サントリー「ノンアルでも首位」狙う チューハイに続くか!
サントリー「ノンアルでも首位」狙う チューハイに続くかhttps://t.co/2USSN5vSZa
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) February 5, 2025
PI研のコメント:
1.ノンアル市場が活気を帯びており、ここへ来て、サントリーが2/5に「国内ノンアルコール飲料事業の巻き返し策を発表」と、日経新聞が報じました。現在、ノンアル市場はアサヒがトップであり、サントリーはこれに続く、2番手とのことです。サントリーの集計によれば、「24年のノンアルコールの国内出荷規模は23年比で1割増の1055億円となり、数量も11%増の4580万ケース(1ケース8.4リットル換算)で、それぞれ過去最大」と、2桁増で伸びているとのことです。
2.ちなみに、この背景にあるのは、酒税とのことで、「26年に予定されている国内酒税改正ではチューハイやワインにかかる酒税が16年時の28円(350ミリリットル)から35円に引き上げられる。ノンアルコールは酒税の対象外」だそうです。従って、酒税対象外のシェア拡大に各社が激しい競争を繰り広げているといえます。
3.サントリーは、現在、「ウイスキーやチューハイが首位、ビールが3位」とのことですので、ノンアル市場で首位を固められるかどうがが、今後の戦略目標とのことです。その秘策のひとつが「4月に発売するサワー味の「オールフリークリア」だ。主力のノンアルビールブランド「オールフリー」から初めてのサワー味の商品」だそうです。
4.ノンアル市場は小売業の棚割りを見ても年々品揃えが増え、棚割りも充実しつつあります。特に、冷蔵ケースだけでなく、非冷ケースでの拡大が大きく、これまで、サワー、ビールが主だった売場に、ワイン、日本酒、ハイボールなども加わり、ノンアルコールのくくりが確立されてつつあります。
5.今後、ノンアル市場がどこまで拡大しゆくのか、サントリーを含め、各社の動向、そして、それを受ける小売業、消費者の動向にも注目です。
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