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January 2025

January 31, 2025

MD評価表2.0、3.0を目指して!



PI研のコメント:

1.MD評価表が1.0から2.0、そして、3.0へと進化しはじめました。いずれ、動画で詳細を解説したいと思いますが、ここでは、その概要を解説します。MD評価表は、1992年、まだ、前職の船井総研時代ですが、PI値に基づくマーチャンダイジングの強化方法を確立したことがきっかけで開発したMD、すなわち、マーチャンダイジングの評価帳表です。
2.当時は、POS分析の時代であり、単品管理全盛の時代でした。単品管理の極意は死筋に着目し、いかに、死筋を品揃えから外すかでしたが、PI値は逆で、PI値により、売れ筋を見つけ、いかに売れ筋を強化するかが要諦でした。そこで管理帳表をどうつくるかが課題となり、工夫に工夫を重ね、PI値にもとづく、商品管理帳表が完成し、晴れて、MD評価表と名付けました。
3.そのポイントは売上高をPI値に基づき、分解し、再統合したものです。売上高=客数×客単価、この客単価を、PI値分解し、客単価=(販売点数×平均単価)/客数、ここから、(販売点数/客数)×平均単価とし、さらに、数量概念を全面に出し、PI値×平均単価としました。結果、売上高=客数×PI値×平均単価となり、さらに、PI値を全面に出し、売上高=PI値×平均単価×客数とし、これを帳表に落とし込んでMD評価表と名付けました。
4.その後、このMD方程式を全国に広めるべく、セミナー、PI値研究会の立ち上げ、コンサルティングでの実践、そして、本を2冊出版しました。POS分析の時代は、このMD評価表が定番帳表のひとつとなり、いまでも、POS分析に取り組んでいる企業は、MD評価表を活用している企業もあります。1998年には船井総研を独立し、PI研究所を設立しましたので、これ以降はほぼ、PI値にもとづくMD評価表1本でコンサルティングに取り組んできたといえます。
5.このPOS分析の時代が足掛け、約20年ぐらい続きますが、2010年頃から、ID-POS分析が本格化しはじめ、ポイントカードを導入している企業がこぞって、ID-POS分析に取り組み始めました。POS分析と違って、商品ではなく、顧客IDを起点とする分析手法が課題となりますので、これまでのMD評価表にいかに顧客IDを組み入れるかが課題となります。さらに、これまで、ほとんど、実践活用できなかった併買分析もID-PO分析の課題となります。
6.しばらくは、POS分析とID-POS分析を並行して取り組んできましたが、やはり、MD評価表もID-POS分析に耐えうる改善が必要と考え、約10年ぐらいかけて、やっと、MD評価表2.0の誕生へとつながります。MD評価表2.0は、POS分析の基本指標、PI値に変わり、ARPUが登場します。PI値はARPUの一部に組み込まれますので、結果、POS分析を吸収した帳表となります。さらに、併買分析も組み込み、AIにより併買分析を実施し、顧客クラスターを解析し、これもMD評価表に加え、3.0へと進化してゆきます。
7.以上がMD評価表1.0から、ID-POS分析時代の2.0、さらに、AI時代の3.0の流れですが、追って解説動画をアップしたいと思いますので、少々お待ちください。MD評価表3.0は、ID-POS分析、AIの時代にも耐えうる実に奥の深いMD、マチャンダイジングだけでなく、顧客をも評価する帳表ですので、これを機に、一般公開しますので、今後、大いに活用して欲しいと思います。

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January 30, 2025

ヤオコー、10月に持ち株会社制に移行 経営効率化!

PI研のコメント:
1.ヤオコーが1/14、「単独株式移転による持株会社体制への移行に関するお知らせ 」のニュースリリースを公開しました。すでに、各社が報道していますが、特に、食品新聞の記事が詳しく報道しています。持株会社の社名は「株式会社ブルーゾーンホールディングス」、6月の株主総会で承認される予定です。
2.食品スーパーマーケットは地域の食品生活に依存する業態ですので、地域ごとに地元に根差した企業が覇権を握り、上場企業だけでも、各地域に約40社、ほぼ、各都道府県に1社という地域密着ビジネスといえます。従って、全国展開は現在、イオン1社が目指していますが、その中核業態のGMSの経営は厳しい状況であり、同じく全国展開を目指していたイトーヨーカ堂は各地域から撤退、首都圏に経営資源を集中させています。
3.このような中で、ヤオコーの今回の決断は、現在、「出店エリアにおきまして、北関東地方や横須賀三浦地域(神奈川県)、外房地域(千葉県)など」との状況であり、しかも、これらの地域は「少子高齢化が加速度的に進みマーケットの大きな縮小が見込まれます。」との経営環境とのことです。これはヤオコーに限らず、全国の食品スーパーマーケットがおかれた現状でもあり、このよう中、さらに成長をはかる経営戦略として、単独の株式会社形態から持ち株会社形態へ移行する経営決断をしたとのことです。
4.この持株会社移行により、「独自の「強み」を持った食品スーパーマーケットの企業が連帯しつつも切磋琢磨することで元気に勝ち残り、将来にわたって、地域の皆さまの食生活の向上に貢献」することができるということです。食品スーパーマーケットの特性を活かし、さらに、成長戦略を目指すのであれば、この持株会社形態は、今後、単独で展開している食品スーパーマーケットの目指すべき、経営戦略のモデルとなるのではないかと思います。
5.ちなみに、持株会社移行後ですが、「「グループ売上高1兆円」に向けた基盤づくりを進めるべく、持株会社においては、M&A・新規事業開発・ESG対応などのグループ経営の戦略立案、グループ全体のリスク管理、管理部門のシェアードサービスという三つの機能を担う」とのことです。
6.持株会社は6月の株主総会承認後、今年の10月に誕生する予定ですが、今後の食品スーパーマーケット業界の経営戦略、特に、成長戦略が大きく変わる転機となる可能性を秘めており、ブルーゾーンホールディングの今後の動向に注目です。

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January 29, 2025

スーパーのオーケー、兵庫県に進出 西宮北口で1号店!

PI研のコメント:
1.オーケーが1/23、兵庫県、西宮市に「オーケー西宮北口店」をオープンしました。昨年11月に大阪府、東大阪市にオープンした関西1号店の「高井田店」につぐ、関西2店舗のオープンです。1号店の大阪府から、2号店は兵庫県へと商圏が大きく離れた地でのオープンですが、これは、いわゆるドミナント戦略の一環といえ、今後、両地区の商圏内へ大量の新店を出店してゆくことが予想されます。
2.記事の中でも、「26年までに兵庫と大阪を合わせて13店舗を出店する計画だ。」とあるように、今後2年間で、両地域に13店舗目までの新規出店が計画されており、今後、続々と新規出店が、この両地域ではじまるといえます。
3.ちみなに、食品スーパーマーケットの新規出店は、土地、建物、敷金保証金等が必須ですので、1店舗、約5億円が業界平均ですが、オーケーは大型店が多いため、10億近くかかる店舗もあります。仮に、10億円で計算すると、130億円であり、多額の資金が必要となります。ただ、オーケーは、数年前の関西スーパーへのM&Aの提案が受け入れられなかったこと以来、十分な準備と資金を準備しており、現在もで、約1,700億円のキャッシュを蓄えていますので、今後の橋頭保を築くための出店といえます。
4.従って、13店舗の新規出店後は、100店舗の新規出店も現時点で可能な資金がありますので、慎重に動向を見極めて今後、一気に進む可能性もあります。その意味でも、今回の2店舗の動向は重要な店舗といえます。
5.やや気になるのは、今回の西宮北口店は、「店舗面積が約880平方メートルと食品スーパーとしては小型だ。」とのことですので、従来の大型タイプと小型タイプ、関西地区での最適なフォーマットを探っている点です。
6.記事によれば、「開業式典に出席した二宮涼太郎社長は、関東との食文化の違いとして、関西は食肉のうち牛肉の構成比が高いことを挙げ「牛肉は当社として自慢の分野でもあり、非常にいいマーケティングが出来ている」と自信をのぞかせた。」とのことですので、これまでの関東の食文化と関西の食文化の違いを実際の店舗で慎重に見際めているといえます。
7.オーケー、まずは、計画している13店舗に関しては一気呵成に進みそうですので、今後のどのように商品構成を関西風にアレンジしてゆくのか、また、店舗フォーマットをどのような方向で進めてゆくのか、その動向に注目です。

