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November 2024

November 30, 2024

株価速報、食品スーパーマーケット、2024年11月29日、微増!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は11月29日に食品スーパーマーケットが公表したですね、株価速報、こちらを解説したいと思います。
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え、この日の、え、平均ですが、2,771.03円、0.05%のプラスとなっています。日経平均が0.37%のマイナスですので、日経平均と比べると、え、堅調な株価だったと言えます。ちなみに、ベスト5ですが、マミーマート、神戸物産、大黒天物産、ハローズ、イオン北海道と続いていきます。PERの平均は19.7倍、PBRは1.4倍となっています。
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では、集計した33社の全体像ですが、今週からですね、少し、え、入れ替わりがあります。いなげやが上場廃止になりましたので、載っていません。一方ですね、アルピコホールディングス、ここに当たりますが、11月21日に新規の上場となっています。
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え、スタンダードですね、東証のこちらの方に上場しています。え、交通、観光、小売を、え、事業としたですね、え、流通グループと言っていいかと思うんですが、特に、デリシア、長野県で、約、約というか、51店舗ですね。展開している食品スーパーマーケットを、の、企業となります。これ以外は業務スーパー等も展開していますね。
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さて、6番目からですね。オーシャンシステム、ヤオコー、トライアル、ライフコーポレーション、バローホールディングスと続いて行きます。え、この日ですね、PERとか、PBRの視点で買われたのか、売られたのかということですが、ままちまちですね。え、この視点で買われた、売られたはなさそうです。
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ではですね、先週との個々の株価の比較ですが、上位企業はプラス、下位企業はマイナスが多いという特徴が出ています。このような中でも、株価を大きく伸ばした、2%以上伸ばした企業を見てみますと、マミーマート、神戸物産、トライアルホールディングス、え、USMHとかが2%以上伸ばしています。そこで、今週に関しては、トライアルですね。6%以上伸ばしたという、こちらを掘り下げてみたいと思います。
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こちらがトライアルの株価となっていますが、赤が終値です。やはり、先週あたりから、右上がりの上昇基調で、ボリンジャーバンドの上値圏を沿う勢いですので、え、投資家は買いと見ています。ちょうど、ここがですね、11月13日ですが、2025年6月期の第1四半期決算が発表された翌日となります。
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売買高、え、売買高、こちらは、藍色ですけども、跳ね上がってですね、株価が上昇で、その後、上昇していることが見て取れます。現状ですが、3,150円の株価、PERは27.93倍、PBRは3.29倍ということで、どちらも高い水準ですので、割高感のある株価水準と言えるかと思います。
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以上、11月29日時点の食品スーパーマーケットの株価速報の解説となります。

 

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November 29, 2024

セブン&アイHの動向に新たな動き!

住友商事はセブン&アイ・ホールディングス傘下のスーパー、イトーヨーカ堂や外食事業などを統括する会社の買収を検討していることが26日わかった。セブン&アイによる統括会社の株式売却に向けた入札手続きに参加する方針だ。

 

住友商事は傘下に食品スーパーのサミット(東京・杉並)やドラッグストアのトモズ(東京・文京)を持つ。イトーヨーカ堂などと商品開発や調達などで相乗効果を発揮しやすいと見込む。

 

PI研のコメント:
1.日経新聞によれば、住友商事がセブン&アイH傘下のヨーク・ホールディングスの買収を検討しているとのことです。既に、1次入札が行われており、11/28に締め切られるとのことですが、この1次入札に応募するとのことです。
2.住友商事は傘下に食品スーパーマーケットのサミットストア、ドラックストアのトモズを要し、さらに、資本提携企業として、食品スーパーマーケットのマミーマート等があり、小売業には力を入れています。今回、買収が成功すれば、イトーヨーカ堂、ヨークマート、ヨークベニマル等も対象となるため、特に、首都圏においては一大流通業が誕生することになります。「セブン&アイは株の過半を2026年2月までに売却し、グループから切り離す方針だ。」とのことですので、決定はやや先の話ですが、実現すれば、業界再編となります。
3.現在、セブン&アイHはカナダのアリマンタシォン・クシュタール(ACT)から、7兆円を越える買収提案を受ける一方、創業家の伊藤家からも、それを越えるMBOの提案を受けていますので、その動向を踏まえ、並行して走ることになります。
4.入札はまだ1次段階ですので、今後、2次、3次と進んでゆくことになりますが、これまでのセブン&アイHがどのような方向にいっても、これまでと全く違う企業形態になるといえます。セブン&アイHの経営決断に注目です。


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November 28, 2024

ベイジアンネットワークと併買分析!

PI研のコメント:
1.ベイジアンネットワークをどうID-POS分析に活用するか、これまで数年間、試行錯誤をしてきましたが、やっと安定した結果を出せるようになりました。これまで、ID-POS分析には様々な企業が取り組んできましたが、単純な併買分析に終始していることが多く、そこから、次のステップへ中々進めなかったといえます。
2.その要因は、併買分析は本格的に取り組むと、組み合わせ爆発が起こり、通常のアルゴリズムでは歯が立たないからです。一般に、10品の併買パターンは2の10乗ですので、1,024パターンの併買があります。20品では100万パターンを越え、50品では1,000兆パターンを越えます。したがって、ID-POS分析の併買分析に本格的に挑むことは現状、不可能といえ、これまで手をつけることができなかったといえます。
3.これに取り組むには、やはり、AIの力をかりる必要があり、現時点で最も最適なAIがベイジアンネットワークと思われます。もちろん、商品が多いと組み合わせ爆発は避けられませんので、限界はありますが、すべての併買パターンを解析して、因果推論モデルを作成することが可能です。
4.従って、ベイジアンネットワークをID-POS分析に適用すれば、これまで踏み込めなかったID-POS分析の併買に挑むことができ、新たなマーチャンダイジングの適用領域が広がるといえます。ID-POS分析が本格的に唯一取り組めなかった領域がこの併買ですので、今後、ベイジアンネットワークを活用して、併買の深奥に迫りたいと思います。
5.参考に、ベイジアンネットワークを理解する上で、私も勉強した動画を2本アップします。ベイジアンネットワークはベイズの定理がその原型であり、ここからリフト値、ベイズの定理では尤度比(ゆうどひ)を算出し、結果から原因を推論してゆく定理です。その発展系がベイジアンネットワークですが、滅茶苦茶わかりやすいです。リフト値の解説がやや物足りない面もありますが、参考になります。

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November 27, 2024

併買分析に挑む!

