併売の見える化、その2 併売の起こりにくいパターン
ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、前回に引き続き、併売の見える化に挑戦したいと思います。前回が併売の最強パターンを抽出しましたので、今回は全く逆の視点、併売の起こりにくいパターンを抽出してみたいと思います。
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まず、えー、参考として、併売の今回の対象となるパターンですけれども、カップヌードル、シーフードヌードル、カレー、それからカップ焼きそば、これUFOですが、それから、ミリと続いて、5つの併売を考えています。この5つ、それぞれが買った、買わない、inとoutで買った、買わないを表していますが、2パターンづつありますので、2の5乗ということで、全部で、論理的には32パターンの併売が存在します。で、その中には全く併売をしなかった、これ実際の1年間のある店舗の顧客の併売パターンなわけですけども、こういうものも存在します。これはカレーとミニとUFOを買って、カップヌードルも買っていますので、シーフードのみ買わなかったパターンですけども、誰もいなかったと。ここもそうですね、これはミニとUFOとシーフードを買って、カレーとカップヌードルを買わなかったというパターンですね。これも0人だったということで、これから0パターンもあります。それからたった一人しかいないパターン、これは全てを買ったパターンですけれども、こういうパターンもあります。で、この中でですね、買われにくい、起こりにくい併売ということで、ここが併売の顧客の年間の人数を示していますが、ざっと見て、ここではですね、10人以下の併売を抽出してみたいと思います。
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それを見える化したものがこちらになります。これは先ほどの32パターンの中から10人以下の年間のですね、購入併売のパターン、購入顧客の併売のパターンを14件、ですね、抽出したものになります。1番、1番ですね、10人だったものが、例えばここですければも、カップヌードル、シーフードヌードル、UFOを購入した3つの併売パターン、10人です。カップヌードル、カレー、UFOを購入した、これも3つのパターンですが、10人ということで、比較的起こりにくいパターンですが、その中では、起こりやすかったということにはなるかと思います。で、ここから左側は、カップヌードルとの関係のみをまとめています。ここはカップヌードルを購入しなかった顧客の併売のパターンをまとめています。カップヌードル、先に見てきたと思うんですが、4人、カップヌードルとシーフードとカレーとミニ、これ4人の顧客です。それから、ここも4人ですね、カップヌードルとUFOとミニ、それからカップヌードルとカレーとミニというで、このパターも3人です。カップルヌードルを抜いたパターンが右になりますが、UFOとミニだけのパターン、8人いました。それから、カレーとミニ、6人です。それから、シーフード、カレーとミニ、3人です。シーフードとミニ、3人ということで、こう見るとですね、このパターンが併売の起こりにくいパターンであることが分かります。ざっと見ると、やっぱり、UFOとミニが絡んだときが多いのかなという、ほとんどが絡んでいますね。ということが、見て取れるかと思います。
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ということはですね、この、これがAIの導き出した最適な関係図になるわけですが、このミニとですね、UFOが絡んだときのパターンが併売が起こりにくいと。逆に、これが絡まなかったとき、あるいは絡んでもですが、この3つがですね、中心になって絡んだ時には、前回が、その1で示したように併売が起こりやすいというか、最強の併売が発生するということが、見てとれます。ここからもAIが選んだパターンは、しっかり、それなりにですね、ちゃんと併売の強い弱いを表していることが見て取れるかと思います。以上です。
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