家計調査データ、生鮮、惣菜、2022年10月度、堅調!
ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は家計調査データ、総務省が12月6日に公表した最新、10月度を解説します。で、この中から今回は特にですね、生鮮と惣菜に絞った解説となります。
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全体は、ここにある通り、298,08円ということで、実質1.2%の増加、名目で5.7%の増加という形で堅調な消費の伸びを示しています。大分類で見た場合ですが、食料、今回、この中の生鮮と惣菜を取り上げますが、食料の方は名目で5.8%、実質でマイナスの0.4%ということで、実質では下がっているところが気になるところです。大きく伸びた項目としては、光熱の17.1%、被服及び履物の17.8%がよく伸びています。
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さて、では、魚介類と肉類をまず見てみたいと思いますが、魚介類、5,810円、1世帯当たりの金額となります。102%ということで、堅調な伸びを示しています。このグラフの左側が昨年対比、右側が実際の数字となっています。昨年対比の高いもの順に並び替えてありますが、123%のしじみ、かれい、ちくわ、揚げかまぼこ、魚介の佃煮等が高い伸びを示しています。肉類ですが、8,210円ということで、魚介類よりは高い数字になっています。105%ということで、堅調な伸びといえます。鶏肉ですね、ここが108%、豚肉106%、ソーセージ106%と続きます。
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野菜・海藻ですが、非常に高い数字で9,209円が103%、堅調な伸びです。かなり、多くの項目がですね、伸びていまして、No.1は、にんじんの134%、たけのこ121%、だいこん116%、ねぎ112%、レンコン110%と、110%以上のものがこの5つになります。これ以外にも105%以上で切ってもですね、これだけの項目が伸びているという結果になります。果物ですが、3,407円、100%ということで、昨年と同じ伸び率となっています。ただ、金額が小さいんですが、桃の200円とかですね、いちごの、200%ですね、いちごの140%と大きく伸びている果物が散見されます。
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最後、調理食品、これが惣菜にあたりますが、12,594円ということで、非常に高い金額を示しています。110%という形で、好調といっていい伸び率です。やはり、まだ、内食需要が続いているというふうに見ていいのかなと思います。しゅうまい、やきとり、おにぎり、調理パン、カツレツ等がですね、大きく伸びていることが見て取れます。
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以上、家計調査データの生鮮と惣菜に絞ったですね、最新、10月度の解説となります。
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