東京都区部の消費者物価、1月2.5%上昇 3カ月連続伸び拡大!
東京都区部の消費者物価、1月2.5%上昇 3カ月連続伸び拡大https://t.co/gwGglmPaCC
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) January 30, 2025
東京23区 1月の消費者物価指数 去年同月より2.5%上昇https://t.co/IMxkHwOw6N #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 30, 2025
PI研のコメント:
1.全国の先行指標となる東京都区部の消費者物価指数が総務省から1/31に公表されました。消費者物価指数、いわゆる、CPIは3つの総合指数があります。文字通り、すべての総合CPI、生鮮食品を除く総合CPI、そして、さらに、エネルギーを除く総合CPIです。日経の見出しの1月2.5%上昇は、2番目の生鮮食品を除く総合CPI、いわゆるコアCPIのことです。
2.それにしても、3ケ月連続での伸び拡大ですので、物価の上昇は依然として続いていると思われます。日銀が金利の上昇に舵を切るのもうなづける水準であり、いわゆる、物価高が常套化しているといえます。ちなみに、生鮮食品を含むと、3.5%上昇とのことです。生鮮食品では、「記録的な猛暑などの影響でキャベツが前年同月の3倍となったほか、みかんなどの生鮮果物も24.4%上昇」と、大幅に上昇している項目が目白押しです。
3.さて、その中身ですが、「光熱・水道が11.1%とプラス幅が大きかった。電気代が17.5%、都市ガス代が10.5%とそれぞれ上昇」とのことで、生活の基盤が底上げしているといえます。生鮮食品以外の食料も上昇とのことで、「生鮮以外の食料も4.7%上昇した。コメ類が70.7%上昇し、比較可能な1971年1月以降で最も高い伸び率」、さらに、「異常気象の影響で価格高騰が続くチョコレート(30.2%上昇)やコーヒー豆(19.0%上昇)なども上昇」とのことです。
4.東京都区部のCPIの先行指数の結果ですが、恐らく、今後、公表される全国のCPIも大きく上昇してくることが予想されますので、2025年度も物価高の状況は変わらず、さらに、上昇することも懸念されますので、消費者にとっては厳しい1年となりそうです。
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