といえます。その客数が大きく落ち込み、客単価も微増ですので、コンビニの成長は厳しい局面に入ったといえます。ちなみに、ここでの集計企業ですが、セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パン、ローソンの7社です。参考に、ファミリーマート、ローソン、セブン-イレブン・ジャパンの3社について詳細を見てみると、全体の傾向同様、客数減が売上高を押し下げています。この3ケ月の推移を見ても、客数は昨対を下回っており、客単価も伸び悩んでいますので、厳しい状況といえます。コンビニ、当面、新店による成長戦略を打ち出すのは難しく、客数、客単価をどう引き上がてゆくかが課題となります。次回は12月、年末となりますが、どこまで売上高を改善できるか、その動向に注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #コンビニ 

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December 20, 2021

食品スーパー、売上速報、2021年11月、低調!

PI研のコメント(facebook):
・食品スーパーの2021年11月度の売上速報を集計しました。売上速報を公開している企業24社を集計しましたが、内、客数、客単価まで公開している企業は20社です。また、GMSタイプの食品スーパーは9社となります。この内、客数、客単価まで公開している20社のベスト10を見ると、昨対を越えたのはハローズの100.4%のみであり、以下、昨対をすべて割るという厳しい結果となりました。ちなみに、ベスト10ですが、ハローズ、ベルク、ライフコーポレーション、ヤオコー、マルミヤストアグループ、成城石井、マックスバリュ東海、ヨークベニマル、マックスバリュ関東、カスミとなります。昨年の動向と比べると、昨年は客単価が異常に上昇しましたが、今年は伸び悩み、さらに、客数も伸び悩んだため、売上が昨対を割るという結果となりました。ベスト10以降ですが、USMH、マルエツ、リテールパートナーズ、いなげや、丸久グループ、マルキョウグループ、アークス、ヤマザワ、マックスバリュ西日本と続きます。ちなみに、GMSタイプの食品スーパーですが、全体では99.7%と、食品スーパーよりも若干高い伸び率でしたが、厳しい数字です。No.1はサンエー、ついで、PLANT、イオンリテール、平和堂、イオン九州と続きます。食品スーパー、この11月度は売上高が失速しましたが、年末商戦となる次回、12月度、どこまで売上高が回復するか、注目です。

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December 19, 2021

ドラックストア、ホームセンター、11月度、売上速報!

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・売上速報、2021年11月度、ドラックストアとホームセンターの解説です。残念ながら、この2業態とも昨対を下回り、厳しい結果となりました。ドラックストアですが、98.7%となり、先月の100.2%、先々月の100.0%から一転、昨対を割りました。昨年が好調であっただけに、その反動も大きかったといえます。個々の企業で見ると、No.1のGenky Drug Stores105.2%、ウェルシアH102.8%、スギH101.0%、クリエイトSDH100.3%と、この4社は昨対をクリアーしましたが、4番目の薬王堂Hからは昨対を割り、特に、先月から2社が合併したマツキヨココカラ&カンパニーは93.0%と厳しい結果となりました。一方、ホームセンターですが、96.1%と、ドラックストアよりも厳しい結果です。昨対を越えたのはアークランドサカモト101.4%とジュンテンドー100.9%のみであり、残りはすべて昨対を割りました。特に、ハンズマンは87.3%と、80%台であり、それだけ、ホームセンターは厳しい状況といえます。客数、客単価で見ると、客単価は昨対100%を超えていますが、客数が昨対を大きく下回っており、これが売上高を押し下げています。ちなにみ、集計したホームセンター11社すべてが同様な傾向であり、客数が大きく下がっています。また、他の業態と比べてもホームセンターは最も昨対を下回っています。この11月度、ホームセンター、ドラックストアにとっては厳しい月となりましたが、来月以降、どこまで、業績を改善できるか、気になるところです。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #ホームセンター 

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December 18, 2021

株価速報、食品スーパー、12月17日、低調!