PI研コメント:

1.Xでつぶやいたイートの中で「併買」に関して、いまでも心がけているものを3つ取り上げました。1つ目は、tableauで併買を分析する時のポイントです。tableauを使い始めた時、併買をどう分析するか、悩みました。単純な併買であれば、簡単なのですが、商品と商品のあらゆる併買パターンを算出するとなると一筋縄ではいきません。そこで、いろいろ検討した結果、セットの活用にたどり着きました。このセットを使うと、すべての併買パターンを算出することが可能だということがわかり、バナナ、10品で実施した時のツイートです。
2.結果は瞬時に、約300パターンのバナナの併買が算出されてびっくりでした。しかも、バナナ全10品をすべて併買する顧客は約1万人の購入顧客の中にたった1人だったこともびっくりでした。ただ、この時は、併買の全パターンを算出する公式を知らなかったので、約300パターンがすべてと思っていたのでしたが、後で、勉強して数式にあてはめたら、2の10乗ですので、1024パターンの併買が理論的には存在することがわかり、さらに、びっくりでした。ということは、この約1万人のバナナの購入顧客は約700パターンの併買の購入がないということになります。いわゆる0併買です。
3.これまで様々なID-POS分析を食品スーパーマーケット、ドラックストア、ホームセンター等と取り組んできましたが、併買をここまで突き詰めたことはなく、また、そのような併買を算出しているソフトはなかったといえます。tableauを使ってはじめて、ここまで併買を極めたといえ、当時は感動しました。ただ、ここではバナナ10品だからほぼ問題なく併買分析ができましたが、これが20品、30品、50品となると、さすがにtableauでも限界です。仮に50品だとすると、2の50乗になりますので、約1000兆パターンとなりますので、通常のパソコンで不可能な計算となります。したがって、必然的にスーパーコンピューター、量子コンピュータの世界の話となります。医療分野、タンパク質の組み合わせ等にスーパーコンピューターを使わざるを得ないのもうなずけます。
4.2つ目もtableauで併買分析をした時の発見です。ここでは絶対単品という言葉を使っていますが、これはその商品のみを購入する1品併買のことで、その商品以外併買が発生しない場合のことです。実際、これまで様々な商品で併買分析を試みましたが、例外なしに、併買人数の多いパターンは絶対単品であることが確かめられています。したがって、この1品併買の強いブランドほど、顧客から絶対的な支持を得ているといえ、この商品、さらに、強い、併買率の高い商品ほど、ブランド価値が高いと判断できそうだといツイートです。
5.3つ目は、併買の棚割りへの応用のツイートです。この併買に因果推論を加えるとさらに興味深い結果が得られます。クラスターが出現するのです。クラスターとは併買の強さをリフト値(尤度比)で計算し、その強さから確率的な因果関係を算出し、因果構造を作り上げる分析です。ここでできたクラスターを見ると、商品間の因果構造が解明され、それらの商品が強い絆で結ばれていることが鮮明になります。したがって、このクラスターをもとにマーチャンダイジング、特に、棚割りに応用すれば、棚割りの本質にたどりつくことができるというツイートです。
6.まだまだ、併買は奥深いのですが、研究ははじまったばかりといえ、tableauと因果推論で、その本質にどこまで迫れ、マーチャンダイジング等に応用できるか挑戦してゆきたいと思います。

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November 26, 2024

スーパーマーケット統計調査、2024年10月度、100.7%!

PI研コメント:

1. 一般社団法人 全国スーパーマーケット協会 一般社団法人 日本スーパーマーケット協会 オール日本スーパーマーケット協会の食品スーパーマーケットの業界3団体が2024年10月度の売上速報を公表した。結果は、既存店が100.7%と微増でした。
2. この販売統計調査は全国の食品スーパーマーケット、270社、8,389店舗の販売統計調査であり、ここには、イオン、セブン&アイHなどのGMSは入っていませんので、文字通り、日本の食品スーパーマーケットの集計結果といえます。
3. さて、その内訳ですが、青果101.1%、水産99.6%、畜産99.5%、惣菜103.1%、日配99.7%、一般食品102.5%、非食品96.3%でした。惣菜と一般食品は堅調ですが、他の部門は伸び悩んだといえます。
4. この10月度のキーワードですが、1. 気温が高く、秋冬商材不振、 2. 新米の流通、価格高騰、点数減 、3. 節約志向だそうです。伸び悩んだ要因は秋冬商材不振、節約志向が大きいといえそうです。一方、惣菜、一般食品の堅調な要因は新米の流通、価格高騰、気温が高かったことといえそうです。
5. 今年も残すところ、あとわずかとなりました。現状、やや厳しい状況ですが、年間最大の年末商戦、食品スーパーマーケットがどこまで売上げを伸ばせるか、注目です。

 

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November 25, 2024

売上速報、コンビニ、百貨店、2024年10月!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、コンビニと百貨店の売上速報ということで、2024年10月度を解説します。
***
まずは、コンビニからですが、102.4%ということで、堅調な売上高となりました。No.1は、ローソン104.4%、ファミリーマート102.3%、セブンーイレブン・ジャパン100.4%ということで、特に、セブン-イレブン・ジャパンがやっと100%を超えてきました。
***
グラフにしたものがこちらですが、え、これ赤がファミリーマート、グリーンがローソン、藍色がセブン-イレブン・ジャパンですが、昨年は3社とも好調だったんですが、今年に入ってですね、特に、藍色のセブン-イレブン・ジャパンが100%を下回るということで、厳しい状況が続いていました。え、客数、客単価を3ヶ月、昨年と比べて比較したものがこちらになりますが、やはり、昨年は客数が伸びが良かったと。ところが、今年に入って客数の伸びが止まったということで、これが売上げの低迷の最大の要因です。客単価に関しては、今年も、え、昨年もですね、あまり大きな変化はないと思います。
***
ではですね、百貨店の方ですが、108.1%ということで、依然として、好調さを維持しています。8月度が109.3%、9月度が106.7%ですので、ほぼ、横ばいといっていいかと思います。No.1は三越伊勢丹112.5%、J.フロントリテイリングが111.7%、エイチ・ツー・オー・リテイリング104.6%、高島屋103.6%となっています。
***
グラフにしたものがこちらですが、上位2社とですね、下位2社、明暗が分かれています。昨年と3ヶ月の売上高を比較したものがこちらになりますが、昨年の方がですね、若干、良かったかなと。今年は、ほぼ横ばいで、110%前後で推移しています。
***
他の業態で比較したものがこちらになりますが、やはり、好調な百貨店が、え、見て取れます。ただ、100%、110%ラインを割ってきていますので、今後の動向が気になるところです。ついで、コンビニ、スーパーマーケット、ドラッグストア、GMSと続きます。最も厳しかったのがホームセンターで、100%を大きく下回っています。
***
以上、コンビニと百貨店の売上速報ということで、2024年10月度の解説となります。

 

