イトーヨーカ堂など売却交渉、ヒューリックがKKRと連携!
イトーヨーカ堂など売却交渉、ヒューリックがKKRと連携https://t.co/feQkuvLJKs
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) February 3, 2025
PI研のコメント:
1.セブン&アイHの持株会社、ヨーク・ホールディングス(HD)の売却が本格化してきました。2/3付けの日経新聞によれば、現在、3社が応募しているそうですが、その中の「米投資ファンドのKKRが不動産大手のヒューリックと組んだことが3日、わかった。」 とのことです。ヒューリックは不動産大手で、今期売上高も約6,000億円(32.5%増)、当期純利益も約1,000億円(8.1%増)と、成長著しい企業です。
2.ちなみに、ヨークホールディングは、イトーヨーカ堂や食品スーパーのヨークベニマルなどを束ねる中間持ち株であり、さらに、「ファミリーレストラン「デニーズ」を運営するセブン&アイ・フードシステムズ(東京・千代田)、生活雑貨のロフト(東京・渋谷)、ベビー用品の赤ちゃん本舗(大阪市)」など、多岐に渡る企業が傘下にあります。
3.KKRがヒューリックと組んだ理由ですが、「KKRはイトーヨーカ堂の店舗改装で複数の実績を持つヒューリックと組み、好立地にある店舗を中心に改装して集客力を高める戦略だ。」そうです。海外勢は他にも「ベインキャピタルと日本産業パートナーズ(JIP)も買収を提案し」ています。日本勢は、「食品スーパーのサミットを持つ住友商事の参画も取り沙汰されている。」とのことです。
4.今後の動向ですが、「従業員の雇用条件などを含めて総合的な観点でも議論した上で、春までに1社へ優先交渉権を与える予定だ。」とのことです。セブン&アイH本体も、自主独立、M&A、MBOかの経営判断が迫っており、来期は、セブン&アイHにとって、経営の根幹が大きく変わり、新たな企業体として再生してゆくことになります。現経営陣がどのような経営判断をするか、注目です。
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