DCMH、2022年2月期、第3四半期、減収減益!
PI研のコメント(facebook):
・ホームセンターを展開するDCMHが12/28、2022年2月期の第3四半期決算を公表しました。ホームセンター業界の今後を占う上で、重要な決算といえます。その結果ですが、営業収益が-6.1%、営業利益が-8.0%と、減収減益の厳しい決算となりました。原価は99.7%と改善しましたが、経費が101.6%と上昇、その他営業収入は107.8%と改善しましたが、経費増が利益を圧迫、率でも98.1%と減益となりました。これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益は-2.8%減ですが、営業利益は4.1%増と一転、増益、減収、増益を見込んでいます。進捗率を見ると、特に、営業利益が82.4%ですので、予想以上に改善するのではないかと思われます。一方、BS、貸借対照表の方ですが、前期は金融機関の休日であったため、今期はキャッシュが大きく動いています。現金が59.1%と大きく減少、これに対して、負債の買掛金、有利子負債も減少し、結果、自己資本比率も52.0%、昨年の109.0%と、財務が改善しています。また、新規出店にかかわる資産、建物、土地等も自己資本比率の範囲内ですので、出店余力も高いといえます。では、この決算を投資家はどう見たかですが、決算発表のあった翌日、12/29の株価は下がっており、投資家は売りと判断したようです。現状、株価は1,065円、PERは8.37倍、PBRは0.66倍と、どちらも低く、割安感のある株価水準といえます。特に、PBRは1.00倍を下回り、時価総額が純資産を下回るという逆転現象が起こっています。DCMH、ホームセンター業界全体が苦戦している中、どこまで収益改善を図ってゆけるか、その動向に注目です。
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