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January 28, 2025

決算短信の解説、大黒天物産、2025年5月、第2四半期、増収増益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、大黒天物産が1月14日に公表した2025年5月期の第2四半期決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、え、売上高が7.9%増、営業利益が17.9%増ということで、増収、増益の好決算となっています。これを踏まえて、1株当たり中間純利益、EPSですが、217.11円ということで、こちらも昨年と比べて、大きく増加しています。
***
BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。55.3%ということで、こちらも昨年よりも増加しています。非常に安定した自己資本比率と言えます。
***
配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、33円、今期予想も33円ですので、変化はありません。
***
これを踏まえて、え、通期予想ですが、売上高が8.3%増、営業利益が12.3%増ということで、増収増益を予想しています。進捗率を計算すると、48.7%、44.4%ですので、ま、若干、50%を割りますが、この通り進むのないかという予想が立ちます。BPS、1株当たりの当期純利益ですが、458.95円を予想しています。先ほどの第2、え、これ第2四半期ですね、217.11円でした。従って、単純に2倍するとですね、435.22円となります。94.7%に当たりますので、こちらもですね、この通り進むのではないかという予想が立ちます。
***
株式の方で須賀、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、14,497,300株ということで、これ昨年と比べると若干ですが、増加しています。
***
これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、決算発表日が1月14日、ここにあたります。翌、営業日、15日ですが、売買高、オレンジが跳ね上がって、赤、株価、終値ですが、横ばいとなっています。その後、一旦上昇して、横ばいか、若干、下がる傾向にあります。ま、従って、投資家は、今後の動行を冷静に見極めていると言えそうです。現状、7,880円の株価、PERは17.17倍、PBRは1.90倍ということで、ほぼ、業界平均に近い水準ですので、割高感も割安感もない株価水準といえるかと思います。
***
以上、大黒天物産が1月14日に公表した2025年5月期の第2四半期決算の決算短信の解説となります。

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January 27, 2025

コンビニ、売上速報、2024年12月、 1 2%減!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、コンビニのですね、売上速報ということで、1月20日に日本フランチャイズチェーン協会が公表した、え、全国のコンビニですね、この売上速報、2024年12月度を解説します。
***
こちらが、そのニュースリリースですけれども、え、既存店の売上げが1.2%減ということで、かなり厳しい結果となっています。ただですね、コメントが出てるんですが、昨年に特需としてあったチケット売上げの反動、これがすごく大きくてですね、これは地方自治体が発行したですね、プレ、プレミアム付き商品券ですね、これは、コンビニでよく使われたということで、これが特需となったというのが、昨年でした。
***
え、この数字を見るとですね、サービス、ここに当たるんですが、マイナスの38.1%ということで、大きく減少しています。でこれを抜くとですね、販売、販促施策や訪日外国人の増加、好天、これらの、え、が、恵まれたことによってですね、おにぎり、カウンター商材、菓子、ソフトドリンク等が好調に推移したということで、実際、加工食品と非食品は、3.2%増、43.4%増ということで、好調に推移したということが分かります。ま、従って、いかにですね、この、え、プレプレミアム付き商品券の、え、反動が大きかったかということが見て取れます。
***
え、ただ気になるのはですね、え、店舗数、全国で55,736店舗が12月度は、え、集計、え、店舗数になってるんですが、0.04%増ということで、店舗数自体の増加はなかったということで、え、気になる、これは、え、結果になっています。ま、従って、今後、コンビニはですね、どんどん店舗を作って成長戦略を、え、促進していくという方向からですね、え、既存店の中身、客数とか、客単価をですね、上昇、え、改善しながらですね、売上げていくビジネスモデルへと転換しつつあるというのが現状となります。
***
ま、ちなみに、今回の集計企業ですが、セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ローソンの7社となっています。
***
その客数、客単価ですが、客数が0.8%増、客単価が1.9%減ということで、やはり、このプレミアム付商品券は、え、この客単価の方に大きく響いですね、客数増を、え、相殺してしまってですね、1.2%減という売上げになったということが、今回の結果と言えるかと思います。
***
参考にですが、主要3社、ファミリーマート、ローソン、セブン-イレブン・ジャパンですが、この3社を集計した結果なんですが、102.6%、全体の動向とは違ってですね、え、堅調な売上高と言えます。ま、グラフにしたものがこちらなんですが、昨年と3ケ月比べてみるとですね、特に、グリーンの、え、ローソン、赤のファミリーマートが、え、好調と言っていいですね、の、3ヶ月の推移になっています。セブン-イレブン・ジャパンは、かなり厳しい結果なんですが、この12月に入って、100%を超えて101.3%ということで、やや、え、上昇傾向が見え始めています。
***
客数、客単価で見ると、客数の方の減少が、昨年と比べて、大きいと。客単価の方は、昨年と比べて、堅調な、え、結果ということになってますので、客単価増がですね、客数減を補っての、この主要3社のコンビニの結果と言えます。
***
以上、え、コンビニの売上速報ということで、え、昨年の12月度の、え、結果の解説となります。

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January 26, 2025

売上速報、ドラックストア、ホームセンター。2024年12月、堅調!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、ドラッグストアとホームセンターの売上速報ということで、2024年12月度を解説します。
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まずは、ドラッグストアからですが、104.8%ということで、好調と言っていいかと思います。No.1はスギ107.8%、マツモトキヨシ107.6%、クスリのアオキ107.0%、マツモト、え、マツキヨココカラ&カンパニー106.1%、ウエルシア106.1%と続いていきます。
***
グラフにしたものがこちらですが、14番目のコスモス薬品が99.1%と、100%を割っていますが、それ以外の13社は全て100%を上回っています。昨年と3ヶ月連続で比較したものがこちらですが、昨年は3ヶ月下がっていたんですが、今年は上がっていくということで、え、堅調な結果となっています。
***
では、ホームセンターの方ですが、102.6%ということで100%を上回ってきました。え、No.1はハンズマン105.3%、綿半105.2%、ジョイフル本田104.3%、コメリー103.6%、コーナン103.0%と続いてゆきます。
***
グラフにしたもがこちらですが、10番目のナフコのみが96.3%と、100%を下回りましたが、それ以外の9社は全て100%を上回っています。客数、客単価で見ると、藍色の客単価の方が売上げを押し上げてることが鮮明です。え、こちらはですね、3ヶ月連続で昨年と比較したものですが、え、昨年同様、客単価が売上げを押し上げていますが、今年はですね、客単価の伸びがさらに高くですね、え、100%を超えてきているという傾向です。
***
参考にですが、ドラッグストアとホームセンターと他の業態を比較したものがこちらになります。ドラッグストアは百貨店についで好調さが維持されています。一方、ホームセンターは業態の中で1番厳しい状況ですが、100%を上回ってきていますので、回復傾向にあるからという傾向も見えます。
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以上、ドラッグストアとホームセンターの売上速報、2024年12月度の解説となります。

