平和堂、決算短信の解説、2023年2月期、第3四半期決算、減収減益!
ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は平和堂が12月27日に公開した2023年2月期の第3四半期決算の決算短信を解決します。決算短信は、この表紙2枚がポイントでして、P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
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早速、P/Lの方ですが、営業収益、営業利益ともにですね、収益認識に関する会計基準が今期から適用されているために、増減率は記載しておりません、ということだそうです。ただ、単純に比較すると、昨年と比べて、減収減益の、かなというところが見て取れます。EPS、1株当たりの四半期純利益ですが、91.27円です。昨年よりも大きく減少していますので、気になる結果です。EPSはEarnings Per Shareの略で、PERの基礎となる指標の1つです。株価をEPSで割っても、時価総額を当期純利益で割ってもですね、PERを求めることができます。したがって、PERとEPSが予想できれば、株価を理論的に算出することが可能となります。
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BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。58.9%ということで、昨年よりも若干増加しています。
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配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。昨年が42円、今期予想が42円ですので、変化はありません。
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これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益、営業利益ともに収益認識に関する会計基準が適用されているために、増減率ですね、こちらを記載しておりません、ということだそうです。ただ、進捗率を計算してみると、74.76%、64.72%ですので、特に営業利益の方がですね、かなり下回っているところが気になるところです。EPSの方ですが、123.93円です。先ほどの第3四半期の結果が91.27円ですので、これを3分の4倍してみると、121.69円となります。したがって、ほぼ、進捗通り進んでいるのかなというところが見て取れます。
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株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末の結果を見ると、52,546,470株と、これ昨年と全く同じ株式数ですので、変化はありません。
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これを踏まえて投資家はこの決算をどう見たかということですが、平和堂の株は、若干右上がりに推移しています。27日、ここが決算発表日ですが、オレンジ、売買高が跳ね上がって、株価も緩やかですが、上昇しています。今後の動向を見ないと何ともいえませんが、投資家は冷静に今後の動向を見極めているといえるのかなと思います。現状、2,122円の株価、PERは17.12倍、PBRは0.62倍ということで、1.00倍を下回るということで、気になる水準です。したがって、株価は、割安感のある水準といえるかと思います。
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以上、平和堂が12月27日に公開した2023年2月期の第3四半期決算の決算短信の解説となります。
続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #平和堂
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