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January 25, 2022

スーパーマーケット、2021年12月、販売統計、98 0%!

PI研のコメント(facebook):

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回でブログは5,935号目となります。
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テーマですが、スーパーマーケットの販売統計調査ということで、最新12月度を解説します。この販売統計調査は全国スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会の食品スーパーマーケットの業界3団体が、270社8,292店舗を集計した結果となります。
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12月度ですが、98.0%ということで、厳しい結果となっています。前月、11月度が99.7%ですので、下がっています。ただ、一昨年対比では101.6%ですので、堅調な数字だったという見方もできます。キーワード、3つ出ていまして、年末商戦、クリスマス商戦好調、前年に比べ、内食需要減少と、前年に比べ気温が高いというキーワード、3つです。
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では、部門別に見てゆきたいと思いますが、生鮮3品、青果、水産、畜産、何もディフュージョン・インデックスは不調で、98.6%、97.4%、96.0%ということで、既存店はいずれも厳しい状況です。内食需要に低下傾向、共通の問題がマイナス要因となっています。特にですね、鍋物商材ですね、ここが動きが悪かったということで、これ3部門とも同様に、タラや牡蠣など鍋物商材ともに厳しかったと、畜産に関しても、すき焼きやしゃぶしゃぶの鍋物商材が厳しかったということだそうです。一方、惣菜ですが、 ディフュージョン・インデックスが全部門で好調、やや好調ですが、の部門となります。数字も102.4%、一昨年対比でも103.2%で好調な数字です。年末商戦では、寿司やオードブルなどの大型パック、お節の予約販売が好調だったそうです。
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では、日配、一般食品、非食品ですが、日配、一般食品に関しても、内食需要に落ち着きが見られたということで、これらが98.0、97.3ということで、マイナス要因となっています。生鮮同様、こんにゃくや練物、豆腐などの鍋物関連が伸び悩んだと。それから、反面、鍋物、鍋関連やホットメニューは伸び悩んだということで、何れも鍋物関連が影響を与えたという風に、ことだったそうです。非食品ですが、こちらはさらに厳しい状況で、95.4%で全部門の中で一番伸び率の低かった部門となります。一昨年対比も98.0%でマイナスになっています。前年に比べ、月前半の気温が高く、冬物商材の動きが悪かったというところが大きかったそうです。
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では、別の視点、地方分類別と保有店舗数別を見てみたいと思いますが、地方分類別では、九州・沖縄地方は好調です。一方、近畿地方は厳しいということで、明暗が分かれました。保有店舗数別ですと、4から10、1から3ということで、小規模チェーンが厳しかったと。一方、11店舗以上の大規模チェーン、中から大規模チェーンは堅調な数字ということで、100まではいってないんですが、結果となっています。
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以上、スーパーマーケットの販売統計調査、最新の12月度の結果となります。

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