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・株価速報、食品スーパー、2021年12月17日となります。この日、ベスト5は、いなげや、リテールパートナーズ、神戸物産、オークワ、マックスバリュ西日本となりました。集計企業33社全体の平均株価が2,282.50円、-0.35%でしたので、先週の-0.06%と比べても低調な株価だったといえます。ただし、日経平均が-1.79%でしたので、それ以上に株価全体が下がったといえます。特に、日経平均は5日移動平均が-0.29%、26週移動平均が-0.46%ですので、短期的にも長期的にも、株価は低迷しており、厳しい株価といえます。ベスト5以降ですが、USMH、天満屋ストア、スーパーバリュー、アークス、ヤマザワと続き、13番目のマミーマートまでがプラスで、14番目のオーシャンシステムからマイナスですので、プラスは、半分弱と厳しい状況であるといえます。先週と個々の株価を比較すると、全体的には微増という状況ですが、2社、関西スーパーマーケットと大黒天物産が大きくマイナスとなっています。そこで、今週は、関西スーパーマーケットについてより詳しく見てみます。関西スーパーマーケットはH2Oリテーリングとの経営統合が最高裁判所から認められましたが、株価は急落、投資家からの売りが殺到しました。その要因は、H2Oとの経営統合により、発行株式数が約3,000万枚から約6,500万枚と倍増、株価が希釈し、その価値が大きく下がったたためです。その結果、仮に、オーケーがTOBを掛けても、これまでの約700億円から1,500億円近くにまで膨れ上がることから、オーケーとしても新たな資金調達が必要となります。いわゆるポインズンピルですが、オーケーとしてはTOBを断念せざるをえなかったと思われます。ただ、結果、PERは27.64倍から15.62倍へ、PBRは1.9倍から0.90倍と、特に、PBRが1.00倍を下回ってしまいました。投資家は厳しい視線で今回の結果を見ているといえます。食品スーパー、株価が低迷していますが、いよいよ、年末商戦に突入、来週以降、株価がどう推移するか、注目です。

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December 17, 2021

見える化シリーズ、PI値を見える化すると!

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・見える化シリーズ、PI値を取り上げます。PI値は約30年以上、活用している商品評価のための根幹指標ですが、これまでグラフで表現したことはありましたが、見える化したことはありませんでした。そこで、今回、はじめて、PI値の見える化に取り組んでみました。まずは、バナナのPI値の見える化ですが、対象企業では、バナナは7種類の商品があり、そのPI値はまちまちです。そこで、PI値を面積で表したところ、一瞬の内にバナナの全体像がPI値で把握できました。No.1の3.6%のバナナが他のバナナと比べて図抜けており、この商品をメインにどう売場を商つくり、仕入れをするか、イメージが浮かびます。一方、PI値1%の商品の見える化ですが、これもバナナ同様に面積でPI値を見える化しました。PI値1%の商品は食品スーパーでは約10,000品目が売場に展開されていますが、約200品ぐらいしかありません。したがって、その約200品のPI値を見える化してみましたが、興味深い結果が浮かび上がりました。特に、部門ごとに商品を見える化しましたので、野菜のPI値が圧倒的であり、ついで、和日配の面積が一目瞭然であり、この2部門が顧客から見た場合、最重要部門であることが一瞬の内に理解できます。また、PI値を面積と色で今回は見える化しましたので、各部門ごとにPI値の高い商品があることも一目瞭然です。PI値の見える化、まだまだ工夫ができますので、今後もPI値の見える化に取り組んでゆきます。

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December 16, 2021

コンビニ、百貨店、売上速報、2021年11月、明暗!

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・売上速報、2021年11月度、コンビニと百貨店を取り上げます。まずは、コンビニですが、ファミリーマート、ローソン、セブンーイレブン・ジャパンの3社を集計しましたが、全体は99.8%と昨対を下回りました。ファミリーマートのみ、101.1%と昨対をクリアーしましたが、ローソンは99.3%、セブンーイレブン・ジャパンも98.9%と厳しい結果となりました。この3ケ月間の推移を見ると、客単価は昨対をクリアーしていますが、客数が3社とも昨対を下回り、これが売上げが伸び悩んだ要因です。昨年も同様な傾向で厳しい結果でしたが、今年も客数が回復せず、厳しい結果となっています。一方、百貨店ですが、全体が107.4%と好調です。他の業態と比べても一つ抜けて好調であり、昨年が特に厳しかった反動もあり、好調に推移しています。個々の企業の動向を見ると、三越伊勢丹が113.8%、エイチ・ツー・オー リテイリングが111.5%と、この2社が2桁増と全体を牽引しています。気になるのはJ.フロント リテイリングが95.2%と唯一、昨対を下回っており、SCの比重が大きい分、伸び悩んだといえそうです。コンビニと百貨店、明暗が分かれたといえ、来月以降、どう売上げが推移するか、気になるところです。

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December 15, 2021

食品スーパー、BSの見える化、2021年度本決算!

