スーパーのオーケー、兵庫県に進出 西宮北口で1号店!
スーパーのオーケー、兵庫県に進出 西宮北口で1号店https://t.co/NSto7y7YwH
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) January 23, 2025
「オーケー」兵庫1号店オープン 西宮北口店、安さ武器のスーパー 開店前に150人並ぶhttps://t.co/Ws3Fn0trch
— 神戸新聞 (@kobeshinbun) January 23, 2025
首都圏を地盤とするスーパー、オーケー(横浜市)の兵庫県1号店「オーケー西宮北口店」が23日オープンした。「高品質・エブリデーロープライス」を掲げ、特売日を設けないのが特徴。
PI研のコメント:
1.オーケーが1/23、兵庫県、西宮市に「オーケー西宮北口店」をオープンしました。昨年11月に大阪府、東大阪市にオープンした関西1号店の「高井田店」につぐ、関西2店舗のオープンです。1号店の大阪府から、2号店は兵庫県へと商圏が大きく離れた地でのオープンですが、これは、いわゆるドミナント戦略の一環といえ、今後、両地区の商圏内へ大量の新店を出店してゆくことが予想されます。
2.記事の中でも、「26年までに兵庫と大阪を合わせて13店舗を出店する計画だ。」とあるように、今後2年間で、両地域に13店舗目までの新規出店が計画されており、今後、続々と新規出店が、この両地域ではじまるといえます。
3.ちみなに、食品スーパーマーケットの新規出店は、土地、建物、敷金保証金等が必須ですので、1店舗、約5億円が業界平均ですが、オーケーは大型店が多いため、10億近くかかる店舗もあります。仮に、10億円で計算すると、130億円であり、多額の資金が必要となります。ただ、オーケーは、数年前の関西スーパーへのM&Aの提案が受け入れられなかったこと以来、十分な準備と資金を準備しており、現在もで、約1,700億円のキャッシュを蓄えていますので、今後の橋頭保を築くための出店といえます。
4.従って、13店舗の新規出店後は、100店舗の新規出店も現時点で可能な資金がありますので、慎重に動向を見極めて今後、一気に進む可能性もあります。その意味でも、今回の2店舗の動向は重要な店舗といえます。
5.やや気になるのは、今回の西宮北口店は、「店舗面積が約880平方メートルと食品スーパーとしては小型だ。」とのことですので、従来の大型タイプと小型タイプ、関西地区での最適なフォーマットを探っている点です。
6.記事によれば、「開業式典に出席した二宮涼太郎社長は、関東との食文化の違いとして、関西は食肉のうち牛肉の構成比が高いことを挙げ「牛肉は当社として自慢の分野でもあり、非常にいいマーケティングが出来ている」と自信をのぞかせた。」とのことですので、これまでの関東の食文化と関西の食文化の違いを実際の店舗で慎重に見際めているといえます。
7.オーケー、まずは、計画している13店舗に関しては一気呵成に進みそうですので、今後のどのように商品構成を関西風にアレンジしてゆくのか、また、店舗フォーマットをどのような方向で進めてゆくのか、その動向に注目です。
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