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November 24, 2024

コンビニ売上速報、2024年10月、日本フランチャイズチェーン協会、101 7%!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、え、日本フランチャイズチェーン協会ですね、ここが11月20日に公表した2024年10月度のコンビニの売上速報を、え、解説します。
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この売上速報は、全国7社、セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ローソンの7社が、7社の集計をまとめたものとなります。全国で55,695店舗ということで、え、ほぼ、日本のコンビニの全体を網羅してると言えます。
***
結果ですが、1.7%、既存店ということで、堅調な結果となっています。気になるのは店舗数で、マイナスの0.1%ということですので、店舗数も増やし、客数アップでですね、売上げを、え、目指す時代からですね、客単価の方に大きな戦略がシフトしてるという状況が見て取れます。
***
その客数、客単価ですが、客数が0.8%増、客単価が0.8%増ということで、バランスよく売上げを押し上げてることが見て取れます。特に、加工食品、非食品がですね、3.3%、3.0%ということで、好調でした。コメントにもですね、おにぎり、冷やし麺、サラダ、ソフトドリンク、アイスクリームが、え、好調に推移したそうです。特に、販促施策等により、来店客数の増加が見られたということで、これらが相まって、売上げを押し上げていることが見てとれます。
***
参考にですが、主要3社のみをまとめたものとなります。102.4%ですので、全体よりも、え、この主要3社の方の平均が上回っていますので、え、全体を押し上げた要因となっています。ただ、セブン-イレブン・ジャパンはですね、やっと、100%を超えたんですが、え、先月まで100%を割っていましたので、まだまだ、伸びが低い状況です。ローソは好調ですね。
***
グラフにしたものがこちらですが、昨年と比べて、グラフ、ここ、100%ラインですが、え、弱いというところが見てとれます。ただ、ローソはですね、これグリーンですけども、え、3ヶ月連続で売上げが上昇しています。セブン-イレブン・ジャパンは藍色ですが、ほぼ、横ばいです。客数、客単価で見たものがこちらですが、昨年と比べて、客数の減が大きいということが、一目瞭然です。客単価は、ほぼ、横ばいといえますね。
***
以上、コンビニの売上速報、最新の2024年10月度の解説となります。

 

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November 23, 2024

株価速報、食品スーパーマーケット、2024年11月22日、微増!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、食品スーパーマーケットの株価速報ということで、2024年11月22日を解説します。
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この日のベスト5ですが、いなげや、アルビス、大黒天物産、マミーマート、オークワと続いて行きます。この日の平均が2,675.19円、0.39%のプラスとなっています。日経平均が0.28%のプラスですので、日経平均よりもですね、食品スーパーマーケットの株価の方が好調であったと言えます。この日のPERの平均は19.5倍、PBRは1.4倍となっています。
***
では、集計した33社の全体像となります。6番目からは、トライアル、バローホールディングス、USMH、神戸物産、ベルクと続いていきます。え、21番目のエコスですね、ここまでがプラスで、22番目のイオン九州からマイナスということですので、2/3がですね、約ですけども、プラスとなっています。この日、PERとか、PBRの視点で買われたのか、売られたのかということですが、こう見るとですね。まちまちですので、え、この視点でですね、買われた、売られたはなさそうです。
***
ではですね、先週との個々の株価の比較となります。上位企業はプラス、下位企業は、マイナスが多いという特徴が出ています。え、このような中でですね、え、株価が先週と比べて大きく伸ばした企業ですが、いなげや、アルビス、オークワ、USMH、ベルク、ダイイチ、等はですね、え、株価を大きく伸ばしています。そこで、今週に関しては、伸び率の1番高かったいなげや、4%強ですね。こちらを掘り下げてみたいと思います。
***
こちらがいなげやの株価の推移ですが、赤が終値です。え、株価はですね、先週あたりから急上昇して、ボリンジャーバンドの上値圏に近づきつつあるということで、投資家は、買いに、え、入ってると言えそうです。ま、ここにもあるんですが、11月28日ですね、今月、もう来週になります。USMHと、え、合併ですね。完全親会社として、え、いなげやが子会社になるということで、上場廃止が決まっています。ま、それに、え、向けての駆け込み需要みたいなものがですね、発生してるのかというところが見て取れます。
***
現状、1,207円の株価です。PERは、え、公開していません。PBRは1.02倍ということで、ま、割安、割高かと言えば、割安感のある株価と言えるかと思いますが、もうすぐ、上場廃止になりますので、え、何とも言えない動きになってると言えるかと思います。
***
以上、11月22日時点の食品スーパーマーケットの株価速報の解説となります。

 

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November 22, 2024

売上速報、ドラックストア、ホームセンター、2024年10月!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、ドラッグストアとホームセンターの売上速報ということで、2024年10月度の解説をします。
***
まずは、ドラッグストアからですが、101.3%ということで、堅調な売上高となっています。No.1はクスリのアオキ106.6%、薬王道106.2%、GenkyDrug Stores105.8%、スギ105.4%、ウエルシア、え、101.0%と続いていきます。6番目以降は、マツモトキヨシ、クリエイトSD、サンドラック、ツルハ、え、サツドラと続きます。
***
グラフにしたものがこちらですが、上位企業は、え、100%ラインを大きく超えているんですが、特に5番目以降ですね、100%ギリギリとなって、え、10番目以降ですね、100%を割ってくるという厳しい状況です。え、3ヶ月を昨年と比べて比較したものがこちらになりますが、昨年はですね、非常に堅調な売上高を3ヶ月連続維持しました。で、今年はですね、8月以降、売上高が低迷ということで、100%ギリギリラインということで、厳しい状況です。
***
では、ホームセンターの方ですが、97.7%ということで、え、ドラックストアと比べてもかなり厳しい、え、売上高の伸び率となっています。No.1は、ハンズマン111.2%、No.2はアークランドサカモト105.6%、No.3は、え、ジョイフル本田103.4%ということで、この3社のみ100%を超えているんですが、4番目以降、綿半、コーナン、アレンザ、コメリ、順天堂、DCMH、ナフコ、いずれも100%を下回っています。
***
グラフにしたものがこちらですが、やはり、この、え、明らかにですね、え、上位企業と下位企業で大きな違いがあります。特に、上位企業は比較的、え、このグリーンのですね、客数が、え、売り、え、伸びているんですが、客単価、客数ともに伸びてますね。ところが、下位企業の方は、客単価は伸びてるんですが、客数が伸びないということで、明暗が分かれています。
***
3ヶ月、昨年と比較したものがこちらになりますが、昨年は、え、さらに、厳しかったという、え、状況ですが、客単価は良かったんですが、客数が伸び悩んだと、で、今年、え、8月に関しては、両方とも良かったんですが、9月、10月と客数が下がり始めてですね、売上げが低迷し始めたと言えます。
***
他の業態と比較したもがこちらになりますが、え、ホームセンターは1番厳しい状況です。ドラックストアは比較的中間の場所ということで、え、最も良かったのは百貨店、コンビニ、スーパーマーケット、その次となります。そして、GMSと続き、ホームセンターです。
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以上、ドラッグストアとホームセンターの売上速報、最新の2024年10月度の解説となります。

 

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売上速報、食品スーパーマーケット、2024年10月!

