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September 26, 2022

スーパーマーケット販売統計調査、日配・グロサリー、2022年8月度、低調!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回でブログは6,179号目となります。テーマですが、スーパーマーケットの販売統計調査ということで、最新、8月度を解説します。この販売統計調査は、全国スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会の業界3団体が公表している資料となります。270社、8,347店舗の集計結果です。8月度ですが、98.0%ということで、前月、7月度が100.1%でしたので、やはり、やや不調な状況といえます。ここではその2、日配とグロサリーについて、掘り下げてみたいと思います。
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まずは、キーワードですが、3つ出ています。お盆時期の帰省客、人流変化による来客数動向ということで、これが好不調を分けた要因のひとつだそうです。買上点数(数量?)減ということで、これは緊急事態宣言からの反動が大きかったと。それから買上点数なのか、価格なのかということですが、買上点数が減少して、価格が上昇しているという局面が続いているそうです。
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さて、日配・グロサリーですが、全体は先ほど見たように既存店98.0%です。日配ですが、DIはやや不調ということで、既存店も98.1%ということで、平均を若干上回ったという結果です。帰省や外出増の影響、人流変化の影響によって、好不調が大きく左右されたと。パン類は好調だったそうです。アイスやチルド飲料、これも好調だったそうです。それから、チルドピザ、キムチ、チーズやバター、乳製品などや発酵食品ですが、これらは落ち着きが見られたそうです。それから和菓子類や土産物、これは好調だったそうです。
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一般食品ですが、DIは不調ということで、厳しかったそうです。既存店も96.6%で平均を下回っています。帰省や外出増の影響、人流変化の影響によって、来店客数動向に好不調が左右された結果になったそうです。飲料や素麺、それから行楽の回復によって、菓子類、これらは好調に推移したそうです。米類、これは厳しく、不調だったそうです。それから、酒類や珍味などのつまみ類ですね、これは好調な店が多かったそうです。
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最後、非食品ですが、こちらの方はやや不調ということで、厳しかったそうです。ただ、既存店が99.5%ということで、平均を上回ってですね、100%に届く勢いといえます。マスクやハンドソープ、除菌関連などの衛生用品が好調に推移しているそうです。それから季節商品である殺虫剤とか日焼け止めですね、それから紙コップや割り箸、行楽、アウトドア関連も好調に推移しているそうです。それから、洗剤などの家庭用品やトイレットペーパー、キッチンペーパーなどの紙製品ですね、これが動きが悪かった店舗が多かったそうです。
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以上、日配、グロサリーに絞っての食品スーパーマーケットの販売動向調査の結果となります。

続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #日配


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