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September 21, 2022

コンビニ、売上速報、2022年8月度、4 8%、好調!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回でブログは6,174号目となります。テーマですが、コンビニ売上速報ということで、最新、8月度を取り上げます。
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結果ですが、既存店が4.8%、7月度が2.9%ですので、好調であったことが見てとれます。ええ、この調査はですね、一般社団法人の日本フランチャイズチェーン協会が公表したものですが、9/20に公表されています。コメントが出ていまして、8月としては3年ぶりに行動制限がなかった。これが行楽需要による来店客数が増加した要因だったということだそうです。それによって、全店、既存店ともに売上高が前年を上回る結果となったと。特に、おにぎり、弁当、調理パン、揚げ物、ソフトドリンク、アイスクリーム、そして、玩具等が好調に推移したそうです。
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さて、細かい数字ですが、まず、売上高の方は既存店、6ケ月連続のプラスということで、4.8%、いま見た通りです。店舗数ですが、55,926店舗。残念ながら、-0.03%ということで、昨年を下回っています。まあ、したがって、店舗数を増加して、新店によるですね、売上高増という風なものは見込めない状況にコンビニ全体が入ったといえます。ちなみに、この55,926店舗は7社、セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ローソンの合計となります。
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では、客数、客単価、どちらが上がったのかということですが、これを見ると、客数が2.3%増、客単価が2.4%増ですので、バランスよく売上げを伸ばしたことが見てとれます。したがって、コンビニは今後ですね、客数をいかに伸ばすか、そして、客単価を伸ばすと。新店が期待できない以上ですね、既存店の客数と客単価が成長要因の大きな決め手となることがポイントとなっています。
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さて、商品構成ですが、伸びたのは非食品、ここが8.6%増ということで、全体を牽引していることが見てとれます。非食品は衛生用品、マスクとかですね、ええ、それから、ええ、アルコール類といふうな、あの消毒液ですね、いう風なものも含まれますし、さらに、たばこ等もここに入ります。
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さて、3社に絞って、より詳しく見てみたいと思いますが、ファミリーマート、セブンーイレブン・ジャパン、ローソンです。合計で104.7%ですので、全体とほぼ同じ傾向で伸びています。3社とも104%後半ということですので、好調であることが見てとれます。グラフにしたものがこちらですが、3ケ月連続で3社ともプラスであることが見てとれます。昨年は6月、8月度が100%を下回っていましたので、今期に入って好調さが一目瞭然です。では、客数、客単価なのかということですが、どちらかというと、客単価の方が堅調であることが見てとれます。客数の8月度は3社ともプラスになるという状況で、客単価に加えて、客数がさらに売上げを押し上げたというのが8月度の傾向かと思います。
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以上です。

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