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January 25, 2025

株価速報の解説、食品スーパーマーケット、2025年1月24日、低調!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、食品スーパーマーケットの株価速報ということで、1月24日時点を解説します。
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え、この日のベスト5ですが、アルピコホールディングス、オークワ、ハローズ、神戸物産、トライアルと続いていきます。全体の平均が2,586.09円の0.30%のプラスということで、日経平均がマイナスの0.07%ですので、ま、ほぼ、同じぐらいですね、低調な株価だったと言えます。この日のPERの平均は20.9倍、PBRは1.4倍となっています。
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では、集計した33社の全体増となります。え、6番目からはダイイチ、イオン、マックスバリュ東海、アークス、エコスと続いていきます。23番目のイオン九州までがプラスで、24番目のアルビスからマイナスということですので、2/3強がプラスということですので、ま、堅調な株価だったと言えるかと思います。この日のPERの、え、この日ですねPER、PBRの視点で投資家が買ったのか、売ったのかということなんですが、ま、こう見ると、まちまちですので、この視点で売られた、買われたはなさそうです。
***
ではですね、先週との個々の株価の比較となります。ま、上位企業はですね、プラスが多く、下位企業はマイナスが多いという傾向です。で、このような中でも、オークワ、イオン北海道は4.0%という、え、水準で、え、かなり株価が買われています。そこで、今週に関しては、オークワを掘り下げてみたいと思います。
***
こちらがオークワの株価の推移ですが、え、決算発表、第3四半期ですが、27日だったんですが、その後、株価は少し下がっていてですね、1月6日あたりから、売買高、オレンジが跳ね上がって、動意づいています。その後、株価が上昇に転じていますので、投資家は、え、買いと見ています。え、この辺からですね、え、オークワの方が自社株買いの、え、公表ですね、この辺をしてきていますので、それが動意づいた動きになっているのかと思います。
***
現状、788円の株価、PERは61.47倍、異常値です。PBRも、0.44倍ということで、1.00%を下回るということで、こちらも異常値となっています。え、従って、え、株価は割安感のある水準と言えます。
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以上、1月24日時点の食品スーパーマーケットの株価速報の解説となります。

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January 24, 2025

売上速報、コンビニ、百貨店、2024年12月、好調!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、コンビニと百貨店の売上速報ということで、2024年12月度を解説します。
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まずは、コンビニからですが、え、3社を、主要3社を集計しています。No.1はファミリーマート103.4%、No.2がローソン103.2%、そして、セブンーイレブン・ジャパン101.3%と続きます。全体の平均は102.6%ということで、堅調な売上高の伸びとなっています。セブン-イレブン・ジャパンが100%を超えてきています。
***
グラフにしたものがこちらですが、え、藍色がセブン-イレブン・ジャパンですが、3ヶ月連続で100%を超えて、少し伸び率が上がってきましたので、若干、回復傾向に入りつつあると言えるかと思います。え、グリーンのローソンと赤のファミリーマートは依然として好調です。こちら3ヶ月連続でですね、昨年と比較したものがこちらになります。客数の方が昨年と比べて、ちょっと下がってるところが気になります。客単価の方は、堅調な伸びとなっています。
***
では、百貨店の方ですが、109.8%ということで、依然として、好調さを維持しています。え、No.1はJ.フロントリテイリング114.5%、エイチ・ツー・オー・リテイリング108.8%、髙島屋108.4%、三越伊勢丹107.6%、いずれも好調です。グラフにしたものがこちらですが、4社ともですね、好調な売上高となっています。昨年と3ケ月、連続で比較したものがこちらになりますが、昨年同様、好調さを維持しているといえます。
***
参考にですが、え、他の業態と比較したものがこちらになります。百貨店がNo.1で好調さを維持しています。コンビニはやや厳しい状況で、え、ホームセンターよりは若干プラスですが、え、100%を上回っていますが、やや厳しい業態の中では傾向と言えます。
***
以上、コンビニと百貨店の売上速報、2024年12月度の解説となります。

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January 23, 2025

売上速報、食品スーパーマーケット、2024年12月、103 8%!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、食品スーパーマーケットの売上速報ということで、2024年12月度を解説します。
***
こちらが集計した21社の全体像となります。No.1はヤオコー106.9%、ハローズ106.7%、ベルク105.6%、いなげや105.5%、アクシアルリテイリング105.4%と続いていきます。全体の平均が103.8%ということで、好調な売上高と言えます。
***
グラフにしたものがこちらになりますが、え、16番目のヤマザワのみがマイナスですが、それ以外の15社は全てプラスということで、好調さが、え、見て取れます。客数、客単価で見ると、え、グリーンのですね、え、客数の方が売上げを押し上げているという傾向が鮮明です。3ヶ月、昨年と今年を比較したものがこちらですが、こちらで見てもですね、え、客数、グリーンの方が、え、売上げを押し上げてることが鮮明です。
***
では、GMSの方、参考にですが、見てみたいと思います。102.8%ということで、堅調な売上高となっています。No.1は、サンエー105.5%、イオン九州105.2%、平和堂103.2%、イオンリテール103.0%、PLANT102.6%と続きます。
***
参考にですが、他の業態と比較したものがこちらになります。好調なのは百貨店で、ついで、ドラッグストアです。スーパーマーケット、GMSは、これに続きます。1番厳しかったのはホームセンターということですが、ホームセンターも100%を上回ってきています。
***
以上、え、食品スーパーマーケットの売上速報ということで、え、昨年、え、2024年12月度、最新の解説となります。

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January 22, 2025

決算短信の解説、ライフコーポレ―ション、2025年2月期、第3四半期、増収減益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、ライフコーポレーションが1月10日に公表した2025年2月期の第3四半期決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が5.1%増、営業利益が8.0%減ということで、増収、減益のやや厳しい決算となっています。EPS、1株当たりの四半期純利益ですが、273.27円となっています。昨年と比べて、若干ですが、減少してるところが気になります。
***
BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。43.7%ということで、昨年と比べて、こちらも若干減少してるところが気になります。BPS、1株当たりの純資産ですが、3,080.58円となっています。え、こちらは昨年と比べて、増加しています。
***
配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると90円、今期予想は100円ですので、10円増配の予想です。高い、え、配当となっています。
***
え、これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益が5.4%増、営業利益が2.4%増ということで、増収増益を予想しています。進捗率を計算すると、74.2%、71.7%ですので、ほぼ、この通り進むではないかという予想が立ちます。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、362.23円を予想しています。先ほどの第3四半期が273.27円でした。え、単純に、これ4/3倍してみると、364.36円となります。ま、従って、100.6%に当たりますので、え、EPSの方もですね、この通り済むのではないかという予想が立ちます。
***
株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、49,450,800株ということで、これ、昨年と全く同じ株式数です。従って、変化はありません。
***
これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、決算発表日が1月10日、ここに当たりますが、翌、営業日、14日になるんですが、売買高、オレンジが跳ね上がって、株価は横ばいとなっています。ただ、その後、株価は上昇していますので、投資家は買いと見ているようです。現状、3,485円の株価、PERは9.61倍、PBRは1.13倍ということで、若干、業界平均と比べて、低い水準ですので、割安感のある株価水準と言えるかと思います。
***
以上、1月10日に、ライフコーポレーションが公表した2025年2月期の第3四半期決算の決算短信の解説となります。

