2月の食品値上げ、1656品目 2カ月連続で前年上回る!
2月の食品値上げ1656品目、冷食や菓子など 民間調査https://t.co/QdoLZOlDoc
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) January 31, 2025
帝国データバンク発表、
— 帝国データバンク[公式] (@TDB_PR) January 31, 2025
『「食品主要195社」価格改定動向調査 ― 2025年2月』
2月の食品値上げ、1656品目 2カ月連続で前年上回る
2025年の値上げ、累計8千品目突破 前年比9割増ペース#値上げ https://t.co/oPI9iIthjN
PI研のコメント:
1.帝国データバンクが1/31、「食品主要195社」価格改定動向調査 ― 2025年2月」との見出しのニュースリリースを公表しました。日経新聞でもすでに報じられていますが、結果は、「2月の食品値上げ、1656品目 2カ月連続で前年上回る 2025年の値上げ、累計8千品目突破 前年比9割増ペース」と異常な状況です。ちなみに、2023年度は32,396品目(平均15%)、2024年度は12,520品目(平均17%)でしたが、2025年度はすでに8,867品目(平均16%)とのことですので、昨年度を大きく上まわることは確実といえ、厳しい1年となりそうです。
2.その中身ですが、「食品分野別に集計すると、冷凍食品やチルド麺製品など「加工食品」(589品目)が全食品分野で最も多かった。「調味料」(357品目)は、たれ製品など液体調味料を中心に値上げ」、「「菓子」(329品目)では、カップゼリーなど洋菓子のほか和菓子、シリアル製品などで値上げが目立った。「酒類・飲料」(266品目)では、レギュラーコーヒーや果汁飲料が値上げの対象」とのことです。さらに、今後の見通しですが、「4月に年累計1万品目突破の予想、年2万品目到達の可能性」とのことで、昨年を大きく上回る見通しとのことです。
3.これを受けて、消費者はもちろんですが、小売業も厳しい経営状況が予想されます。「今後も、円安による輸入物価の上振れが見込まれるほか、賃上げによる人件費などのコスト上昇も背景に、値上げ圧力が弱まる局面は想定しづらい。実質賃金の伸び悩みなどを背景に、・・」とのことで、2025年度は小売業にとっても厳しい1年となりそうです。
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