決算短信の解説、セブン＆アイH、2024年2月期、本決算、減収増益！

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、セブン&アイHが4月10日に公表した2024年2月期の本決算の決算短信を解説します。決算投資は、この表紙2枚がポイントでして、P/L、BS、CFに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
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早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が2.9%減、え、営業利益が5.5％増ということで、減収増益のやや厳しい決算となっています。１株当たり当期純利益、EPSの方ですが、84.88円ということで、こちらも、え、大きく減少しています。本決算ですので、ROE、ROAが公開されていまして、6.2％、4.8％ということで、やや低い水準です。
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BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。35.1％ということで、こちらは増加しています。1株当たりの純資産、BPSですが、1,416.94円ということで、こちらは増加しています。
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キャッシュフロー方ですが、営業活動、投資活動、財務活動、そして、現金、内部留保が公開されています。ポイントは投資活動によるキャッシュフローで、営業活動によるキャッシュフローの何％を配分しているか、すなわち、成長戦略を占う指標になりますが、計算してみると、64.16％です。従って、若干、投資を控えてることが分かります。財務活動によるキャッシュフローは56.03%、結果、内部留保の方ですが、93.30％ということで、取り崩していることが見てとれます。
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配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、113円、25年2月期の予想が40円、株式分割、え、3分割しましたので、え、若干、増配の予想です。
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これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益が2.0%減、営業利益が2.0%増ということで減収、増益を予想しています。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、112.05円です。先ほどの本決算時が84.88円でしたので、132.01％ということで、大きく増加する予想です。
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株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、2,633,226,549株ということです。え、去年よりもですね、え、これえ減少していまして、これは自己株式が増加したことによるものといえます。
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これを踏まえて、え、投資家ですね、投資家はこの決算をどう見たかということですが、え、決算発表日、4月10日、売買高、オレンジが増加していますが、株価は下がっています。その後も、株価は下げていますので、投資家は売りと見ています。現状、1,999円、え、1,999.50円の株価、PERは17.90倍、PBRは1.41倍ということで、割高感も割安感もない株価水準といえるかと思います。ちなみに、時価総額は5兆、え、5兆円強となっています。
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以上、セブン＆アイHが4月10日に公表した2024年2月期の本決算の決算短信の解説となります。

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