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January 21, 2025

決算短信の解説、ベルク、2025年2月期、第3四半期決算、増収増益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、ベルクが1月10日に公表した2025年2月期の第3四半期決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が10.7%増、営業利益が0.1%増ということで、増収、え、増益の決算となっています。これを踏まえて、1株当たりの四半期純利益、EPSですが、413.75円となっています。え、昨年と比べて、若干ですが、減少してるところが気になります。
***
BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。52.7%ということで、こちらも若干ですが、減少してるところが気になります。
***
配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、108円、今期予想は116円ですので、6円増配の予想です。非常に高い、え、配当となっています。
***
え、これを踏まえてですね、通期予想ですが、営業収益が7.1%増、営業利益が20.8%増ということで、増収、大幅増益の好決算を予想しています。進捗率を計算すると、75.9%、72.2%ですので、ほぼ、この通りゆくのではないかと予想が立ちます。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、571.18円を予想しています。先ほどの第1(第3)四半期が413.75円でした。従って、単純に4/3してみると、551.66円となります。96.6%に当たりますので、こちらも、ほぼ、この通り済むのでないかという予想が立ちます。
***
株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、20,867,800株ということで、これ昨年と全く同じ株式数です。従って、変化はありません。
***
これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、1月10日、ここですが、翌営業日、14日になるんですが、売買高、オレンジが大きく跳ね上がって、株価は下落しました。ただ、その後、戻して、横ばいということですので、投資家は、今後の動向を冷静に見極めていると言えそうです。現状、6,380円の株価、PERは11.17倍、PBRは1.25倍ということで、ま、業界平均に近い水準ですので、割高感も、割安感もない株価水準と言えるかと思います。
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以上、1月10日にベルクが公表した2025年2月期の第3四半期決算の決算短信の解説となります。

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January 20, 2025

決算短信の解説、USMH、2025年2月期、第3四半期決算、増収、赤字!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、USMHが1月9日に公表した2025年2月期の第3四半期決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が2.0%増、営業利益が10.62億円の赤字ということで、厳しい決算となっています。これに伴って、1株当たりの四半期純利益もマイナスとなっています。
***
え、BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。51.4%ということで、こちらは若干ですが、減少してるところが気になるところです。
***
配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、16円、今期予想も16円ですので、変化はありません。
***
これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益が2.9%増、営業利益が14.6%減ということで、増収減益を予想しています。進捗率を計算すると、73.7%、営業利益の方はマイナスですので、計算できません。え、1株当たりの当期純利益ですが、4.6円のマイナスとなっています。第3四半期期の決算時もマイナスですので、こちらも計算できない状況です。ただ、厳しい結果が予想されます。
***
株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、え、19、199,100,691株ということで、これ昨年と比べて、大きく増加しています。いなげやをですね、昨年、え、M&Aですね、え、吸収合併したことが、この、え、株価の増強につながってると思われます。
***
これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、決算発表日が1月9日、ここに当たりますが、翌、営業日、10日ですが、売買高、オレンジはちょっと跳ね上がっていますが、え、そんなに大きくは跳ねていません。株価、赤、終り値ですが、こちらはほぼ横ばいです。その後も、横ばいですので、投資家は、今後の動向を冷静に見極めていると言えそうです。
***
現状、744円の株価、PERはマイナスですので、赤字ですので、え、明示されていません。PBRは0.73倍ということで、1.00倍を下るということで、かなりですね、割安感のある株価水準と言えるかと思います。
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以上、1月9日に、USMHが公表した2025年2月期の第3四半期決算の決算短信の解説となります。

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January 19, 2025

小売りにインフレ直撃 3年ぶり減益、節約志向強く!

PI研のコメント:
1.日経新聞が1/15、「小売りにインフレ直撃 3年ぶり減益、節約志向強く」との見出しの記事を掲載しました。2025年2月期の第3四半期決算の小売業の結果をもとに今期の動向を占ったものです。結論は、「主要企業の2024年9〜11月期の営業利益は前年同期比5%減と、四半期ベースで3年ぶりに減益に転じた。」とのことです。
2.小売業の決算は大半が2月期決算ですので、3月期決算をまたずとも、この時点で全体動向を占うことができますので、今期の本決算は厳しいことが予想されます。特に、「食品など生活必需品を取り扱う、スーパーやコンビニエンスストアの業績落ち込みが際立つ。」とのことで、食品スーパーが厳しいとのことです。
3.その要因ですが、2つあるとのことです。「1つが売り上げの伸び悩みだ。」、「2つ目の要因は経費の増加」とのことです。特に、経費の増加は深刻で、「マルエツなどを傘下に持つユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)は賃上げで人件費などが膨らみ、15年の発足以来9〜11月期として初の営業赤字を計上」とのことです。
4.ちなみに、ヤオコーのIRを見てで見ると、決算は3月ですが、4-12月期の売上速報によれば、売上高は110.4%と好調、その中身は客数が107.5%。客単価が102.6%と、客単価が伸び悩んでいます。その要因は、PI値が99.4%、平均単価が103.2%ですので、PI値、すなわち、販売点数の落ち込みが響いています。日経の記事の中でも「店頭で買い物カゴに入れる商品点数の減少が続く。」とのことで、値上げが消費、カゴの中の商品点数に影響が出ているといえます。
5.小売業界も、日経新聞の記事でも言及しているように、PB、クーポン、セールなど様々な対策を打っているとのことですが、それを上回る物価高と人件費増が今後とも続くことが予想されますので、今期決算、そして、来期も小売業にとって厳しい経営環境が予想されます。まずは、本決算がどの水準で落ち着くか、その動向に注目です。

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January 18, 2025

株価速報、食品スーパーマーケット、2025年1月17日、低調!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、1月17日時点の食品スーパーマーケットの株価速報を解説します。
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この日のベスト5ですが、神戸物産、PLANT、フジ、トライアル、北雄ラッキーと続いて行きます。え、全体の平均が2,621.21円、マイナスの0.40%というやや厳しい株価でした。日経平均もマイナスの0.31%ですので、え、日経平均同様ですね、厳しい株価だったと言えます。この日のPERの平均は20.9倍、PBRは1.5倍となっています。
***
では、今回集計した33社の全体像となります。6番目からは、USMH、エコス、イオン、オーシャンシステム、バローHと続いて行きます。え、16番目のベルクまでがプラスで、17番目のイオ北海道からマイナスということですので、約半分がプラス、半分がマイナスという状況です。この日、PERとかPBRの視点で売られたのか、買われたのかということですが、ま、こう見るとですね、PERの高い企業が、え、上位を占めてるということで、PERに投資家の視点がですね、少し集まったのかという株価であったと言えます。
***
では、先週との個々の株価の比較ですが、大半が先週と比べるとマイナスとなっています。ただ、上位企業にはプラスが多くですね、特に、神戸物産は6%以上のプラスという形で、え、先週と比べて、株価を大きく伸ばしています。これに次いで、PLANT、フジ、北雄ラッキー、イオン、ライフコーポレーション等も株価を上げています。
***
では、今週に関しては、神戸物産、こちら側を掘り下げてみたいと思います。え、こちらが神戸物産の株価の推移ですが、赤が終り値です。え、昨日から、え、1月16日ですけども、株価が上昇、17日、翌日も株価が上昇ということで、投資家は、ここに入って、買いと見ています。現状、3,510円の株価、PERは32.35倍、PBRは6.00倍ということで、どちらも高い水準ですので、割高感のある株価水準といえるかと思います。ちなみに、時価総額は1兆円弱となっています。
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以上、え、1月17日時点の食品スーパーマーケットの株価速報の解説となります。

 

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January 17, 2025

決算短信の解説、アークス、2025年2月期、第3四半期、増収減益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、アークスが1月8日に公表した2025年2月期の第3四半期決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、売上高が、え、3.0%増、営業利益が9.3%減ということで、増収減益のやや厳しい決算となっています。え、これを踏まえて、1株当たりの四半期純利益ですが、EPSです。130.49円ということで、こちらも若干、減少してるところが気になります。
***
BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。64.6%ということで、こちらも、若干ですが、減少しているところが気になるところです。ただ、非常に高い、え、数字ですので、財務は安定しています。
***
配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると68円、今期予想が72円ですので、4円増配の予想です。
***
これ踏まえて、通期予想ですが、売上高が3.6%増、営業利益が2.8%増ということで、え、増収増益を予想しています。進捗率を計算すると、73.5%、58.2%ですので、営業利益の方が、この数字に届くかどうか気になるところです。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、214.89円を予想しています。え、先ほどの第3四半期が130.49円でした。単純に4/3倍してみると。173.98円となります。え、81.0%に当たりますので、え、ここに届くかどうか、え、やや厳しいのでないかという、え、予想が立ちます。
***
株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、57,649,868株ということで、これ昨年と全く同じ株式数です。従って、変化はありません。
***
これを踏まえて、投資家は決算をどう見たかですが、1月8日、翌、営業日、9日ですが、売買高、オレンジが跳ね上がって、株価は若干ですが、上昇しています。ただ、その後、横這いですので、投資家は、今後の動向を冷静に見極めていると言えそうです。現状、2,621円の株価、PERは、え、12.20倍、PBRは0.79倍ということで、特に、PBRがですね、え、1.00倍を下回るということで、え、割安感のある株価水準と言えるかと思います。
***
以上、アークスが1月8日に公表した2025年2月期の第3四半期決算の決算短信の解説となります。