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***
まずは、結果ですが、101.2%ということで、堅調な売上げとなっています。No.1は成城石井105.0%、ヤオコー103.6%、ハローズ103.1%、カスミ102.2%、ベルク102.1%、マルエツ、USMH、アクシアルリテイリング、リテールパートナーズ、いなげやと続いていきます。グラフにしたものがこちらですが、ま、半分以上ですね、え、100%ラインを超えてきています。
***
え、客単価か客数なのかというと、え、このえ、藍色がですね客単価で、グリーンが客数となります。どちらかというと、上位企業は客数の伸びが売上げを押し上げてると言えそうです。3ヶ月全体を昨年と比べて比較したものがこちらになりますが、昨年は8、9、10という形で売上げが伸びていたんですが、今年に入ってですね、今年の3ヶ月は売上げが下がってるということで、気になります。特に、客数は堅調なんですが、客単価の下げが大きいということが、え、売上げを押し下げているんですね、要因と言えるかと思います。
***
参考に、GMSの方ですが、100.2%ということで、100%ギリギリでした。No.1は平和堂の104.5%、PLANTの103.2%、サンエーの101.9%、イオン北海道の101.8%、イオン九州の101.4%と続きます。6番目以降、イズミヤ、イオンリテール、イズミ、イトーヨーカ堂は100%ラインを下回っています。
***
では、他の業態と比較したものがこちらになりますが、スーパーマーケットはちょうど、真ん中あたりですね。え、最も好調なのが百貨店ということで、110%近い伸びということで、依然として好調さが続いています。続いで、コンビニ、そして、スーパーマーケットですね。それから、ドラッグストア、GMS、最も厳しかったのはホームセンターで100%ラインを大きく下回るということで、明暗が分かれました。
***
以上、食品スーパーマーケットの売上速報ということで、2024年10月度の解説となります。

 

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November 20, 2024

決算短信の解説、ダイイチ、2024年9月、本決算、増収増益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、ダイイチが11月14日に公表した2024年9月期の本決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BS、CF、キャッシュフロー計算書ですね。これに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、売上高が7.9%増、営業利益が7.0%増ということで、増収、増益の好決算となっています。これに伴って、EPS、1株当たり当期純利益ですが、125.23円ということで、こちらも大きく増加しています。本決算ですので、ROE、ROAの方も公表されてまして、8.7%、7.9%という結果となっています。ROEの方は上昇していますが、ROAの方は、若干、減少してるところが気になります。
***
BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資産比率です。64.3%ということで、こちらも若干、減少してるところが気になるところです。BPS、1株当たり純資産ですが、1490.09円ということで、こちらは増加しています。
***
キャッシュフローのですが、営業活動、投資活動、財務活動、そして、現金、内部留保が公開されています。ポイントは、投資活動によるキャッシュフローです。営業活動によるキャッシュフローの何%を配分してるか、すなわち、え、成長戦略を占う指標となりますが、62.4%ということで、財務が35.2%ですから、投資に、え、キャッシュを厚く配分してることが見て取れます。従って、え、今期に関しては、積極的な成長戦略にキャッシュを振り向けています。内部留保は、100.8%ということで、ほぼ、昨年と同じ水準です。
***
配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、30円。今期予想が36円ですので、6円増配の予想です。
***
これを踏まえて投資家は、この決算をどう見たかということです。え、の前にですね、え、業績予想ということで、通期予想です。売上高が12.9%増、営業利益が13.8%減ということで、増収減益を予想しています。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、106.13円です。今期予想、今期の結果ですね、125.23円ですので、若干、減少してるところが気になるところです。
***
株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、11,438,640株ということで、これ昨年と全く同じ株式数です。従って、変化はありません。
***
これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、決算発表日が11月14日、ここに当たります。売買高、オレンジが大きく跳ね上がって、株価、赤、終り値ですが、え、大きく、え、増加しています。ボリンジャーバンドの上値圏を抜けましたので、投資家は、積極的な買いと見ているようです。現状、1,387円の株価、PERは13.07倍、PBRは0.93倍ということで、特に、PBRが1.00倍を下回るということで、割安感のある株価水準と言えるかと思います。
***
以上、ダイイチが11月14日に公表した2024年9月期の本決算の決算短信の解説となります。

 

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November 19, 2024

決算短信の解説、バロー、2025年3月、第2四半期決算、増収減益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、バローホールディングスが11月12日に公表した2025年3月期の第2四半期決算を、え、の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が5.7%増、営業利益が6.4%減ということで、増収減益のやや厳しい決算となっています。EPS、1株当たりの中間純利益ですが、126.34円ということで、こちらは若干ですが、増加しています。
***
BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資比率です。36.6%ということで、こちらは若干ですが、減少しています。
***
配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、65円、今期予想が68円ですので、3円増配の予想です。
***
これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益が4.0%増、営業利益が2.9%増ということで、増収増益を予想しています。進捗率を計算すると50.3%、44.4%ですので、営業利益の方が若干、この数字に届くかどうか、気になるところです。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、233.66円を予想しています。先ほどの第2四半期が126.34円でした。従って、単純に2倍すると252.68円となります。109.6%に当たりますので、恐らく、この数字に近いところで落ち着くのではないかという予想が立ちます。
***
はい、え、株式の方ですが、期中、自己株式、期末が、え、公開されています。期末を見ると、53,987,499株ということで、これ昨年と全く同じ株式数です。従って、変化はありません。
***
これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、決算発表日が12日、11月12日ですね、売買高、オレンジが大きく跳ね上がって、株価は若干下がっています。翌日は戻していますが、投資家は、今後の動行を冷静に見極めていると言えそうです。現状、2,093円の株価、PERは、9.06倍、PBRは0.67倍ということで、特に、PBRが1.00倍を下回るということで、気になる水準です。従って、割安感のある株価と言えるかと思います。
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以上、バローホールディングスが11月12日に公表した2025年3月期の第2四半期決算の決算短信の解説となります。

 

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November 18, 2024

決算短信の解説、いなげや、2025年3月、第2四半期決算、減収減益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、いなげやが11月12日に公表した2025年3月期の第2四半期決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が1.1%減、営業利益が77.8%減ということで、減収、大幅減益のかなり厳しい決算となっています。EPS、1株当たりの中間純利益ですが、え、53.13円ということで、こちらは、え、純利益ですね、中間の純利益が、え、プラスに転じた、え、大きくプラスに転じてるために、増加となっています。
***
BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資比率です。62.0%ということで、こちらも増加しています。
***
配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、15円、え、今期予想は、え、明示されていません。これ通期予想もそうなんですが、2024年11月28日にえ、これですね、え、上場廃止が予定されてると。ま、従って、25年3月期の通期連結予想は記載しておりません、ということで、明示されていません。え、通期予想の方も同様です。
***
え、株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、52,338,091株ということで、これ、昨年と比べて、若干、減少しています。
***
ええ、これを踏まえてですね、投資家はこの決算をどう見たかということですが、12日、11月12日、ここに当たりますが、売買高、オレンジはほとんど変化がありません。やはり、上場廃止が決まっていますので、投資家の方は、え、かなりですね、え、積極的な投資には動いてないと言えます。え、現状、株価は、1,166円、PERは明示されていません。で、PBRの方は0.98倍ということで、1.00倍を下回るということで、え、PER、PBRから見ると、割安感のある株価と言えます。
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以上、いなげやが11月12日に公表した2025年3月期の第2四半期決算の決算短信の解説となります。

 