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・財務3表の見える化、最後は、BS、貸借対照表です。BSは財務3表の中で最も科目が多く、かつ、複雑ですので、どうこれを見える化するか、難しいテーマです。そこで、ここでは、食品スーパーの本質、成長戦略に絞り、どの企業が成長余力があるのかを一目で判断できるように見える化を試みました。食品スーパーの成長戦略は新店にあるといってもよく、新店開発が途絶えた途端に成長が止まります。しかも、食品スーパーの新規出店には多額の資産、BSでは土地、建物、敷金・保証金等が必須となります。平均すると総資産の約60%にも及びます。視点を変えると、この3つの資産を継続的に投資できる財務余力があるかどうか、すなわち、純資産でどこまで成長戦略が推し進められるか、その財務の健全性が問われるといえます。このバラスンが崩れ、無理に成長戦略を推し進めると、有利子負債等による資金調達が必要となり、やがては純資産比率が落ち、キャッシュが投資CFではなく、財務CFに回り、成長が止まってしまうといえます。こう見ると、成長性を占う、こと、食品スーパーの肝は新規出店にかかわる資産への投資と純資産比率の充実にあるといえ、これを今回どう見える化するかに悩みました。とりえあえず、純資産比率を四角形の大きさで表現し、新規出店にかかわる資産をそこから差し引いた数字を色で表現し、一目で成長余力があるか、ないかを見える化してみました。その結果、きれいに色分けでき、成長余力がある企業がグリーンの濃さで浮かびあがり、成長余力が厳しい企業が赤の濃さで表現できたと思います。もちろん、これだけで、将来に渡っての成長余力を見える化できたわけではありませんが、その可能性を垣間見れるところまでは表現できたのではないかと思います。また、参考に、食品スーパーのBSの資産の代表的な項目の一つ、現預金と負債の代表的な項目の一つ、有利子負債を見える化してみました。今回はここまでですが、BS、貸借対照表はまだまだ多くの科目があり、かつ、資産=負債+純資産のまさにバランスをどう見える化するかが課題といえます。今後、さらに、BSの見える化に取り組んでゆきます。

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December 14, 2021

食品スーパー、CFの見える化、2021年度本決算!

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・財務3表の見える化、今回はCF、キャッシュフロー計算書に挑みます。財務3表の中で、最もおもしろいのは、CFです。他のP/L、BSにない、経営者の意思、気持ちがダイレクトに表れるからです。そこには経営者の決断が垣間見られます。また、CFはP/L、BSと連環しており、営業CFを増やすにはP/Lの原価と経費のバランスを最適にコントロールする必要があり、投資CF、財務CFにはBSの構造と将来像を決めてしまう怖さがあります。ポイントはP/Lで生み出された営業CFをどう投資CFと財務CFに配分するかですが、その絶妙なバランスを決めるのが経営者の役割、責任といえます。このバラスンを間違えると、数年、場合によっては数十年、経営が軌道にのらないということにもなりかねないといえます。特に、投資CFへの営業CFの配分は将来の成長戦略を決定づけてしまいますので、特に、重要なポイントといえます。今回はこれらの観点から、前回のP/Lのバランスをどう表現するかも考慮し、投資CFと財務CFを縦横、2軸にとり、各食品スーパーを配置しました。これによって、投資CFを重視した営業CFの配分をしているか、財務CFを加味した営業CFの配分をしているかを一目で判断できるようにしました。さらに、そもそもの営業CFをP/Lによりどれだけ生み出しているかを各企業の四角形の大きさで表現しました。まだまだ、改善余地はありますが、キャッシュフロー計算書の勘所が見える化できたのではと思います。また、参考に、投資CFと財務CFを四角形の大きさと色で見える化したものを加えました。これにより、営業CFのどのくらいの割合で投資CFに、あるいは、財務CFに配分しているかが色で判別できるようにしています。これらの見える化の結果を眺め、じっと思いをめぐらすと、各企業の経営者の経営決断へいたった心理や、思いがイメージ化でき、経営の難しさ、決断力の必要性が浮かび上がります。CFの見える化、今後もさらに改善を加え、経営者の心理、決断が一目で見えるような工夫をしてゆきたいと思います。

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December 13, 2021

食品スーパー、P/Lの見える化、2021年度本決算!