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January 16, 2025

決算短信の解説、イオン、2025年2月第3四半期決算、増収、赤字決算!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラシスアイの鈴木です。今回は、イオンが1月10日に公開した2025年2月期の第3四半期決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が6.3%増、営業利益が17.7%増ということで、増収減益の厳しい決算となっています。特に、当期純利益が赤字決算ということで、さらに厳しい状況です。1株当たり四半期純利益ですが、え、これを踏まえて、マイナスということで、こちらも厳しい結果となっています。
***
BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。7.0%ということで、昨年と比べて、減少してるところが気になります。1株当たりの純資産、BPSですが、1,128.36円となっています。こちらも若干ですが、減少してるところが気になるところです。
***
株式の、配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、36円、え、今期予想が40円ですので、4円増配の予想です。
***
え、これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益が4.7%増、営業利益が7.6%増ということで、増収増益を予想しています。え、業績予想から、修正、え、この有無ですが、ないということです。で、え、予想は据えおいているという状況かと思います。え、進捗率を計算してみると、74.7%、43.6%ですので、やはり、営業利益の方が、この数値に届くかどうか、え、気になる水準です。1株当たりの、え、当期純利益、EPSですが、53.74円です。先程の第3四半期決算がマイナスですので、え、比較はできない状況ですが、厳しい状況かと思います。
***
株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。え、期末を見ると、2,604,555,849株ということで、これ、昨年と比べると、え、減少してるところが見て取れます。
***
これを踏まえて、え、投資家は、この決算をどう見たかということですが、決算発表日が1月10日、ここに当たりますが、翌、営業日、14日になるんですが、売買高、オレンジが上がって株価は若干ですが上昇しています。ま、従って、投資家は若干ですので、今後の動向を冷静に見極めていると言えそうです。現状、3,590円の株価、PERは66.83倍、異常値です。PBRは3.18倍ということで、え、こちらもかなり高い水準ですので、割高感のある株価水準と言えるかと思います。
***
以上、イオンが1月10日に公表した2025年2月期の第3四半期決算の決算短信の解説となります。

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January 15, 2025

イオン最終赤字156億円 3〜11月、賃上げで人件費増!

PI研のコメント:
1.イオンが1/10に、2025年2月期の第3四半期決算を公表しましたが、増収、赤字という、厳しい決算となりました。日経新聞によれば、「この期間で最終赤字になるのは2年ぶり。」とのことだそうです。赤字の要因は、「パートなどの賃上げに伴う人件費や販促経費の増加を増収効果で補えなかった。」とのことで、人件費増が経費増となり、経営を圧迫しているとのことです。
2.イオンに限らず、ここへ来て、あらゆる業界で賃上げの波が来ており、今期の春闘でも賃上げが予想され、特に、小売業ではパートなどの時給、年収の壁突破が規定路線となりつつあり、人件費増の経営への影響は避けて通れない情勢です。ちなみに、イオンは、「イオンは24年春にパート従業員の時給を平均7%引き上げた。賃上げで人件費は前年同期より427億円増えた。」とのことです。
3.イオンも、「プライベートブランド(PB)の値下げや販促策を講じ、・・」、「PBの「トップバリュ」の低価格帯シリーズで約500品目の新商品を出し、一部を実質値下げした。」などの対抗策を講じ、「売上高にあたる営業収益は6%増の7兆4705億円で3〜11月期としては過去最高だった。」とのことで、売上高は好調であったとのことです。
4.「25年2月期通期の連結業績予想は据え置いた。営業収益は前期比5%増の10兆円、純利益は3%増の460億円を見込む。」とのことですので、通期予想は黒字転換を目指しているとのことですが、どこまで、業績改善が残り四半期で見込めるのか気になるところです。
5.なお、やや気になるニュースとして、「イオンモールは10日、心斎橋オーパ(大阪市)を2026年1月に閉店すると発表」との報道もあり、都市型SCが厳しい経営環境にあるとのことで、「イオンモールは24年度に国内出店を取りやめ、26年ぶりに国内の新規開業がゼロとなった。」とのことです。小売業の成長戦略は新規出店が要ですので、都市型SCとはいえ、新規出店が止まるのは小売業として、厳しい状況といえます。

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January 14, 2025

セブン&アイH、株価乱高下、決算下落、MBO、上昇!

PI研のコメント:
1.1/9にセブン&アイHの第3四半期決算が公表され、純利益が前年同期比65%の減益となり、これを受けて、株価が急落、前日比59円(2.48%)安の2315円50銭まで下落した。投資家の失望感が広がった株価の下落といえるが、日経新聞ででは、岩井コスモ証券の菅原拓アナリストのコメントを引用し、「買収に絡む思惑で株価が底上げされていたため、下がりやすかった」とのことである。
2.ところが、10/10、決算発表の翌日であるが、株価は一転、日経新聞によれば、「一時、前日比175円50銭(7.39%)高の2550円まで買われ、・・」とのことで、大幅上昇、投資家は前日と真反対の売りから買いへと動き、株価が乱高下している。
3.その要因は、「ブルームバーグ通信が10日午後に「セブン&アイの創業家による経営陣が参加する買収(MBO)計画を巡り、プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社のアポロ・グローバル・マネジメントが出資を検討していることが分かった」と報じた。最大1兆5000億円の出資になる可能性があるといい、株式非公開化に向けた思惑が改めて高まり、買いが集まっているようだ。」との報道である。
4.投資家は、セブン&アイHのMBO関連の動きに敏感になっており、信頼できる報道が流れると、株価が大きく動く状況となっている。現在、3案、アリマンタシォン・クシュタール(ACT)による買収提案、セブン&アイの創業家主導による株式非公開化案、そして、スタンドアローン(セブン&アイの単独)で成長を遂げる選択肢を経営陣が検討しているとのことだが、「5月下旬に開催予定の定時株主総会までに一定の判断」がなされまで続くものと予想される。
5.セブン&アイH、株主総会の5月までは、株価が大きく乱高下する局面が何度も来ると思われるが、それだけ、現在、検討してる3案の経営判断が難しい局面にあるといえ、投資家にとっては冷静に事態を見守るしかなく、不安定な日々が続くといえる。それにしても、アクティビストからはじまり、ACTからのM&Aの提案により、セブン&アイHの経営基盤が大きく揺らいだといえ、2025年度は流通業界にとって、経営基盤をどう固めるか、各社の経営戦略の動向が焦点が当たる1年となりそうである。