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November 17, 2024

決算短信の解説、マミーマート、2024年9月、本決算、増収増益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回はマミーマートが11月12日に公表した2024年9月期の本決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BSに加えて、本決算ですので、CF、キャッシュフロー計算書、そして、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が10.8%増、営業利益が9.0%増ということで、増収増益の好決算となっています。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、473.61円ということで、こちらも大きく増加しています。本決算ですので、ROE、ROAの方も公表されています。13.2%、10.0%ということで、え、昨年とほぼ同じ水準です。高い数値と言えます。
***
え、BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。51.6%ということで、こちらも若干ですが、増加しています。BPS、1株当たりの純資産ですが、3,787.36円ということで、こちらも大きく増加しています。
***
え、キャッシュフローの方ですが、営業活動、投資活動、財務活動、そして、現金、内部留保ですね、こちらが公開されています。え、ポイントは投資活動によるキャッシュフローです。営業活動によるキャッシュフローの何%を配分したか、すなわち、成長戦略を占う指標となりますが、620.7%ということで、今期は投資に大きくキャッシュを配分していることが見て取れます。財務は60.6%、内部留保は38.4%ですので、内部留保を取り崩してですね、投資に当ててるということで、成長戦略に急激に舵を切てってるということが見て取れます。
***
配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見と、95円、今期予想も95円ですので、変化はありません。
***
これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益が15.1%増、え、営業利益が2.9%減ということで、増収減益を予想しています。今期は厳しく見ているようです。え、EPS、1株当たりの当期純利益ですが、475円を予想しています。先ほどの本決算が473.61円でしたので、ほぼ、今年の水準を予想していると言えます。
***
株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、10,796,793株ということで、これ昨年と全く同じ株式数です。従って、変化はありません。
***
これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、11月12日、ここに当たりますが、え、売買高、オレンジが大きく跳ね上がって、株価は若干、下がっています。その後、横ばいですので、投資家は今後の動向を冷静に見極めていると言えそうです。現状、3,680円の株価、PERは7.75倍、PBRは0.97倍ということで、え、1.00倍を下回るということで、割安感のある株価水準と言えるかと思います。
***
以上、11月12日にマミーマートが公表した2024年9月期の本決算の決算短信の解説となります。

 

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November 16, 2024

株価速報、食品スーパーマーケット、2024年11月15日、微増!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、11月15日時点の食品スーパーマーケットの株価速報を解説します。
***
この日のベスト5ですが、ヤオコー、マミーマート、トライアル、ダイイチ、JMHDと続いていきます。全体の平均が2,756.94円ということで、0.15%のプラスでした。日経平均が0.28%のプラスですので、日経平均と比べると、やや低調な株価だったと言えます。この日のPERの平均は19.7倍、PBRは1.4倍となっています。
***
では、集計した33社の全体像となります。6番目からは、アクシアルリテイリング、え、リテールパートナーズ、マックスバリュ東海、アークス、大黒天物産と続いていきます。20番目のヤマザワまでがプラスで、21番目のPLANTからマイナスということで、ま、2/3、約2/3ですね、が、プラスということで、やはり、あの低調ですが、プラスが多い株価と言えます。
***
この日、PERとかPBRの視点で買われたのか、売られたのかということですが、ま、こう見るとですね、まちまちですかね。え、この視点で、え、今日に関しては、株価が動いたとは言えそうもありません。
***
さて、先週との個々の株価の比較です。上位企業は、プラスが多く、下位企業はマイナスが多いということで、明暗が分かれています。え、このような中でも、ヤオコー、トライアル、ダイイチ、マックスバリュ東海、え、等はですね、え、2%以上ですね、株価が先週と比べて、上昇するということで、え、伸びています。そこで、今週に関しては、1番伸び率の高かった、10%伸びてますね、ダイイチ、え、ここを掘り下げてみたいと思います。
***
こちらがダイイチの株価の推移ですが、11月14日ですね、ここに当たりますが、決算発表、本決算ですね、公表されています。売買高、オレンジが大きく跳ね上がって、株価、赤ですが、え、急上昇しています。しかも、ボリンジャーバンドを超えるということで、え、投資家は積極的な買いと見たようです。現状、1,387円の株価、PERは13.07倍、PBRは0.93倍ということで、1.00倍を下回るということで、割安感のある株価水準と言えるかと思います。
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以上、11月15日時点の食品スーパーマーケットの株価速報の解説となります。

 

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November 15, 2024

決算短信の解説、ヤオコー、2025年3月、第2四半期決算、増収増益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回はヤオコーが11月11日に公表した2025年3月期の第2四半期決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が17.9%増、営業利益が9.6%増ということで、増収、増益の好決算となっています。EPS、1株当たりの中間純利益ですが、352.67円ということで、こちらも若干ですが、上昇しています。
***
え、BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。49.6%ということで、こちらも若干、増加しています。BPS、1株当たり純資産ですが、4,383.11円ということで、こちらも増加しています。従って、基本的な指標が全て増加ということで、好決算と言えます。
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配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると110円、今期予想も110円ですので、変化はありません。
***
これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益が14.1%増、営業利益が7.1%増ということで、増収増益を予想しています。進捗率を計算すると、50.9%、67.9%ですので、営業利益の方がこの数字を大きく上回ってくるものという予想が経ちます。BPS、1株当たりの当期純利益ですが、476.04円となっています。第2四半期が先ほどの数字が352.67円でした。従って、単純に2倍すると705.34円となります。148.2%となりますので、恐らく、この数字も大きく上回るものという予想が立ちます。
***
株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると41,894,288株ということで、これ昨年と全く同じ株式数です。従って、変化はありません。
***
これを踏まえて投資家はこの決算をどう見たかということですが、決算発表日が11日、ここで当たります。売買高、オレンジが大きく跳ね上がって、株価は横ばいでした。ただ、その後、株価は上昇に転じていますので、投資家は買いと見ているようです。現状、9,331円の株価、PERは20.24倍、PBRは2.13倍ということで、え、業界平均は、いや高い水準ですので、割高感のある株価水準と言えるかと思います。
***
以上、11月11日にヤオコーが公表した2025年3月期の第2四半期決算の決算短信の解説となります。

 

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November 14, 2024

セブン&アイH、MBO vs カナダ(ACT)、11/13!