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・見える化シリーズ、まだまだ続きます。ここ最近、見える化に凝っていまして、はじめに、ID-POS分析の見える化、商品と顧客を一目で全体動向を掴む見える化を試みました。その後、AI、カップ麺をAIで分析した結果の見える化を試み、さらに、家計調査データの見える化にも挑戦しました。そして、今回、財務3表の見える化に取り組んでみました。やっと、見える化のコツがつかめてきたようで、今後もあらゆるデータ、図表を見える化してゆきたいと思います。さて、P/Lの見える化ですが、これまでとは少し次元が違います。これまではどちらかというと、1次元、直線的な数字、図表を見える化してきましたが、P/Lは1次元ではなく、2次元で理解しないとその本質を見誤ります。経営のポイントはバランスであり、どちらか一方ではなく、2つのちょうどよいバランスを探し、そこに経営資源を投入することですが、これをどう見える化するか、ここが難しかったところです。今回はこれを2軸、横軸をP/Lの経費、縦軸をP/Lの粗利(原価)で表現し、そのバランスを大きさで表してみました。こう表現することによって、各企業のポジションが上下左右のどこにあるか、さらに、そのバランスはとれているのかが一目で判断できるように工夫してみました。まだまだ、改善が必要ですが、一定の目的は達したかと思います。ちなみに、P/L、こと、食品スーパーは他の小売業と違い、営業利益がこの2軸で決まらないという特徴があります。この2軸でたとえ赤字、すなわち、粗利-経費がマイナスであっても、その他営業収入、物流収入や不動産収入で補填し、黒字にもってゆくことができる独特の小売業だからです。そこで、ここでは、その他営業収入も視覚の大きさと色で加えました。食品スーパーは他の小売業と違い、店舗数の多さ(チェーン化)と大きさ(NSC化)が経営戦略の重要な要素となり、結果、物流収入=チェーン化や不動産収入=NSC化が経営を支える大きな柱となりますので、このような他の小売業にはない独特な利益構造となるのが特徴です。今回、どこまで見える化ができたか、まだまだ改善余地がありますので、さらに、工夫を重ね、完成度を高めてゆきます。もうかれこれ、10年以上、財務3表連環分析を通じて、食品スーパーの全上場企業を財務分析してきましたが、見える化については、まだまだ糸口に着いたばかりですので、来期、2022年度の本決算の財務3表連環分析では見える化を全面に、この際、刷新をはかりたいと思います。

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December 12, 2021

家計調査、食料以外、見える化、2021年10月度!

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・家計調査、見える化、食料以外の解説です。前回は食料について全項目を取り上げましたので、今回は食料以外の大分類を取り上げます。前回の見える化をさらに工夫し、今回は四角形の大きさで昨対を示すだけでなく、中分類も意識し、大分類を中分類ごとに括り、さらに、その中分類の項目を見える化しました。まずは、大分類の状況ですが、教育118.4%、その他消費支出104.1%、交通・通信102.6%と、この3部門のみ昨対をクリアーしました。残りの6部門はすべて昨対割れ、中でも、家事家具用品は84.1%と大きく下がりました。そこで、ここでは、これらの全体に大きな影響を与えた部門をさらに見える化しました。教育では専修学校181.0%、国公立大学171.9%、私立大学134.8%と、これらが大きく消費が上昇しています。一方、高校補修教育・予備校が57.8%と大きく下がっています。これらが一目でわかるように見える化をしましたので、まさに、一瞬の内に理解できます。その他消費は項目が多く、ややわかりにくいですが、祭具・墓石151.4%、他の冠婚葬祭費120.8%と、これらが大きく伸びました。これに対し、婚礼関係費は22.0%と大きく落ち込みました。交通通信では自動車保険料以外の輸送機器保険料が250.0%、自転車購入が179.0%と大きく伸び、特に、自転車の伸びが大きといえます。また、航空運賃445.8%、バス通勤定期代201.4%と、交通関係も大きく伸びています。一方、大分類では家具家事用品が84.1%と大きく落ち込みましたが、中身を見ると、食器戸棚2.9%、テーブルソファー26.5%、電気洗濯機59.2%、ベット19.0%と、これらが消費を引き下げた項目です。こう見ると、まだまだ、新型コロナウイルス感染症の消費への影響は大きいといえ、来月以降の家計調査の結果が気になるところです。

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December 11, 2021

食品スーパー、株価速報、2021年12月10日、低調!