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January 13, 2025

決算短信の解説、セブン&アイH、2025年2月、第3四半期、増収減益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、セブン&アイHが1月9日に公表した2025年2月期の第3四半期決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
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早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が5.7%増、営業利益が23.1%減ということで、増収、減益のやや厳しい決算となっています。え、1株当たりの四半期純利益、EPSですが、24.48円ということで、昨年と比べて大きく減少しています。
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BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。33.5%ということで、こちらも減少してるところが気になるところです。1株当たりの純資産、BPSですが、1,405.11円となっています。こちらも若干ですが、減少してるところが気になります。
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配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、113円、今期予想が40円です。ただ、3分割に株式分割をしていますので、え、120円となりますので、増配の予想と言えます。
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これを踏まえて通期予想ですが、営業収益が3.5%増、営業利益が24.6%減ということで、やや厳しい予想となっています。進捗率を計算すると、76.4%、78.3%ということですので、恐らく、進捗通り進むのでないかという、え、予想が立ちます。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、62.74円を予想しています。先ほどの第3四半期が24.48円でした。従って、単純に4/3倍してみると、32.64円となります。52.1%ですので、この数字に届くかどうか、やや厳しい状況といえるかと思います。
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株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、2,604,555,849株ということで、これ昨年と比べると若干、減少しています。
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これを踏まえて投資家は、この決算をどう見たかということですが、決算発表日は1月9日になります。翌、営業日、10日ですが、売買高、オレンジが跳ね上がって、赤、株価、終り値ですが、え、上昇しています。ま、従って、投資家は買いと見ているようです。現状、2,490円の株価、PERは39.70倍、PBRは1.77倍ということで、若干、割高感になる株価水準と言えるかと思います。
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以上、セブン&アイHが、1月9日に公表した2025年2月期の第3四半期決算の決算短信の解説となります。

 

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January 12, 2025

キャベツの価格が平年の約3倍に、都内のスーパーでは1玉税込み537円でした!

PI研のコメント:
1「とんカツの肉より高いキャベツかな」、食品スーパーマーケットのキャベツのPOPです。キャベツを含め、野菜が高騰、異常な相場となっています。これに伴い、店頭価格が異常値となり、食品スーパーマーケットの野菜売場が、かつてない価格オンパレードとなています。
2.1/8のNHKの首都圏ナビでも「キャベツが高い 値上がりの理由は?レタス はくさい だいこんも高値」との特集番組みを報道しています。その見出しを拾ってみると、「キャベツ高騰 値上げには限界 原価割れ販売」、「キャベツの店頭価格 平年比3.3倍の高値」、「「野菜盛りラーメン」看板メニュー提供中止」、「生育に遅れ 千葉県銚子市では」、「千葉や愛知など夏の高温 や12月の低温少雨が影響」、「レタスも高い はくさい だいこんも」となります。
3.原因を探ると、生育に遅れが出ているとのことで、特に、昨年夏の高温、そして、12月の低温少雨の影響だそうです。昨年の異常気象が生んだキャベツの生育の遅れだそうです。当然、キャベツだけでなく、この時期のあらゆる野菜も同様な影響を受け、これが食品スーパーマーケットの店頭の異常価格となっているとのことです。
4.その余波は食品スーパーマーケットに留まらず、外食にも波及しているとのことで、野菜盛りラーメンの提供中止となるなど、野菜関連業界へ全体が厳しい状況にあるとのことです。
5.結果、当面キャベツを含め、野菜の店頭価格は異常値が続くことが予想されますので、代替品としての輸入野菜、冷凍野菜、比較的影響が少ない野菜等へ需要がシフトするといえ、消費構造に大きな変化があると予想されます。
6.2025年、新年ははじまったばかりですが、昨年の米に続き、今年は野菜が加わり、消費にとっては多難の幕あけとなり、先が見通せない、厳しい1年となそうです。

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January 11, 2025

株価速報の解説、食品スーパーマーケット、2025年1月10日!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、え、食品スーパーマーケットの株価速報ということで、新年度に入って初めて、1月10日時点を解説します。
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この日のベスト5ですが、USMH、フジ、スーパーバリュー、大黒天物産、ベルクと続いて行きます。全体の平均が2,639.58円、0.10%のマイナスになっています。ただ、日経平均がマイナスの1.05%ですので、日経平均と比べると、堅調な株価であったと言えます。この日のPERの平均は19.5倍、PBRは1.4倍となっています。
***
では、集計した33社の全体像となります。6番目からは、JMHD、ハローズ、え、ダイイチ、え、リテールパートナーズ、ヤマザワと続いていきます。12番目のオリンピックまでがプラスで、13番目のバローHからマイナスということですので、1/3が、え、プラスという状況ですので、やはり、やや厳しい株価であったことが伺われます。この日、PERとか、PBRの視点で買われたのか、売られたのかということですが、ま、こう見ると、まちまちですので、この視点で、売られた買われたはなさそうです。
***
では、先週との個々の株価の比較ですが、大半がマイナスということで、え、先週と比べると、厳しい株価だったと言えます。ただ、このような中でも、スーパーバリュー、5%以上株価を伸ばしています。ダイイチ、トライアル、アイスコも株価を伸ばしています。そこで、今週に関しては、スーパーバリューですね、こちら側を掘り下げてみたいと思います。
***
ま、こちらが、え、スーパーバリューの株価の推移ですが、赤が終り値ですが、一目瞭然です。特に、8日からボリンジャーバンドの上値圏を超えですね、え、1月10日時点でも、上値圏を超えていますので、投資家は積極的な買いと見ています。特に、1月9日の売買高、オレンジがですね、大きく跳ね上がっていることも、投資家の関心を集めていると言えそうです。
***
ニュースリリーズには何もなかったんですが、え、ロピアがですね、え、今年に入って好調だという記事がかなり出ていますので、それにつられて子会社化したスーパーバリューに対しての関心が集まったのかと思います。現状、1,010円の株価、PERは、え、赤字決算ですので、え、算出していません。PBRは3.67倍ということで、やはりですね、割高感のある株価水準といえるかと思います。
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以上、1月10日時点の食品スーパーマーケットの株価速報の解説となります。

 

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January 10, 2025

米KKRが西友売却へ、イオンとドンキが買収に名乗り

PI研のコメント:
1.日本経済新聞が1/7、「米KKRが西友売却へ イオンとドンキが買収に名乗り」との見出しの記事を配信しました。「米投資ファンドのKKRが傘下の総合スーパー(GMS)、西友の売却を検討していることが7日、わかった。」とのことで、西友の売却が始まったとの内容です。西友は、現在、KKR(投資ファンド)が85%の株式を所有、残りの15%をウォルマートが保有しています。
2.今回、ウォールマートの株式も含めて売却との話ですので、2002年から始まった約20年に及ぶウォルマートとの資本関係もなくなり、ウォルマートは日本から完全撤退することになります。売却先はイオン、ドン・キホーテが関心を示しているとのことで、さらに、トライアル、投資ファンドも入札に応募したとのことです。
3.GMSは、すでに、イトーヨーカ堂も売却手続きが始まっていますので、実質、大手はイオンのみとなりますが、そのイオンのGMSも苦戦していますので、GMSは業態として厳しい脚面に入ったといえ、終焉に向かいつつあるといえます。西友の売却額は「数千億円に上る可能性がある。KKRなどは2月をめどに最終的な売却先を決める。」とのことです。
4.2025年度は大手小売業の再編、一方で、賃上げ、人手不足が小売業全体の経営を圧迫しはじめており、大手だけでなく、小売業界全体の再編になだれ込む可能性も高く、激動の年となる1年となりそうです。

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January 09, 2025

イオン、パート時給7%上げへ、業界、人手不足、加速へ!