 

PI研コメント:

1.11/13,セブン&アイHが「一部報道について」と題するニュースリリースを公表しました。現在、セブン&アイHはカナダのアリマンタシォン・クシュタール社(ACT)から、M&A、買収提案を受けていますが、ここに来て、新たに「伊藤興業」から提案を受けたとのことです。一部報道ではMBOという情報が流れていますが、実際にはMBOではなく、M&Aの新たな「提案」だそうです。
2.セブン&アイHに提案をした「伊藤興業」ですが、「当社の代表取締役 副社長の伊藤順朗氏及び同氏が関係する会社である伊藤興業株式会社」とのことですので、イトーヨーカ堂の創業家一族とのことです。従って、セブン&アイHの経営陣によるMBOではなく、新たなM&Aの提案だそうです。
3.結果、セブン&アイHは2社、ACTと伊藤興業からM&Aの提案を受けたことになり、セブン&アイHの今後の動向が注目されます。ニュースリリースでは、「当社の独立社外取締役のみで構成される特別委員会は、ファイナンシャルアドバイザー及びリーガルアドバイザーを交えて、慎重かつ包括的な検討を行っております。」とのことですので、どちらの提案を受けるか、ないしは、どちらも拒絶するか、検討中とのことです。
4.ちなみに、セブン&アイHの特別委員会委員長及び取締役会議長であるスティーブン・ヘイズ・デイカス氏は、「「我々は、伊藤順朗氏及び伊藤興業からの提案、ACT からの提案、並びに当社が実行可能なスタンドアローンでの施策を含め、潜在的な株主価値の実現のための全ての選択肢を客観的に検討しております。当社の特別委員会及び取締役会は、価値最大化に向けて各関係者との対話を継続すると共に、当社株主及びその他のステークホルダーの利益の最大化に向け、引き続き取り組む所存です。」とのコメントを出しています。
5.現在、様々な情報が飛び交っていますが、ACTの提案は前回から引き揚げ、約7兆円といわれていますが、今回の伊藤家からの提案は、それを上回る9兆円とのことですので、激しい争奪戦になるとことも予想されます。株価も、11/13時点で売買高が約350万株と異常値、2,499.0円(前日比+271.5(+12.18%))というストップ高に近い上昇幅です。一時は、売買停止にもなり、本日の株価は大波乱の一日でした。今後、株価がどう推移するか、全く、先が読めない動きといえます。
6.今後の動向ですが、まずは、セブン&アイHの特別委員会がどのような結論をだすのか、不安定な日々がしばらく続きそうです。仮にACTが動かなければ、伊藤興業も動かず、このまま現経営陣が経営を継続することも考えらます。当面の焦点はACTがTOBに動くどうかがポイントとなりそうです。
7.それにしても、セブン&アイHがここまで経営に大きな振らぎが入るとは驚きであり、それだけ、小売業が巨大化した場合、経営基盤を固めることがいかに難しいかが浮き彫りになったといえます。セブン&アイHがどのような経営決断をするのか、今後の動向に注目です。

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November 13, 2024

ヤオコー、中間決算、増収増益、EPS、352.67円!

ヤオコーが11日発表した2024年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比5%増の144億円だった。消費者の節約志向が強まる中でも客数が増えた。地域ごとの顧客特性に合わせた品ぞろえの強化や、定番品を中心とした値引き施策が奏功した。売上高にあたる営業収益は18%増の3595億円と過去最高を更新した。

 

決算短信より:

第1 1次中期経営計画期間(2025年3月期~2027年3月期)におきましては、「グループでより強くなる」をメインテーマに掲げて、ライフスタイル業態とディスカウント業態の各社が自律的な成長を果たすことで、商圏シェアの向上を図るとともに、「グループ売上高1兆円体制」に向けた基盤づくりについても進めてまいります。
①グループとしての商圏シェアアップ
・ ライフスタイル業態とディスカウント業態でのシェア向上
・ ライフスタイル業態でのM&Aの継続検討
②グループ共通機能の強化(グループ売上高1兆円に向けた基盤づくり)
・ 人 事、財務、内部統制、店舗開発、物流、システム、製造
・ 経営人材の育成、人材交流・学び合い
③成長市場への投資と協業
・ ベトナム市場での成長支援と協業
・ 国内ベンチャーとの協業と新たな価値の創出

2024年9月30日現在の店舗数は、グループ全体で234店舗(ヤオコー191店舗 、エイヴイ13店舗 、フーコット5店舗、せんどう25店舗)となっております。

 

PI研コメント:

1.ヤオコーの2025年3月期の中間決算が11/11に公表されました。結果は増収増益の好決算です。この10月度、直近の既存店の数字を見ると、売上高103.6%=客数101.6%×客単価101.9%ですので、客数、客単価、バランスよく売上げを押し上げており、堅調な伸びといえます。しかも、今期、一度も昨対を下回ってません。ちなみに、中間決算累計では、106.3%ですので、好調さが維持されています。
2.客単価はPI値と一品単価に分解できますが、この中間段階では、既存店が客単価102.6%=PI値99.4%×一品単価103.2%ですので、PI値は若干下がっていますが、一品単価が上昇しており、これが客単価を押し上げています。日経新聞の記事では、「食品の値上げや米などの相場高による1点単価の上昇も売上高を押し上げた。」とのことですが、確かに、客単価を102.6%まで押し上げています。これに客数の101.6が相まって、売上高を103.6%にまでさらに押し上げたといえ、値上げのマイナス要因を客単価、客数、双方で押し上げたといえます。
3.通常、一品単価がアップすると、PI値が下がり、客単価が相殺されがちですが、ヤオコーの場合、PI値の落ち込みを最小限に抑えたことも好調な売上げの要因といえます。日経新聞にも「店舗ごとに地域の顧客に合わせて値引きを強化したり、独自総菜を充実させたりし、・・」とあるように一品単価の上昇を相殺するPI値アップに取り組んだことが大きいのではと思います。
4.ヤオコーの「第1 1次中期経営計画期間(2025年3月期~2027年3月期)」が現在進行中ですが、3つの大きな政策が掲げられています。1つめが既存店の活性化であり、商圏シェアアップに取り組むとのことです。この中間決算時の既存店の数字を見ると、106.3%ですので、順調といえます。2つ目が売上高1兆円を目指した内部体制の強化です。今期の通期予想の売上高が約7,000億円、14.1%増ですので、数年以内に達成可能な射程圏内に入ったいえます。人 事、財務、内部統制、店舗開発、物流、システム、製等、あらゆる経営管理体制をの強化が求められます。そして、3つ目は成長戦略ですが、新規市場としてベトナムを視野に入れているとのことです。食品スーパーマーケットの成長戦略の源泉は新規出店にありますが、国内は厳しい競争があり、M&Aに比重が移りつつありますので、海外、特に、東アジアが今後、有力な成長市場ですので、ヤオコーのベトナム市場への取り組みに注目です。


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November 12, 2024

ID-POS分析、1億件の時代へ

ニュースリリース
カタリナ マーケティング ジャパン株式会社
2024年10月1日 10時00分

 