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・12/7に総務省が公表した家計調査を見える化しました。これまでは数字と数表で統計データを解釈し、その結果を公表してきましたが、はじめて、見える化し、イメージで全体像が把握できるように工夫しました。統計データは得てして、膨大な数字の集積となるため、そこから何かを読み取るのは困難ですし、疲れます。ここでは見える化の試みとして、全体像を意識し、家計調査の大分類とその項目に注目してみました。食料に絞って見ると、大分類は12項目となります。その内訳は穀類95.2%、魚介類95.6%、肉類98.6%、乳卵類101.6%、野菜・海藻95.2%、果物96.7%、油脂・調味料99.2%、菓子類103.5%、調理食品105.1%、飲料107.3%、酒類106.3%、外食96.6%となります。食料全体では99.6%でした。したがって、全体の消費は、この10月度は食料に関しては伸び悩んだといえます。ただ、このような中で、飲料と酒、そして、調理食品、いわゆる惣菜ですが、この3つの部門は好調であったといえます。これら3つの部門を見える化してみると、飲料で大半の項目が昨対を越えており、特にスポーツドリンク139.2%、ミネラルウォーター131.6%等、大きく全体を押し上げています。酒では発泡酒・ビール風アルコール飲料127.1%、チューハイ・カクテル114.7%と突出しています。そして、調理食品、惣菜ですが、うなぎのかば焼き131.7%、そうざい材料セット116.8%と好調な項目が目立ちます。今回はこれらをすべて見える化しましたので、昨対が四角形の面積の大きさで表され、かつ、昨対の大きい順に並び替えましたので、一目で全体の構造を直観的に理解できます。来月以降、食料がどう変化してゆくか、引き続き、見える化を推し進めてゆきます。

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December 10, 2021

家計調査、食料、見える化、2021年10月度!

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・12/7に総務省が公表した家計調査を見える化しました。これまでは数字と数表で統計データを解釈し、その結果を公表してきましたが、はじめて、見える化し、イメージで全体像が把握できるように工夫しました。統計データは得てして、膨大な数字の集積となるため、そこから何かを読み取るのは困難ですし、疲れます。ここでは見える化の試みとして、全体像を意識し、家計調査の大分類とその項目に注目してみました。食料に絞って見ると、大分類は12項目となります。その内訳は穀類95.2%、魚介類95.6%、肉類98.6%、乳卵類101.6%、野菜・海藻95.2%、果物96.7%、油脂・調味料99.2%、菓子類103.5%、調理食品105.1%、飲料107.3%、酒類106.3%、外食96.6%となります。食料全体では99.6%でした。したがって、全体の消費は、この10月度は食料に関しては伸び悩んだといえます。ただ、このような中で、飲料と酒、そして、調理食品、いわゆる惣菜ですが、この3つの部門は好調であったといえます。これら3つの部門を見える化してみると、飲料で大半の項目が昨対を越えており、特にスポーツドリンク139.2%、ミネラルウォーター131.6%等、大きく全体を押し上げています。酒では発泡酒・ビール風アルコール飲料127.1%、チューハイ・カクテル114.7%と突出しています。そして、調理食品、惣菜ですが、うなぎのかば焼き131.7%、そうざい材料セット116.8%と好調な項目が目立ちます。今回はこれらをすべて見える化しましたので、昨対が四角形の面積の大きさで表され、かつ、昨対の大きい順に並び替えましたので、一目で全体の構造を直観的に理解できます。来月以降、食料がどう変化してゆくか、引き続き、見える化を推し進めてゆきます。

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December 09, 2021

見える化、AI、カップ麺!

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・見える化シリーズ、今回はAIの見える化に取り組んでみました。AIは様々なアルゴリズムが考案されていますが、ここではべジアンネットワークのアルゴリズムを用いて、見える化に取り組みました。商品はカップ麺です。カップ麺をAIで解析すると、重点クラスターとして5つのカップ麺で構成されたクラスタ―が抽出されました。その5つの併売関係をすべてAIで解析し、さらに、その関係に疑似、因果関係、すなわち、どの商品が親で、どの商品が子どもかを特定させ、これをネットワーク図に見える化しました。その結果、単純明快な因果関係図がAIによって見える化されました。これをじっと見ていると、カップ麺の活性化手法が次々に浮かびます。従来のPOS、IDーPOS分析では、併売分析まではできても、その因果関係図を作り上げることは不可能でしたが、AIをかけると見事に、その見える化ができあがります。どこに応用できるかも、いろいろ考えられますうが、ここではその一例として、棚割りに落とした参考図を試みに作ってみました。ゴールデンゾーンに親を配置した棚割り図と下段に親を配置した棚割り図と2パターンが思い浮かび、見える化できた図をぞのまま棚割りに簡単に落とせました。ちなみに、併売は商品の数の2乗の割合で、そのパターンが増えてゆきます。このカップ麺の事例のように5つの場合は2の5乗=32パターンですが、仮に、棚割りの約50品を分析するとなると、2の50乗ですので、計算すると、約1,000兆パターンとなります。これ通常のIDPOS分析では計算することは恐らく不可能ですが、AIでは計算でき、しかも、その見える化もできますので、AIはすごいものだと改めてわかります。AIはまだまだ見える化が進んでいるとはいえませんが、今後、さらに、見える化に取り組んでゆき、AIを実践に活かしてゆきたいと思います。

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December 08, 2021

見える化、ID-POS分析、アイスクリーム!

