スギH、決算短信の解説、2023年2月期、第3四半期!
ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回はスギHが12月27日に公表した2023年2月期の第3四半期決算の決算短信の解説をします。決算短信は、この表紙2枚がポイントでして、P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
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早速、P/Lの方ですが、今期から収益認識に関する会計基準が適用されているために、増減率は記載しておりません、ということだそうです。したがって、増減率はないんですが、売上高、営業利益ともに見てみますとですね、売上高の方が増収、営業利益の方は単純比較すると、減益という結果となっているかと思います。EPS、1株当たりの四半期純利益ですが、231.25円です。こちらも昨年よりは若干ですが、減少しているところが気になるところです。EPSはEarnings Per Shareの略で、PERの基礎となる指標の1つです。株価をEPSで割っても、時価総額を当期純利益で割ってもPERを求めることができます。したがって、PERとEPSが予想できれば、株価を理論的に算出することが可能となります。
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BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。59.9%ということで、昨年よりも下がっているところが気になるところです。1株あたりの純資産、BPSですが、3,504.31円です。こちらは、昨年よりは増加しています。BPSはBook value Per Shareの略で、PBRの基礎となる指標の一つです。株価をBPSで割っても、時価総額を純資産で割っても、PBRを求めることができます。したがって、PBRとBPSがですね、予想できれば、EPS同様、株価を理論的に算出することが可能となります。
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配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、昨年が80円、今期も80円の予想ですので、変化はありません。
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これを踏まえて通期予想ですが、売上高、営業利益ともに、収益認識に関する会計基準が適用されているために、増減率は記載しておりません、ということだそうです。ただ、進捗率は計算できますので、73.48%、73.00%ということで、ほぼ進捗通り進んでいるのかなというところが見て取れます。EPSの方ですが、291.20円、先ほど第3四半期の結果が231.25円でしたので、3分の4倍してみると、308.33円です。したがって、若干、低いところが気になるところです。
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株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、63,330,838株です。昨年と全く同じ株式数ですので、変化はありません。
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さて、これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、決算発表日の27日の翌日、28日ですが、赤、株価が下がっています。売買高、オレンジは大きく跳ね上がっていますので、投資家は売りと見ているようです。現状、6,630円の株価、PERは22.71倍、PBRは1.90倍ですので、ほぼ業界平均に近い水準です。したがって、割高感も、割安感もない水準といえるかと思いますが、株価が下がっているところが、気になるところです。
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以上、12月27日、スギHが公開した2023年2月期の第3四半期決算の決算短信の解説となります。
続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #スギ薬局
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