PI研コメント:
1.ID-POSデータサービスの規模がとうとう1億件の時代に入ります。ほぼ、日本の人口に迫る数字であり、膨大なID-POSデータといえます。カタリナマーケティングジャパンによれば、この規模に到達するのは、2024年秋とのことですので、年内といえます。日本には、この規模を越える企業はありませんので、日本最大のID-POSデータサービス企業の誕生といえます。
2.ID-POSデータは、ここへ来て注目度が増しています。その理由は、大手の食品スーパーマーケットがID-POSデータをメーカー、卸へあいついで開示しはじめたことによります。結果、開示を受けた企業はID-POSデータを独自に分析、その分析結果をもとに、棚割り、販促等の商談資料を作成せざるを得なくなったためです。しかも、開示する小売業の方もID-POS分析に関しては、まだまだ手探りの状況であり、メーカー、卸からの提案を期待しているといえます。
3.ちなみに、POS分析に関しては、1974年の5月にセブン-イレブンの第1号店が東京都江東区の豊洲にオープンして以来、実践されて来ていますので、約50年の歴史です。その間、小売業側もメーカー、卸側も様々な試みがなされ、商談にも活用、分析の標準化も進み、さらに、POS分析の様々なサービス関連企業も生まれ、分析環境は整備されてきました。従って、商談もスムースに進み、実務も安心して取り組むことができるといえます。
4.では、ID-POS分析になると何が違ってくるのか。そして、分析にどのような影響がでるのか、考えてみたいと思います。まず、POS分析とID-POS分析を分ける決定的な違いは「頻度」にあります。
5.なぜ、「頻度」か?それは、POS分析は「頻度」1.0回の時のID-POS分析だからです。POS分析とID-POS分析は、この「頻度」によって連結しており、「頻度」が1.0回を超えるとID-POS分析となり、頻度が1.0回の時だけPOS分析になるからです。したがって。ID-POS分析が難しいといわれるのは、この「頻度」1.0回以外の頻度の時の分析をしなければならないからです。
6.この「頻度」という視点を入れると、ID-POS分析には、顧客も商品もすべて「頻度」があり、しかも、その「頻度」は整数ではなく、実数となるため、無限の分析が必須となります。ちなみに、「頻度」はマイナスの場合も考えられますので、増えるだけでなく、減ることもあります。
7.時代は、POS分析からID-POS分析の時代、特殊な分析から一般分析の時代に入り始めたといえます。そして、その環境も今回のニュースリリースのカタリナジャパンマーケティングにより、整いつつあるといえます。

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November 11, 2024

決算短信の解説、アクシアルR、2025年3月期、第2四半期、増収、減益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、アクシアルリテイリングが11月5日に公表した2025年3月期の第2四半期決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、売上高が3.9%増、営業利益が6.3%減ということで、増収減益のやや厳しい決算となっています。これに伴って、EPSですが、1株当たりの中間純利益です。44.16円ということで、こちらも若干ですが、減少しています。
***
BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。65.5%ということで、こちらは若干ですが、増加しています。非常に高い自己資本比率と言えます。財務は安定してますね。1株当たりの純資産、え、BPSですが、950.39円ということで、こちらも昨年と比べて、改善、増加しています。
***
配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、85円、え、今期予想が25円ですが、え、1株につき4株の割合で、20、え、2024年4月1日付けでですね、株式分割をしています。従って、単純に4倍してみると、100円となりますので、増配の予想です。
***
これを踏まえて、通期予想ですが、え、売上高が3.6%増、営業利益が2.7%増ということで、増収増益を予想しています。進捗率を計算すると、3、49.3%、48.1%ですので、ほぼ、この通り進むのでないかという予想が立ちます。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、82.84円となっています。先ほどの第2四半期が44.16円でした。従って、単純に2倍してみると、88.32円となります。106.8%ですので、恐らく、EPS、この数字を超えてくるものという予想が立ちます。
***
株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、え、93,552,156株ということで、これ昨年と全く同じ株式数です。従って、変化はありません。
***
これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、決算発表日が11月5日となります。ここですね。売買高、オレンジはあまり変化がないですね。株価、赤ですが、横ばいで、若干、その後、え、上昇基調に入ったかなという感じです。現状、891円の株価、PERは10.76倍、PBRは0.94倍ということで、特に、PBRが1.00倍を下回るということで、割安感のある株価水準と言えるかと思います。
***
以上、アクシアルリテイリングが11月5日に公表した2025年3月期の第2四半期決算の決算短信の解説となります。

 

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November 10, 2024

Facebookランキング_11月4日/2024:食品スーパーマーケット最新情報!

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November 09, 2024

株価速報の解説、食品スーパーマーケット、2024年11月8日、低調!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、食品スーパーマーケットの株価速報ということで、11月8日時点の解説をします。
***
この日のベスト5ですが、イオン、ベルク、大黒天物産、ヤオコー、トライアルと続いていきます。全体の平均が2,750.03円ということで、0.08%のマイナスとなっています。やや厳しい、え、株価でした。日経平均が0.31%のプラスです。プラスですので、それと比べても、厳しい株価だったと言えます。この日のPERの平均は19.8倍、PBRは1.4倍となっています。
***
では、集計した33社の全体像となります。6番目からは、マックスバリュ東海、神戸物産、エコス、ダイイチ、ライフコーポレーションと続いていきます。え、15番目のイオン、ん、16番、すいません、え、17番目の天満屋ストアまでがプラスで、18番目のヤマザワからマイナスということですので、ま、ちょうど、半々がプラス、半分がマイナスということで、え、拮抗した株価だっったことが見て取れます。
***
この日、PERとかPBRの視点で買われたのか、売られたのかということですが、こう見るとですね、PBRの高い企業に投資家の視点が集まったと言えるかと思います。
***
では、先週との株価の比較ですが、え、大半がプラスになってますね。マイナスが少ない傾向です。え、このような中で、イオン、ベルク、ダイイチ、アイスコ、え、これらの企業は株価を大きく伸ばしています。そこで、今週に関しては、1番伸び率の高かった、4%を超えてますね、え、ダイイチ、こちらを取り上げてみたいと思います。
***
こちらがダイイチの株価の推移ですが、決算発表、本決算がですね、11月14日に予定されています。現状見ると、売買高はまだ上がっていませんね。で、株価の方は、え、横ばいだったんですが、若干、上向きに、え、なってきつつあるという状況かと思います。現状、1,262円の株価、PERは11.83倍、PBRは0.86倍ということで、PBRが1.00倍を下るということで、割安感のある株価水準と言えるかと思います。
***
以上、11月8日時点の食品スーパーマーケットの株価速報の解説となります。

 

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November 08, 2024

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No.1_リーチ_:45

 

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November 07, 2024

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November 06, 2024

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November 05, 2024

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November 04, 2024

決算短信の解説、アルビス、2025年3月、第2四半期決算、減収減益!