PI研のコメント:
1.日経新聞によれば、「イオンは2025年春にパート時給を平均で7%上げる調整に入った。」とのことで、今年度の春闘では、パート時給が7%上がる見込みとのことです。イオンは、「パートの雇用者数が前年より2万人増え国内最多の42万人となった。日本の非正規雇用の2%程度を占める。」とのことですので、業界全体への影響が大きく、今後、時給7%アップが基準となるのでないかと思われます。
2.結果、「パートの賃上げだけで人件費は約400億円増える見通し。セルフレジや人工知能(AI)を使った発注システムなどデジタルトランスフォーメーション(DX)化を進め、・・」という流れがはじまったといえ、小売業界は、人件費増による経営へのしわ寄せが大きく、DX化がまったなしの状況となりつつあるといえます。
3.ただ、気になるのは時給の値上げは、年収の壁との闘いでもあり、日経新聞のもう一方の記事では、「非課税の100万円を意識」、「学生も「特定扶養控除」の壁」等、様々な働く側にとっての壁があり、結果、「スーパー・外食、人員不足が深刻」の状況が発生するとのことです。記事の中では、「食品スーパー大手のライフコーポレーションは必要な人員が確保できない店も出ている。」とのことで、人員確保が容易ではないとのことです。
4.2025年度は、賃上げと人員不足が同時に起こることが小売業では予想され、DXだけでは乗り越えられない大きな課題が待ち受けているといえます。国としても、「年収の壁」を抜本的に見直す時期に来たといえ、国会での本格論戦の行くヘが待たれます。
5.小売業にとって、2025年度はこれまでにない政治も含めた改革が必須の年となったといえ、人件費増とDXによる経費削減、国の税制改正への働きかけによる人員確保、この3つを同時に進め、競う時代へ入ったといえます。競争の次元が、競合店に勝つことではなく、自社の経営改革と業界一丸となった政治への働きかけへ軸足が移ったといえ、その動向に注目です。

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January 08, 2025

大発会 vs 大納会_食品スーパーマーケットの株価_2025!

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PI研のコメント:
1.食品スーパーマーケットの大発会1/6と大納会12/30の株価を比較して見ました。今年の食品スーパーマーケットの動向を探る上で参考になるかと思います。ただ、大発会の日経平均が-1.47%ですので、株価全体は下がり気味であり、この点を考慮する必要があります。ちなみに、食品スーパーマーケットは-0.34%ですので、日経平均と比べると堅調であったといえます。
2.ベスト10を比較して見ると、大発会と大納会では大きく順位が入れ替わっています。アイスコ、ダイイチ、PLANT、イオン九州はどちらも上位ですが、これ以外は大きく順位が入れ替わっています。特に、ハローズ、ヤオコー、JMHDは大納会では上位でしたが、大発会では下位となっており、気になる動向です。
3.特に、ハローズは2025年2月期の第3四半期決算が大納会直前に公表され、決算結果が良かったことから株価が急上昇していましたので、その反動が大発会で出たといえます。
4.伸び率で比較して見ると、1%以上、大納会と比べ株価を押し上げた食品スーパーマーケットは7社です。アイスコ約5%、アルピコH約3%、マミーマート、スーパーバリュー、エコス、ダイイチ約1.5%、そして、PLANTが約1%です。この7社が大発会では注目の食品スーパーマーケットといえるかと思います。
5.一方、2%以上株価を下げた食品スーパーマーケットですが、大黒天物産約-3%、ハローズ、アクシアルリテイリング、ヤオコー、ライフコーポレーションが約-2.5%、そして、イオン、JMHDが約-2%です。
6.2025年度も大発会が終わり、新年度の株式相場がスタートしました。投資家は今期の食品スーパーマーケットにどのような投資ポジションを取るのか、第3四半期決算の公表が相次ぐ中、今後の食品スーパーマーケットの株価動向に注目です。

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January 07, 2025

オーケー vs アークス、キャッシュの比較、勝負所は?

PI研のコメント:
1.キャッシュをどう蓄え、何にいつ投資をするか、経営にとっては重要な決断のひとつです。特に、食品スーパーマーケットにとっては、成長戦略=新店への投資といっても過言ではなく、そのためにキャッシュを蓄え、来るべき時に備えておくことが勝負の分かれ目となります。
2.2025年、そして、今後の数年間は食品スーパーマーケット業界にとって盛衰を決する投資の時期が迫ってきているといえ、これまで、そのためのキャッシュをどれだけ蓄えてきたかが問わます。
3.食品スーパーマーケット業界で、キャッシュをどれだけ蓄え、来るべき勝負の時に備えているかを2024年度の本決算の結果から集計してみました。食品スーパーマーケットは約40社上場していますが、その中で、キャッシュを蓄えている企業、ベスト5を抽出しました。
4.その結果は、No.1がオーケー、1,788.14億円でダントツトップです。ついで、トライアル、919.47億円、アークス、747.85億円、サンエー、548.48億円、ヤオコー、480.79億円と続きます。ここでは、オーケーとアークスについて見て行きますが、オーケーはすでにこのキャッシュで勝負をかけており、関西地域に本格的な新規出店に踏み込んでいます。一方、アークスは、大激戦地区となった北海道において、その時を待っているという嵐の前の静けさといえます。
5.その北海道ではロピアとトライアルが覇を競いはじめ、アークスと真っ向対決となっていますが、そのトライアルも上場し、キャッシュが増加しており、アークスを上回る蓄えとなっています。ただ、トライアルは北海道だけに投資をすることはできず、全国の地域での投資となりますので、こと、北海道に関してはアークスに分があるといえます。
6.ちなみに、営業キャッシュフローを見ると、オーケー、545.36億円、アークス、240.52億円、トライアル、594.97億円ですので、トライアルが今後、さらに、キャッシュを増やすことが予想されます。
7.オーケー、トライアルはすでに、勝負をかけていますので、今後、アークスがどこで、このキャッシュを地元、北海道に投資するのか、あるいは、北海道は守りに徹し、東北、北関東等へ投資をするかの、今後の経営決断に注目です。 

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January 06, 2025

アークス横山清会長インタビュー、リアルエコノミー、2025年1月1日!

PI研のコメント:
1.恒例の年始のアークス横山会長へのリアルエコノミーのインタビューが1/1、公開された。全部で3部作となっており、1回目が「3C体制を導入した理由」、2回目が「ロピア、トライアル、スーパー再編」、そして、3回目が「流通激戦、2年後に決着がつく」である。
2.記事では横山会長という肩書でのインタビューであるが、「社長から会長になって、初のインタビューとなったが、スーパー歴65年、・・」とのことで、アークスの代表権を得て、約50年強の中で、肩書としてははじめて会長になったとのことである。結果、会長(CEO)と社長(COO)、これに財務(CFO)のイニシャルのCをとって、3C体制での新たな経営管理体制がスタートしたという。アークスもいよいよ、経営と執行の分離による、独裁から集団体制への移行といえよう。
3.その要因を記事の中では、「なんだかんだといっても、2025年で満90歳になるからね。」とのことで、横山会長の年齢、すなわち、次世代へ向けての経営基盤づくりにあるようである。第1回目の記事の最後は、「いずれにしても、組織としての生き方の問題に関わってくる。そうはいっても、最後は、残ったものの勝ちだ。」と結んでおり、横山会長の経営への執念、「残ったのの勝ち」、個人ではなく、組織として、いかに生き残るかの強い意志を感じさせるインタビュー内容である。
4.2回目は、「ロピア、トライアル、スーパー再編」、北海道の流通環境が激変する中、横山会長がどうこの状況を見ているか、今回の年頭インタビューの核心ともいえる内容である。
5.「ロピアも頑張っているが、これからでしょう。あの物件は、2年前まで当社と交渉してきた経緯がある。その結果、私どもの力では、あの設備と条件では対応できないと判断した。」とのことで、エピソードを交え、横山会長の率直な感想が述べられている。ロピアを脅威に感じながらも、まだ判断は時期尚早という結論である。
6.一方、トライアルについては、「今一番、気をつけないといけないのは、トライアル。トライアルは、時間をかけて影響力を強めてきた。」とのことで、上場も相まって、「上場益によって、今まで目一杯、つま先立っていた姿勢から踵(かかと)を下ろした。」とのことで、一定の評価をしている点が興味深い。
7.最後、3回目、「流通激戦、2年後に決着がつく」では、「今でも、グループで800億円を超えるキャッシュフローがある。その3倍に当たる2500億円から3000億円は、無理をしなくてもすぐ動員できる。」と、キャッシュには自信を示しており、いつでも勝負に出れるが、じっくり時を待つとのことである。
8.気になるのは、2年後、横山会長は92歳、これまで蓄えてきた豊富なキャッシュをもとに、どのような勝負をするのか。それは2年以内か、その後か、今期から始まった3C体制のはじめての経営割断となるといえ、注目です。

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January 05, 2025

エンゲル係数、30%の時代へ、月9万円の食費!

