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February 12, 2025

高騰するバレンタイン、今年の「本命」は手作り 明治は板チョコ増産!

PI研のコメント:
1.今年のバレンタインデーは異変が起きつつあると、2/8、日経新聞が報じました。「カカオ豆の価格高騰を受け、今年のバレンタインデーは出費を抑えられる手作りのチョコレートを贈る消費者がより増えそうだ。」と、手作りチョコレートがメインになるとのことです。
2.明治が実施したアンケート調査でははじめて百貨店を抜いて、今年は手作りチョコレートが約30%と首位となるそうです。ちなみに、これ以外では菓子専門店、スーパーと続きます。意外に、スーパーは約10%だそうです。
3.この動向に、主要メーカーも今年は例年にない対策を打ち出しているとのことです。「明治は「明治ミルクチョコレート」や「明治ブラックチョコレート」など板チョコを増産して備える。」そうです。また、「ロッテは主力板チョコの「ガーナチョコレート」などを小売店で複数枚購入した消費者に、人気キャラクター「ちいかわ」のチョコレート型をプレゼントするキャンペーンを展開」とのことです。
4.バレンタインデーもチョコレートにとっては重要ですが、価格高騰の動向は中長期的な影響があると各社見ており、「シャトレーゼ(甲府市)はチョコの使用量を減らしたパフェやクッキーを販売する。明治もカカオ使用量が少ないホワイトチョコや焼き菓子を組み合わせたチョコ菓子を拡充し、新たにカカオ比率を抑えつつチョコ風味を楽しめる新ブランドを検討」と、様々な取り組みが本格化しているとのことです。
5.「セブンーイレブン・ジャパンが明治などと共同開発したバレンタイン向け商品では、クリームやスポンジ生地など様々な素材を組み合わせることで価格高騰に対応」と、流通でもメーカーとの共同開発で新たな商品開発に取り組んでいるとのことです。
6.チョコレート、カカオの価格高騰が流通全体に大きな影響を与え、今後も継続するとのことで、チョコレートの生産、製造、流通、消費、すべての仕組みが大きく変化し、これまで思いつかかった、あるいは、構想段階で会った商品が続々と市場に登場するうごめきがはじまったといえ、チョコレートの動向に注目です。

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