コンビニ、売上速報、2023年7月度、好調!
ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、コンビニの売上速報ということで、日本フランチャイズチェーン協会が8月21日に公表した、最新ですが、2023年7月度を解説します。
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こちらがそのニュースリリースですが、日本フランチャイズチェーン協会が8月21日の14時に公表しています。まず、全般的傾向ですけども、平均単価が高かったと。暑かったですね。それから4年ぶりの各種イベントが、開催等が行楽需要の復活ということですね、これによってですね、前年を既存店全体ともに、上回るという結果になったそうです。
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105.1%、既存店ということですから、好調だったことが伺えます。特に、おにぎり、菓子、酒類、ソフトドリンク、アイスクリーム、日焼け止め・テオドランド用品等が好調だったそうです。実際に、こちら側がその結果ですけれども、既存店が5.1%増、全体も5.1%増ということで、好調となることが出ています。
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ただ、気になるのは、店舗数で、今回、集計した企業は7社、セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パン、ローソンになるわけですが、全部で55,772店舗を集計しています。昨年と比べると、若干ですが、マイナスの0.3%ということで、店舗数の伸びは止まっています。従って、店舗数を増やして、売上げを上げるというビジネスモデルからですね、既存の店舗数で売上げを上げていくというですね、客数、客単価が非常に重要なポイントになってきてるということが見て取れます。
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その客数、客単価ですが、客数が3.8%増、客単価が1.3%増ということで、合計でですね、5.1%増ということになっています。で、これまで客数があまり伸び悩んでいたというところが、課題だったんですけども、今月、7月度はですね、客数の方が客単価を上回る伸びを示すということで、いよいよ客数の復活が見てきたということで、コンビニの好調さが今後も続くのではないかという傾向が見て取れます。好調なのは、加工食品で、11.1%増ということで、これが全体を押し上げていますね。菓子とか、酒類、ソフトドリンク、アイスクリーム等が、これにあたると思います。
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参考にですが、3社、ファミリーマート、ローソン、セブン-イレブン・ジャパンを7月度で集計したものとなります。105.5%ですので、平均ですけども、全体よりも、上回ったということが見て取れます。グラフにしたものがこちらですが、7月度、3社とも昨年を上回っていることが見てとれます。客数、客単価で見ると、これも全体の傾向とよく似ていますが、客数の方がですね、これまで伸び悩んでいた昨年も厳しかったんですが、客数の方が、3社とも改善しているということで、これが売上げを押し上げてる要因といえるかと思います。
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以上、コンビニの売上速報、2023年7月度の解説となります。
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