PI研のコメント:
1.日経新聞が11/4、「一家の食費、月9万円突破 節約献立は2年前から様変わり」との見出しの記事を配信しました。この記事はもともと、10/29に配信されたものですが、これを11/4に更新したものです。ここ最近の物価高が家計、特に、食費に大きな影響を与えているとの内容です。
2.記事では家計調査データや小売物価統計、さらに、DELISH KITCHEN(デリッシュキッチン)なども参考にしており、総合的に食費に焦点を当てており、興味深い記事となっています。
3.特に、エンゲル係数の約20年間の推移を見ると、以前は約25%前後でしたが、この数年、急上昇、2024年には過去最高の30%を突破するという異常な数字となっています。結論は、「食材費の上昇が食卓の風景を変えている。」とのことで、食材費の上昇とのことです。
4.特に、小売物価統計を見ると、じゃがいも53%、きゅうり39%、焼きのり37%、レタス34%、かつお節30%、・・と、基礎的な食材の価格上昇が大きく、これが食費を圧迫している要因とのことです。「物価の優等生とされたもやしでさえ1キログラムあたり180円と10%増」とのことで、厳しい状況です。
5.記事の最後は、DELISH KITCHENのアンケート調査をもとに、「8割が節約疲れ「感じる」」と結んでおり、家計も食費の節約に懸命な姿が浮かびあがっています。2025年、今年はさらに物価が上昇するのか、一段落となるのか、政治の動きもふまえ、今後の物価の動向に注目です。

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January 04, 2025

株価速報、食品スーパーマーケット、2024年12月30日、大納会!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、12月30日、大納会ですが、この時の食品スーパーマーケットの株価速報を解説します。
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この日ベスト5ですが、ハローズ、PLANT、アイスコ、天満屋ストア、オーシャンシステムと続いて行きます。全体の平均が2,733.70円、0.11%のマイナスです。日経平均は、え、マイナスの0.96%ですので、日経平均と比べると、やや堅調な株価であったと言えます。この日のPERの平均は19.3倍、PBRは1.4倍となっています。
***
では、集計した33社の全体像となります。6番目からはUSMH、ダイイチ、ヤオコー、JMHD、イオン九州と続いていきます。19番目のトライアルまでがプラスで、20番目のヤマザワからマイナスということですので、ま、2/3がプラス、1/3がマイナスという状況です。この日、PERとかPBRの視点で買われたのか、売られたのかということですが、ま、こう見るとですね、PBRの低い企業に、え、投資家の視線が集まったと言えるかと思います。
***
では、先週との個々の株価の比較ですが、なんと言ってもハローズが10%というですね、驚異的な伸び率となっています。一方ですね、アルビス、アルピコホールディングスですが、先週と比べて株価が急落しました。明暗が分かれています。そこで、今週に関しては、え、ハローズ、こちらを掘り下げてみたいと思います。
***
こちらがハローズの株価の推移ですが、え、27日、12月ですね。この日に、え、第3四半期の決算が発表されました。非常に好調であったことから、売買高、オレンジが大きく跳ね上がって、株価、赤、終値ですが、こちらも大きく跳ね上がっています。
***
翌30日、大納会ですが、え、さらに、え、オレンジの売買高が跳ね上がってですね、赤、株価、あ、終値ですけども、こちらも急上昇で、ボリンジャーバンドの上値圏をとうとう大きく超えてきました。ま、従って、投資家は積極的な買いと見ています。現状、4,625円の株価、PERは13.32倍、PBRは1.47倍ということで、これでもですね、まだ、割高感ではなく、若干、割安感のある株価水準と言えるかと思います。
***
以上、12月30日、大納会の食品スーパーマーケットの株価速報の解説となります。

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January 03, 2025

Facebook、年末年始、ランキング、ベスト5!

食品スーパーマーケット最新情報のフェイスブックグループ(約6,000人)の中で、年末年始、リーチの高いコンテンツを紹介します。

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No.1_リーチ_:357

 

No.2リーチ_:324

 

No.3_リーチ_:200

 

No4_リーチ_:194

 

No.5_リーチ_:164

 

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January 02, 2025

今年、食品スーパーで最も売り上げを伸ばした商品は?

PI研のコメント:

1.DIME編集部が12/29、興味深いデータを公開しました。読売広告社の食品ID-POS購買行動データベースをもとに、2024年1月から11月に売上が伸びた売れ筋商品の分析結果です。ID-POSデータですので、年代ごとにも分析ができ、POSデータとは一味違うランキングとなっています。
2.年間のNo.1はいずれの年代でも「うるち米」であり、米が圧倒的なNo.1とのことです。今年を象徴する売れ筋商品といえ、納得のランキングといえます。さらに、興味深いのは、「レトルト米飯」も上位にランクインしており、10-30代では6位、40-50代では10位、60-70代でに15位と、米不足が「レトルト米飯」の需要を喚起したといえます。
3.これ以外で上位にランクインした商品では、「どの年代も3位以内にランクインしているのが、「機能性表示食品 乳酸菌飲料6本パック」だった。コロナ禍以降の個人での免疫対策や健康意識の高まりが、一時的なものから習慣化する傾向」と、乳酸菌関連だったとことです。さらに、「「キウイフルーツ」も、どの年代でも上位に入っている。この10年間での1世帯当たりの支出金額が「生鮮果物」1.06倍に対して「キウイフルーツ」は1.7倍になっており、・・」と、キウイフルーツも上位にランクインしたとのことです。
4.さて、2025年もスタート、今年はどのような年となり、どのような商品がランキングに入るのか、注目です。

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January 01, 2025

決算短信の解説、平和堂、2025年2月、第3四半期決算、増収増益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、平和堂が12月26日に公表した2025年2月期の第3四半期決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BSに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
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早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が4.3%増、営業利益が2.2%増ということで、増収、増益の決算となっています。EPS、1株当たりの四半期純利益ですが、128.24円ということで、こちらも大きく増加しています。
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BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。60.8%ということで、こちらも若干ですが、増加しています。非常に高い自己資本比率となっています。
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配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、42円、今期予想が60円ですので、え、8円ですね、増配の予想です。
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これを踏まえて、通期予想ですが、え、営業収益が4.4%増、営業利益が3.3%増ということで、増収増益を予想しています。進捗率を計算すると、73.5%、61.8%ですので、営業利益の方が、若干、これに届くかどうか気になるところです。EPS、1株当たりの、え、当期純利益ですが、173.50円となっています。先ほどの第3四半期が128.24円でした。単純に4/3倍してみると、170.98円となります。98.6%となりますので、ほぼ、この通り進むのではないかという予想が立ちます。
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株式の方ですが、え、期中、自己株式、期末が公開さいます。期末を見ると、51,546,470株ということで、昨年と比べて、若干ですが、減少しています。
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これを踏まえて投資家は、この決算をどう見たかということですが、12月26日、翌、営業日、27日ですが、売買高、オレンジが跳ね上がって、株価、赤、終値ですが、横ばいです。投資家は、今後の動向を冷静に見極めていると言えそうです。現状、2,296円の株価、PERは13.00倍、PBRは0.63倍ということで、PBRが1.00倍を下回るということで、割安感のある株価水準といえるかと思います。
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以上、12月26日に平和堂が公表した2025年2月期の第3四半期決算の決算短信の解説となります。

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