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March 27, 2023

食品ス―パー、販売統計調査、2023年2月、生鮮、惣菜!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、スーパーマーケット販売統計調査ということで、その1、生鮮と惣菜を解説します。最新が2023年2月度となります。
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この販売統計調査は、3月22日に全国スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会の食品スーパーの業界3団体が公表した販売統計調査となります。全国270社、8,365店舗が対象となります。ここでは、その1として、生鮮と惣菜を取り上げます。
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まず、全体のキーワードですが、値上げ、内食需要減、気温上昇、この3つだそうです。早速、青果から見てみますが、95.7%、水産97.3%、畜産99.3%ということで、生鮮3品がいずれも100を下回っています。全体が99.1%ですので、畜産は、若干、上回りましたが、それ以外はマイナスという状況です。一方、惣菜はですね、102.8%ということで、好調と見ていいと思います。全部門の中でも、一番伸び率の高い部門です。
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では、細かく見ていきたいと思いますが、青果、DIがマイナスの18.2ということで不調です。95.7%ということで、野菜が昨年の相場高に、高騰ですね、これの反動があったということで、特に、玉ねぎ、じゃがいも等が影響が大きかったそうです。果物は、逆に、相場安とですね、果物は、今、相場安が続いていて、リンゴ類はいいんですが、柑橘類、いちごなどが厳しかったそうです。好不調まちまちということだそうですね。
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水産ですが、DIはマイナスの12.2ということで不調です。97.3%ということで、燃料費、養殖飼料の高騰、不漁ということで、三重苦ということで、かなり厳しい状況で、特に生魚の販売点数減が響いているそうです。節分の恵方巻きに関しては、むしろ、今月はですね、予約を含め、好調に推移したということで、こちらは、全体を押し上げた要因です。
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畜産は、マイナスの5.1のDIということで、やや不調です。99.3%ということで、相場高が続いて、節約志向も加わってですね、鶏肉(精肉?)全体が国産、輸入を含めて厳しかったそうです。鳥インフルエンザの影響ですね、やはり、これが出ていて、鶏肉ですね、は、高騰、品薄だそうです。加工肉は、前年並みで、大型パックが節約志向もあってかと思いますが、好調だったそうです。
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最後、惣菜ですが、DIは10.1ということで、やや好調です。102.8%ということで、唯一、No.1ですね、伸び率の部門です。光熱費、調理油の値上げが家庭に響いているそうで、結果、天ぷら、コロッケなど揚げ物等が好調に推移しているそうです。さらにですね、行楽需要とか、イベントが再開したことがですね、米飯類の好調につながっているそうです。
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以上、スーパーマーケット販売統計調査ということで、その1、生鮮と惣菜に絞っての解説となります。

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