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・新企画、見える化シリーズです。今回はID-POS分析の見える化を試みました。ID-POS分析は商品と顧客を同時に分析しますが、まずは商品を顧客視点で見える化すると、どのようになるのか、さらに、逆に、顧客を商品視点で見える化すると、どう表現できるかに取り組んでみました。従来、ID-POS分析は数値解析し、これをグラフ等にして取り組んでいるのが主流ですが、ここでは、この取り組みを逆転、まず、見える化、しかも、全体像を見える化し、そこからイメージで戦略をつくり、その後、数値解析していゆくという流れにしてみました。一つ目の商品を顧客視点での見える化ですが、アイスクリームは約150品ぐらいありますが、この約150品すべてを一目で見れるようにしました。さらに、その1品1品を購入している顧客を商品ごとに四角形で表し、さらに、その購入頻度を四角形の大きさで表現し、購入顧客の多い順に並び替えました。これによって、重点商品が一目でつかめ、かつ、その顧客の購入実態も見える化ができました。この全体像を見ていると、アイスクリームの活性化手法が頭にいくつも浮かび、イメージで戦略を描くことが可能となり、実に楽しい世界となります。一方、もうひとつの顧客を商品視点での見える化ですが、こちらはアイスクリームの購入顧客約5,500人を一目で見れるようにし、かつ、その顧客一人一人のアイスクリームの年間購入の種類とその購入頻度を見える化しました。壮大な空間ができあがり、見ているだけで、顧客一人一人のアイスクリームの好みがわかります。これをイメージし、じっと考えると、顧客の視点からアイスクリームの活性化手法がいくつも思い浮かび、興味深い顧客の全体像が出来上がりました。このように、ID-POS分析は数値解析は複雑で、難しい分析ですが、見える化すると、戦略を商品と顧客から自由自在にイメージでき、単純でわかりやすく、計算ではなく、イメージで理解することができます。今後、このシリーズ、さらに、挑戦し、見える化を試みてゆきたいと思います。

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December 07, 2021

アインH、2022年、第2四半期決算、増収、大幅増益!

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・調剤のアインHが12/3、2022年4月期の第2四半期決算を公表しました。結果ですが、売上高が5.2%増、営業利益が47.1%増と、増収、大幅増益の好決算となりました。原価が99.8%、経費が92.6%と、ダブルで利益を押し上げたことが要因といえます。結果、営業利益率も、昨年の2.7%から3.8%へと、139.8%増加と、率でも大幅増益と好決算となりました。ただ気になるのは進捗率であり、通期予想では増収、大幅増益を見込んでいますが、営業利益の進捗率が38.5%止まりなところです。一方、キャッシュフロー計算書と貸借対照表の方ですが、今期は好決算を受けて、営業活動によるキャッシュフローが268.8%と大きく増加しています。これを投資と財務にどう配分したかですが、投資CFへ47.7%、財務CFへ32.5%、そして、内部留保へ19.8%と、バランスよく配分しています。特に、投資CFに関しては、新店開発の源泉である有形固定資産へ15.4%、M&Aとしての子会社への支出に12.8%と、新店とM&Aによる成長戦略への投資もバランスよく配分しています。結果、貸借対照表では、有利子負債が削減、現金が増加、有形固定資産は微増となっています。ただ、自己資本比率は55.0%と、昨年の96.8%と若干減少しているところが気になるところです。では、この決算を投資家はどう見たかですが、12/3時点の株価は上昇、その後も横ばいとなっており、冷静に今後の動向を見ているといえます。現状株価は6,160円、PERは26.17倍、PBRは1.87倍と、PERがやや高めであり、割高感のある水準といえそうです。アインH、第2四半期の好決算をもとに、残り、後半、どこまで利益を改善してゆくのか、新店およびM&Aで成長戦略をどう推し進めてゆくのか、その動向に注目です。

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December 06, 2021

クローガー、2022年1月度、第3四半期決算、増収減益!

