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May 09, 2024

頻度って何? 実践事例 01、モノタロウ!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、頻度って何?の第3回目ということで、え、事例ですね、頻度の実践事例という形で、01、モノタロウについて解説したいと思います。
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え、こちら側が、実際のモノタロウですね、2023年度の事業計画で示された、え、決算のですね、資料の一部となります。で、ポイントはですね、頻度、今回、頻度がポイントですね。頻度をどう事業計画に活かしてるかということで、ほぼ、完璧と言っていいと思うんですが、頻度の活用の、え、事例となるかと思います。
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ここでは、何をやってるかっていうと、モノタロウは、ま、オンラインですね、ネット通販と言っていいと思うんですが、え、ホームセンターで扱うような商品ですね、このような商品を、え、ネット販売してるという会社ですけども、このデータをですね、まず、真っ二つに分けてます。
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注文顧客数、これは客数というものですけども、それから、顧客当たりの売上げという形で、客単価になってると思うんですが、こちらの方を、え、で、分けてです。で、このさらに、それを因数分解してですね、顧客数、いわゆるID、ID-POSデータでいけばID客数と言っていと思んですが、このID客数になる。それから、アクティブ率と注文頻度って分けてるんですが、これ、頻度そのものです。それから、注文単価、これが客単価になります。売上げは分解すると、ID客数とですね、頻度と客単価に分かれてきますので、まさに、この3つに分解してるわけです。
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で、これ、まとめると、ID客数と頻度が結びつくと、ID客数になりますので、え、ARPUに、え、ここですね、ID客数とARPU、頻度と客単価ですね、これが掛け合わさると、ARPUになりますね。こういう形で、集約することも可能です。あるいは、こういう形で、客数という風なものを、え、ID客数と頻度に分け、それから、ARPUを頻度で客単価、まさにそうなってるんですが、こういう形で分けてですね、施策を作っていくということが、え、可能です。
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で、実際に、その現状分析という形で、現状分析を、それぞれのKPIごとにしていましてですね、また、それぞれに対して、対応策、施策を、え、提示してるということで、ほぼですね、売上げを、ID-POSデータ、IDーPOSですね、の、分析に基づいて、分解して、それに対しの現状を、え、課題を抽出して、対応策を、え、示すという風な形で、え、事業計画を策定されてるわけです。まさに、実践事例ですね。
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いくつか見ていきたいと思うんですが、例えば、顧客数に関しては、生涯、え、高、生涯価値、ライフタイムバリューですね、の、顧客の獲得拡大、いわゆる、ロイヤルカスタマーの、え、顧客を拡大するということが現状の課題となって、それに対して、どうするかっていうと、チラシ、オフラインのチラシと、それからオンラインのチラシですね、SEMといいますが、こちらの方を強化する。
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じゃ、どういう風にするかっていうと、ポイントが、ここに示されてまして、取り扱い点数を拡大する。もう現状では、2,000万点まで、え、商品数が広がってるそうなんですけども、こういう形で、ライフタイムバリュー、高生涯価値の高いロイヤルカスタマーの顧客に対して、対応していくという政策を述べられています。
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あるいはですね、この逆に、客単価の方で見ていきたいと思うんですが、ARPUの方ですね。こちらの方で見ていきますと、何が問題なのか、低頻度利用顧客の再アクティベーションという形で、復活ですね、顧客を復活させるとかですね、あるいは、新規顧客を獲得させるとか、え、上昇率が低下してるんで、それを、対して、どうするのか、あるいは、注文商品の種類の数が減ってるんで、これ、特に物価高とかが含めて、これに、え、影響を受けてる。
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さらに、商品数当たりの注文数も、え、減少してるという形で、これが課題になって、じゃ、これを解決するにはどうするかっていうことなんですが、これモノタロウが独自で開発したパーソナライズのチラシ、これが効いてくるだろうということで、これを実際にえ、打ってくということで、え、モノタロウは、顧客に対して、それぞれ、パーソナルライズ、それぞれについて、え、顧客に対して、ふさわしい商品を推奨するようなですね。いう形のチラシを打つことによって、この問題を解決するという風な形で、事業計画に組み込んで、戦略まで高めてるというのが、実体と言えます。
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ま、こういう形で、頻度という風なものを、もう、ほぼ中心に置いてですね、その頻度を引き上げるためのアップ政策という風なものを、現状分析をした上で、対応策を作って取り組んでいく、それを計画にして、戦略にまで高めていくという風な事例として、モノタロウを、今回は取り上げました。え、以上です。

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