決算短信の解説、神戸物産、2024年10月期、第3四半期、増収増益！

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。ＩＤプラスアイの鈴木です。今回は、神戸物産が9月11日に公表した2024年10月期の第3四半期決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
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早速、P/Lから見ていきますが、売上高が11.4％増、営業利益が14.4%増ということで、大幅な増収、増益の好決算となっています。ただ、当期純利益ですが、え、デリバティブの評価損が発生したということで、こちらはマイナスとなっています。結果、EPSの方は、1株当たりの四半期純利益ですが、67.24円ということで、昨年と比べて、若干、減少しています。
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BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。54.7％ということで、昨年よりも増加しています。BPS、1株当たりの純資産ですが、554.98円ということで、こちらは昨年と比べて増加しています。
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え、配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると22円、今期予想が23円ですので、1円増配の予想です。
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これを踏まえて、通期予想ですが、売上高が7.9％増、営業利益が0.9%増ということで、増収増益を予想しています。進捗率を計算すると、75.8%、86.0％ですので、恐らく、営業利益の方が、え、この数値を大きく上ってくるものという予想が、え、立ちます。1株当たりの当期純利益、EPSの方ですが、97.44円となっています。先ほどの第3四半期が67.24円でした。従って、単純に4/3倍してみると、89.70円となります。ま、従って、92.0%ですので、え、恐らくですね、この数字に近いところで落ち着くのかなという予想が立ちます。
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株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、え、273,600,000株ということで、これ昨年と全く同じ株式数です。ま、従って、変化はありません。
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これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、決算発表日が9月11日、ここにあたります。翌営業日、12日ですが、売買高、オレンジが跳ね上がって、株価、赤、終り値ですが、こちらは下がっています。ま、従って、投資家は、今後の動向を冷静に見極めているといえそうです。現状、4,287円の株価、PERは44.03倍、異常値です。PBRも7.72倍と異常値ですので、割高のある株価水準といえるかと思います。ま、ちなみに、時価総額は1兆円を超えてきています。
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以上、9月11日に神戸物産が公表した2024年10月期の第3四半期決算の決算短信の解説となります。

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