決算短信の解説、イオン、2025年2月期、第2四半期決算、増収減益！

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、10月9日にイオンが公表した2025年2月期の第2四半期決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
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早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が6.1%増、営業利益が16.2％減ということで、増収減益の厳しい決算となっています。これに伴って、1株当たりの中間純利益ですが、EPSです。6.41円ということで、こちらも大きく減少しています。
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BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。7.5％ということで、こちらも昨年と比べて減少しています。BPS、1株当たりの純資産ですが、1,213.97円です。こちらも昨年と比べて、減少しています。ま、従って、全ての指標が減少するというかなり厳しい決算となっています。
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配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると36円、今期予想が40円ですので、4円増配の予想です。
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これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益が4.7％増、営業利益が7.6％増と、増収増益を予想しています。ただ、進捗率を計算してみると、50.0％、36.6％ですので、特に、営業利益がこの数値に届くかどうか厳しい予想となります。1株当たりの当期純利益ですが、EPSです。53.74円となっています。先ほどの第2四半期が6.41円でした。従って、単純に2倍すると、12.82円となります。23.6%となりますので、え、恐らく、この数字に届くかどうか厳しいと思われます。
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株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、871,924,572株ということで、これ昨年と全く同じ株式数です。従って、変化はありません。
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これを踏まえて、投資家はこの決算をどう見たかということですが、決算発表日が10月9日、翌営業日、10日ですが、売買高、オレンジが大きく跳ね上がって、株価、赤、終わり値ですが、急落しています。ボリンジャーバンドの下値圏を突き抜けましたので、投資家は、売りと見ています。現状、3,542円の株価、PERは65.92倍、異常値です。PBRは2.92倍ということで、業界平均と比べて、かなり高い水準ですので、割高感のある株価水準と言えるかと思います。
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以上、10月9日にイオンが公表した2025年2月期の第2四半期決算の決算短信の解説となります。

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