ブロブ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、アルビスが10月31日に公表した2025年3月期の第2四半期決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が0.2%減、営業利益が29.4%減ということで、減収、大幅減益の厳しい決算となっています。1株当たりの中間純利益、EPSですが、78.95円ということで、こちらも大きく減少しています。
***
BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。64.7%ということで、こちらは若干ですが、増加しています。BPS、1株当たりの純資産ですが、3,671.53円となっています。こちらも昨年と比べて、増加しています。
***
配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、70円、今期予想も70円ですので、変化はありません。
***
これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益が1.7%増、え、営業利益が3.0%増ということで、増収増益を予想しています。ただ、進捗率を計算すると、48.7%、36.4%ですので、営業利益の方が、この数字に届くかどうか気になる、ええ、水準です。1株当たりの当期純利益、EPSですが、197.03円となっています。先ほどの第2四半期が78.95円でした。従って、単純に2倍してみると、157.90円となります。80.2%に当たりますので、EPSの方も、この数字に届くかどうか、気になる水準と言えます。
***
株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、9,255,926株ということで、これ、昨年と全く同じ株式数です。従って、変化はありません。
***
これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、決算発表日が10月31日、ここになります。翌、営業日、1日ですが、オレンジ、売買高はあまり変化はありません。株価も、ほぼ横ばいです。従って、投資家は、え、今後の動行を冷静に見極めていると言えそうです。現状、2,689円の株価、PERは13.65倍、PBRは0.73倍ということで、特に、PBRが、え、1.00倍を下回るということで、割安感のある株価水準と言えるかと思います。
***
以上、アルビスが10月31日に公表した2025年3月期の第2四半期決算の決算短信の解説となります。

 

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November 03, 2024

決算短信の解説、リテールパートナーズ、2025年2月、第2四半期決算、増収減益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、リテールパートナーズが10月15日に公表した2025年2月期の第2四半期決算の決算短信の解説をします。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が6.4%増、営業利益が7.5%減ということで、やや厳しい決算となっています。EPS、1株あたりの中間純利益ですが、56.17円ということで、こちらも昨年と比べて、若干ですが、減少しています。
***
BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。63.9%ということで、こちらも若干ですが、減少しているところが気になるところです。
***
配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、28円、今期予想も28円ですので、変化はありません。
***
これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益が3.8%増、営業利益が5.3%増ということで、増収増益を予想しています。進捗率を計算すると、50.8%、44.0%ですので、若干ですね、営業利益の方が、この数字に届くかどうか、気になるところです。EPS、1株あたりの当期純利益ですが、121.10円となっています。え、先ほどの第2四半期が56.17円でした。従って、単純に2倍すと、112.34円となります。ま、92.8%ですので、ほぼ、この通り、行くのではないかという予想が立ちます。
***
株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、46,646,059株ということで、これ昨年と全く同じ株式数です。従って、変化はありません。
***
これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかですが、10月15日、ここになります。え、翌営業日を含めて、売買高、オレンジはあまり変化がありません。株価も、ほぼ横ばいで、その後もほぼ横ばいですので、投資家は、今後の動向を冷静に見極めていると言えそうです。現状、1,292円の株価、PERは、え、10.66倍、PBRは0.67倍ということで、1.00倍を下回るということで、え、割安感のある株価水準と言えるかと思います。
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以上、10月15日にリテールパートナーズが公表した2025年2月期の第2四半期決算の決算短信の解説となります。

 

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November 02, 2024

株価速報の解説、食品スーパーマーケット、2024年11月1日、低調!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、え、11月1日時点の食品スーパーマーケットの株価速報を解説します。
***
この日のベスト5ですが、神戸物産、アルビス、ライフコーポレーション、リテールパートナーズ、ダイイチと続いて行きます。全体の平均が2,735.97円です。0.72%のマイナスということで、厳しい株価でした。ただ、日経平均は1,000円ダウンということで、マイナスの2.63%、さらに厳しい結果となっています。この日のPERの平均は19.7倍、PBRは1.4倍となっています。
***
では、集計した33社の全体像となります。6番目からは、イオン九州、天満屋ストア、大黒天物産、オーシャンシステム、ヤマザワと続いていきます。ちょうど、この10番目のヤマザワまでがプラスで、11番目のアークスからマイナスということですので、大半がマイナスということで、厳しい株価であったことが伺われます。
***
この日、PERとかPBRの視点で買われたのか、売られたのかということですが、ま、こう見るとですね、え、PBRの低い企業に上位企業が多いということで、え、PBRの低い企業に投資家の視点が集まったと言えるかと思います。
***
では、先週との個々の株価の比較ですが、半分ぐらいがプラス、半分ぐらいがマイナスというということで、明暗が分かれています。で、このような中でもですね、え、大きく株価を伸ばした企業が、え、リテールパートナーズ、大黒天物産、アークス、USMH、いなげや、トライアル等となっています。そこで、今週に関しては、5%以上、先週と比べて、株価を伸ばしたんですが、大黒天物産、こちらを掘り下げてみたいと思います。
***
こちらが大黒天物産の株価となります。え、10月にですね、2025年5月期の第1四半期決算が公開されています。ここになります。売買高、オレンジが大きく上がって、株価は横ばいでした。その後も株価の横ばいが続いて、先週あたりから、え、株価の上昇が見られます。現状、10,580円の株価、PERは23.06倍、PBRは2.61倍ということで、割高感のある株価水準と言えるかと思います。
***
以上、11月1日時点の食品スーパーマーケットの株価速報の解説となります。

 

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November 01, 2024

決算短信の解説、PLANT、2024年9月、本決算、増収、大幅増益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、PLANTが10月24日に公表した2024年9月期の本決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BS、CF、キャッシュフロー計算書ですね、これに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
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早速、P/Lから見ていきますが、売上高が1.1%増、営業利益が35.6%増ということで、増収、大幅増益の好決算となっています。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、49.86円ということで、こちらも昨年と比べて大きく増加しています。本決算ですので、ROE、ROAの方も公表されていまして、2.4%、5.7%ということで、昨年と比べて、大きく増加しています。
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え、BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。37.5%ということで、こちらは若干、減少してるところが気になるところです。BPS、1株当たりの純資産ですが、2,084.06円となっています。え、こちらも昨年よりも増加しています。
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キャッシュフローですが、営業活動、投資活動、財務活動、そして、内部留保、現金が公表されています。ポイントは、投資活動によるキャッシュフローです。営業活動によるキャッシュフローの何%を配分しているか、すなわち、成長戦略を占う指標となりますが、計算してみると、33.3%です。財務は97.4%ですので、今期に関しては、成長戦略よりもですね、内部体制を固める財務の方に厚くキャッシュを配分してることが、見て取れます。
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え、内部留保の方も88%ですので、内部留保の方も取り崩してですね、え、投資よりも、財務、え、内部体制を固めるというところに、え、キャッシュを振り向けていることが見て取れます。
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配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、え、50円ですね。今期予想が75円ですので、大幅な増配の予想です。
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これを踏まえて、通期予想ですが、売上高が0.8%減、営業利益が、え、15.1%増ということで、減収増益を予想しています。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、246.24円です。ま、先ほどの本決算が49.86円でしたので、これ大きく増加する予想となっています。
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株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、7,729,720株ということで、これ昨年に比べて、大きく減少しています。自己株式の方が増加していますので、え、それによるものと思われます。
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これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、決算発表日が25日、ここに当たります。売買高、オレンジが大きく跳ね上がって、株価は横ばいです。その後、若干、上昇していますので、投資家は、買いと見ているようです。現状、1,560円の株価、PERは6.34倍、PBRは0.75倍ということで、特に、PBRが1.00倍を下回るということで、割安感のある株価水準と言えるかと思います。
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以上、10月25日にPLANTが公表した2024年9月期の本決算の決算短信の解説となります。

 

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