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・いまから約140年前に創業した食品スーパーマーケットでは世界最大のチェーン、クローガーが12/2、2022年1月期の第3四半期決算を公表しました。結果ですが、売上高が103%、営業利益が86%と、増収、減益となるやや厳しい決算となりました。原価が102%と上昇し、経費の95%減を補えず、これが利益を圧迫したことが要因です。ちなみに、クローガーの経費比率ですが、19.56%と、極めて低い水準であり、これがクローガーの競争力の源泉となっています。結果、営業利益ですが、2.40%、昨対83%と、率でも減益となりました。クローガーのCEO、Rodney McMullen氏がコメントで、今期はfreshとデジタルに注力したとのことで、これがクローガーの基本戦略だそうです。一方、CF、キャッシュフロー計算書とBS、貸借対照表ですが、P/Lの営業利益が厳しかったことにより、営業CFも81%と減少、これを投資CFと財務CFにどう配分したかですが、投資CFに40.9%、財務CFに46.6%と、バランスよくキャッシュを配分しています。ちなみに、営業CFは約5,000億円ですので、約2,000億円づつの配分といえます。結果、BSですが、残念ながら、純資産比率は19.0%、昨年が20.7%でしたので、減少しました。また、財務CFへの配分も、有利子負債を見ると、昨対100%で、総資産比41.6%ですので、財務状況は重いといえます。財務CFの配分を見ると、その中身は有利子負債ではなく、自社株買いが最も多く、それだけ、株主への配慮が優先していると思われます。結果、株価ですが、12/2時点では跳ね上がっており、投資家は、この決算を評価、買いと見ているようです。現状、クローガーの株価は44.7ドル、PERは13.5倍、PBRは3.5倍と、PBRが極めて高く、株価は割高感のある水準といえます。クローガー、残り四半期、課題の利益をどこまで改善できるか、クリスマス、年末、年始の動向に注目です。

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December 05, 2021

新店速報、ホームセンター他、2021年10月、14店舗!

PI研のコメント(facebook):
・新店速報、食品スーパー、ドラックストアを除いたその他の小売業態の集計となります。代表的なその他の小売業態はホームセターが多いので、ここではホームセンター他として集計しています。12/1に経済産業省が大規模小売店舗立地法にもとづく新店の届け出情報を公開しました。最新は10月度となりますが、全部で50店舗となりました。この内、ホームセンター他は14店舗でしたので、約15%となります。その内訳ですが、ホームセンターが6店舗、コーナン商事、しまむら、コメリ、ロイヤルホームセンター、いない、グッデイでした。ついで、ディスカウントストアのダイレックスが2店舗、家電のエディオン、ケーズホールディングス、家具のニトリ、その他業種として、フィッシュランド、ブックオフ九州、愛知トヨタ自動車の各1店舗となります。食品スーパー、ドラックストアを除くと、最多の業種はホームセンターといえ、その他の業種は月度で見ると、複数店舗出店する企業は少ないといえます。また、最も多い業種、ホームセンターでも、月度で複数出店する企業は少ないといえます。こう見ると、小売業の成長業態はドラックストア、食品スーパー、ホームセンターの3大業種が成長を牽引しているといえ、この法律ができた頃の百貨店、GMSが小売業の成長を牽引した時代は終わったといえ、法律そのものの役割も時代にあった修正が必要なようです。

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December 04, 2021

株価速報、食品スーパー、2021年12月3日、堅調!

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・12/2時点の食品スーパー、上場企業33社の株価速報です。この日、ベスト5はハローズ2.8%、JMHD(ジャパンミートホールディングス)2.7%、リテールパートナーズ2.6%、ベルク2.4%、そして、いなげや2.4%でした。全体の平均が前日比0.77%、先週が-0.83%でしたので、今週は上昇、堅調な株価であったといえます。ちなみに、日経平均ですが、この日、+1.00%でしたので、株価全体が上昇しています。ただ、5日移動平均は+0.23%ですが、26週移動平均が-2.38%でしたので、短期的な上昇であり、長期的には厳しい状況が続いています。ベスト5以降ですが、イオン、大黒天物産、ライフコーポレーション、関西スーパーマーケット、アークスと続きます。25番目のPLANTまでがプラス、26番目の北雄ラッキーからマイナスと、全体の約2/3がプラスと堅調な株価であったことがわかります。さて、今週注目の企業ですが、先週と個々に比較して見ると、ベルクが最も伸び率が高く、他社を圧倒しています。そこで、ベルクについてさらに掘り下げて見ると、先週から株価は上昇基調で推移しています。ベルクの現状の株価ですが、5,450円、PERは14.16倍、PBRは1.41倍と、食品スーパーの平均に近く、株価自体は割安感も、割高感もない水準ですが、投資家は買いと判断しているようです。今年もいよいよ、あとわずかですが、年末にかけて、食品スーパーの株価がどう推移するか、今後の動向に注目です。

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December 03, 2021

新店速報、ドラックストア、2021年10月、29店舗!

