コンビニ、売上速報、2022年9月度、1.5%増!
ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回でブログは6,211号目となります。テーマですが、コンビニ売上速報ということで、最新、9月度を解説します。このデータは、日本フランチャイズチェーン協会が10月20日に公表した約5万店の全国のコンビニの集計データとなります。
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9月度、最新は1.5%のプラスということで、堅調な売上高です。ただ8月度が4.8%ありましたので、それと比べるとやや気になる数字です。コメントが出ていまして、今月は行動制限がなくということで、外出先での需要が増加したそうです。結果、おにぎりとかですね、調理麺、揚げ物、ソフトドリンク等か好調に推移したそうです。
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さて、数字全体ですけれども、売上高は今見た通り1.5%の既存店プラスで、7ヶ月連続だそうです。店舗数、気になる数字で、55,872店舗なんですが、昨年と比べて0.1%減ということで、店舗数が伸び悩んでいます。したがって、コンビニ業界は全体として、店舗を増やして売上げを上げるという戦略から客数と客単価をいかに上げるかに、戦略が集中されてきているというのが実態です。その客数ですが2.5%のプラス、堅調です。客単価はマイナスの1.0%ということで、気になる数字です。したがって、客単価が減少、客数増ということで、客数が売上げを押し上げたことが要因といえます。商品構成で見ると、日配が5.5%プラスということで、コメントにもあった通り好調さが伺えます。一方、非食品、マスク等が含まれますが、タバコも含まれますね。ここが5.7%減ということで、気になる数字です。ちなみに、今回集計した企業ですが、7社です。セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ローソンとなります。
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さて、参考にファミリーマート、ローソン、セブン-イレブン・ジャパンの数字をより詳しく見てたいと思います。9月度、3社平均で101.1%ということで、全体平均の101.5%を下回っていますので、気になる数字です。特に、セブン-イレブン・ジャパンが100.4%ということで、100%ギリギリのところが気になります。グラフにしたものが、こちらになりますが、赤がファミリーマート、藍色がセブン-イレブン・ジャパン、グリーンがローソンですが、今年に入ってセブン-イレブン・ジャパン、特に9月度はですね、100%ぎりぎりとなっています。こちらが客数、客単価ですが、客単価が落ちていることが鮮明です。3社の中でもセブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマートが落ちてるんですが、逆に、ファミリーマートは客数がですね、大きく増加して、客単価をカバーしているという状況です。今後とも、この動向が続くとなると、いかにですね、客数アップで客単価減をカバーするかということが、コンビニ全体のテーマとなってきつつあるといえそうです。
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以上、コンビニの9月度、最新の売上速報となります。
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