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October 26, 2022

スーパーマーケット、販売統計調査、2022年9月、生鮮・惣菜、97 8%!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回はスーパーマーケットの販売統計調査、最新の9月度を解説します。今回でブログは6,209号目となります。この販売統計調査は、全国スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会の食品スーパーマーケットの3団体がですね、毎月公表している統計調査となります。270社、8,341店舗の全国のスーパーマーケットの結果となります。
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97.8%ということで、先月が98.0%でしたので、やや厳しい状況で推移しているといえます。ここでは、その1として生鮮、惣菜を解説します。まずキーワードですが、3つ出ています。内食需要の低下、値上げの影響、気温が高いという、この3つだそうです。
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では、早速、生鮮3品と惣菜についてですが、全体は今解説した97.8%です。青果ですが、DIは-14.4ということで、不調です。数字も94.1%ということで平均も下回っています。内食需要の落ち着きによる買上点数の減少や、前年相場高からの反動が不振につながったそうです。サラダ類は好調だったそうなんですが、キャベツやレタスなど、葉物類や豆類、これは不振だったそうです。鍋物関連野菜も気温が高くて鈍かったそうです。果物ですが、梨や桃、これは比較的好調だったそうなんですが、ぶどうや柿、これらは伸び悩んだそうです。輸入果実、これは円安もあり、価格高、価格高騰の影響で、不振だったそうです。
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水産ですが、DIは-20.6ということで、かなり不調です。93.2%ということで、大きく平均を下回っています。やはり、燃料費やですね、養殖飼料等、高騰による相場高、それから水揚げが不安定、これらが厳しくですね、特にサーモンなど、輸入魚の価格高騰が続いて不振となったそうです。刺身類も販売に苦心したそうです。鍋物関連商材、この動きも鈍かったということで、塩干類も厳しい状況だったそうです。
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畜産ですが、DIは-5.4ということで、やや不調です。数字も97.4%ということで、平均をやや下回っています。加工肉は低迷していると。それから、外食機会の増加があったということで買上点数減となった店舗が多かったそうです。それから、国産、輸入ともにですね、牛肉は厳しかったと。豚肉、これも不振だったそうです。鶏肉は比較的動きが良かったそうです。やはり原価高騰で利益が圧迫されているとのコメントも多かったということだそうです。
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一方、惣菜ですが、生鮮3品に反してですね、やや好調、DIも6.0という数字です。100.7%ということで、平均を上回っています。行楽需要やイベント再開、これがですね、米飯類やおつまみ類の動きが良かった要因だそうです。調理油の値上げの影響ですが、天ぷら、唐揚げ、コロッケなと揚げ物類、中華惣菜を中心に好調だったそうです。それから、外出機会の増加、値上げの影響があったんで、寿司類は不振だったそうです。サラダ、涼味麺などの涼味商材は堅調に推移したそうです。
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以上が生鮮3品と惣菜の9月度の結果となります。

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