家計調査、食料以外、見える化、2021年10月度!
PI研のコメント(facebook):
・家計調査、見える化、食料以外の解説です。前回は食料について全項目を取り上げましたので、今回は食料以外の大分類を取り上げます。前回の見える化をさらに工夫し、今回は四角形の大きさで昨対を示すだけでなく、中分類も意識し、大分類を中分類ごとに括り、さらに、その中分類の項目を見える化しました。まずは、大分類の状況ですが、教育118.4%、その他消費支出104.1%、交通・通信102.6%と、この3部門のみ昨対をクリアーしました。残りの6部門はすべて昨対割れ、中でも、家事家具用品は84.1%と大きく下がりました。そこで、ここでは、これらの全体に大きな影響を与えた部門をさらに見える化しました。教育では専修学校181.0%、国公立大学171.9%、私立大学134.8%と、これらが大きく消費が上昇しています。一方、高校補修教育・予備校が57.8%と大きく下がっています。これらが一目でわかるように見える化をしましたので、まさに、一瞬の内に理解できます。その他消費は項目が多く、ややわかりにくいですが、祭具・墓石151.4%、他の冠婚葬祭費120.8%と、これらが大きく伸びました。これに対し、婚礼関係費は22.0%と大きく落ち込みました。交通通信では自動車保険料以外の輸送機器保険料が250.0%、自転車購入が179.0%と大きく伸び、特に、自転車の伸びが大きといえます。また、航空運賃445.8%、バス通勤定期代201.4%と、交通関係も大きく伸びています。一方、大分類では家具家事用品が84.1%と大きく落ち込みましたが、中身を見ると、食器戸棚2.9%、テーブルソファー26.5%、電気洗濯機59.2%、ベット19.0%と、これらが消費を引き下げた項目です。こう見ると、まだまだ、新型コロナウイルス感染症の消費への影響は大きいといえ、来月以降の家計調査の結果が気になるところです。
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