エコス、決算短信の解説、2023年2月期、第3四半期、減益!
ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は1月10日に、エコスが公表した2023年2月期の第3四半決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントでして、P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
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早速、P/Lの方ですが、営業収益は収益認識に関する会計基準が適用されているために記載はしておりません、ということだそうです。営業利益の方ですが、27.5%減ということで、厳しい決算となっています。投資家目線ということで、1株当たりの四半期純利益ですが、162.57円。EPSの方ですが、となっています。昨年と比べて、大きく減少しているところが気になるところです。EPSはEarnings Per Shareの略で、PERの基礎となる資料の一つです。株価をEPSで割っても、時価総額を当期純利益で割ってもPERを求めることができます。したがって、PERとEPSが予想できれば、株価を理論的に算出することが可能となります。
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BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。40.4%ということで、昨年よりも増加していますので、財務は安定しています。
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配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、昨年が50円、今期予想も50円ですので、変化はありません。
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これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益の方は収益認識に関する会計基準が適用されているために記載はしておりません、ということだそうです。営業利益の方ですが、15.3%減という予想です。進捗率を見ると、66.70%、61.44%ですので、どちらも低い水準ですので、気になるところです。EPSの方は275.95円ということで、これ先ほどの第3四半期が162.57円でしたので、単純に3分の4倍すると216.76円です。したがって、進捗率が少し低いところが気になります。
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株式の方ですけども、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、11,648,917株ということで、これ昨年と全く同じ株式数ですので、変化はありません。
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これを踏まえて投資家は、この決算をどう見たかということですが、1月10日以降ですね、株価の動向を見ると横ばいとなっています。したがって、投資家は冷静に今後の動向を見極めているといえるのかなと思います。現状、株価は、1,813円の株価、PERは6.78倍、PBRは1.00倍ということで、どちらも低い水準ですので、株価は割安感のある水準といえるかと思います。
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以上、エコスが1月10日に公表した2023年2月期の第3四半決算の決算短信の解説となります。
続きは、・・https://twitter.com/PurchaseTW #エコス
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