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・ドラックストアの新店速報、2021年10月度ですが、全部で29店舗となりました。12/1に経済産業省が公開した大規模小売店舗立地法による新店の届け出は全部で50店舗でしたので、約60%がドラックストアということになります。ちなみに、食品スーパーは10店舗ですので、この2業態で約80%となりますので、日本の小売業の新店は、この2業態、特に、ドラックストアが牽引しているといえます。その29店舗の内分けですが、ドラクストアは複数店舗の新規出店が多く、2店舗以上に絞って見てみると、コスモス薬品が10店舗と最多です。これは小売業の中でも最多です。ついで、ツルハグループの5店舗、ドラックストアモリの3店舗、ウエルシア薬局の2店舗、杏林堂薬局の2店舗となります。ただし、この法律では1,000平米以上(約300坪)が対象となりますので、ドラックストアはこれよりも小型の店舗も多いことから、実際のドラックストアはさらに新店が多いといえます。ドラックストア、いまや、小売業の成長業態となったといえ、来月以降も新店の動向に注目です。

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December 02, 2021

新店速報、食品スーパー、2021年10月、10店舗!

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・食品スーパー、新店速報、10月度です。この新店速報は12/1に経済産業省が公表した大規模小売店舗立地法にもとづき、1,000平米以上(約300坪)の小売業の新店の届け出速報を食品スーパーに絞って集計したものです。この10月度は全小売業では50店舗の届け出がありましたが、その内、食品スーパーは10店舗、ちょうど20%でした。ちなみに、この10月度に新店を届け出た場合、オープンは来年の6月頃となり、約8ケ月間後となります。新店の食品スーパーの内訳ですが、イオンリテールが2店舗で、これ以外は1店舗で、マルハチ、ライフコーポレーション、トライアルカンパニー、西友、オーケー、アルビス、マックスバリュ西日本、ツルヤとなります。10月度だけで見ると、複数店舗はイオンリテールのみですが、今期、4月から10月度までの累計で見ると、最多の企業はハローズの6店舗です。ついで、イオンリテール、ライフコーポレ―ション、ヨークベニマルの4店舗、フィールコーポレーション、マルハチ、マックスバリュ北陸の3店舗となります。こう見ると、食品スーパーの成長は鈍化しているといえ、小売業を牽引しているとはいえないようです。食品スーパー、新型コロナウイルス感染症の影響は落ちついたといえますので、今後、出店ペースを増してゆくのか、来月以降の各社の動向に注目です。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #食品スーパー 

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December 01, 2021

併売って何? その2 期間、同時併売!

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・基礎用語、解析シリーズ、併売って何?その2です。その2では併売の種類、期間併売と同時併売について取り上げます。ちなみに、その1では併売のパターンについて取り上げましたので、その1も、併せて、参照ください。さて、期間併売と同時併売ですが、この2つが存在、区別しなければならいのはID-POS分析の場合のみです。POS分析では期間併売は把握できませんので、同時併売のみの分析となります。ID-POS分析は、ID、すなわち、顧客の購入したレシートに顧客番号が振られますので、レシート1枚1枚が誰が購入したかが把握されます。ここから商品を同時に購入していなくても、同じ顧客の別のレシートにまたがって購入されていても同じ顧客の期間をまたいでの併売ということで、把握できることになります。期間併売よりも、顧客併売といった方がピンと来るかと思いますが、これがID-POS分析特有の期間併売です。したがって、期間併売の一部が同時併売ということになり、本来の併売は顧客視点からいえば、期間併売が基本であり、その中に同時併売が存在しているというのが実態といえます。このその2では、実際の同時併売と顧客併売について、実例を示し、解説しましたので、参照いただければと思います。なお、この期間併売と同時併売をどうマーチャンダイジングに活用するるかはさらに難しいテーマであり、世界中で研究開発が進んでおり、興味深い事例が多々あります。

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