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April 2025

April 30, 2025

デフレ株の本命「2つの物産」に脚光 日本経済逆戻り警戒!

PI研のコメント:
1.日本経済新聞が4/18、「デフレ株の本命「2つの物産」に脚光 日本経済逆戻り警戒」との見出しの記事が配信されました。食品スーパーマーケット業界では注目企業、神戸物産と大黒天物産の株価に関してのニュースです。記事の中では、「2つの「物産」株が逆行高の動き」とのことで、トランプ関税の公表後も株価が急騰、ここに注目が集まっているとのことです。
2.記事によれば、トランプ関税は、「トランプ米政権が相互関税を発表した4月2日以降、東京株式市場は荒れた。7日には歴代3番目の下げ幅(2644円安)、10日には同2番目の上げ幅(2894円)を記録。」と、乱高下の激しい相場が続きました。このような中で、投資家は、この2社に注目し、力強い買いに入ったとのことです。
3.その要因ですが、「海外から原材料を輸入するプライベートブランド(PB)商品が強みの神戸物産や大黒天物産は、「円高進行で仕入れコストが減り収益性が高まりやすい」」そうで、これが投資家の買いを集めたようです。実際、この2社は輸入商品に大きく依存しており、それがディスカウントの源泉となり、競争力を高めているといえます。
4.小売業のディスカウントの源泉は原価と経費ですが、この2つの物産は、もともと経費が他の小売業と比べ低く抑えており、新店も居抜き出店が多く、投資額も安価ですので、減価償却費も低いといえます。今回、もう一方の原価の大幅な改善が見込める思惑から、業績の大幅改善がダブルでもたらされたといえます。
5.ただ、トランプ関税は、ここへ来て必ずしも見込み通り進んでいるとは思えない状況も見られますので、このまま、この2つの物産の株価が上昇するかは予想がつかないといえます。今後、目まぐるしく変わる経営環境の中で、両企業がどのような経営戦略を打ち出すのか、その動向に注目です。

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April 29, 2025

稼ぐ力はラルズが突出、アークス純利益の半分占める!

PI研のコメント:
1.4/26、北海道の経済情報を発信するニュースサイト、「リアルエコノミー」が「稼ぐ力はラルズが突出、アークス純利益の半分占める」とのニュースリリースを公表しました。北海道に本社を置く食品スーパーマーケットのアークスの2025年2月期の本決算をもとに、グループ全体の収益構造を分析、その結果をまとめたものです。
2.それによると、「純利益に占めるラルズのウエートが50%を超えた。」とのことです。アークスは、ラルズ以外に道南ラルズ、ユニバース、ベルジョイス等が傘下にあり、ラルズの比率は25.4%だそうです。結果、1/4の売上構成比で、約50%の利益を稼いでいるとのことですので、ラルズの収益性の高さが伺えます。
3.この結果を受け、アースでは「こうしたラルズの突出した力を、グループ内で横展開する動きも始まった。」とのことです。ラルズの売上高経常利益率は5・3%だそうで、他のグループ各社は「福原(本社・帯広市)が3・2%、道北アークス(同・旭川市)が1・0%、東光ストア(同・札幌市豊平区)が2・4%、道南ラルズが2・9%」だそうです。
4.アークスがラルズのノウハウを水平展開することにより、来期、どこまで、グループ全体の収益率を押し上げてゆくか、その動向に注目です。

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April 28, 2025

コンビニ、売上速報、2025年3月、2 7%増!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、コンビニの売上速報ということで、2025年3月度を解説します。この売上速報は、日本フランチャイズチェーン協会が4月21日に公表した2025年3月度の最新の売上データとなっています。全国で、55,792店舗の集計となります。
***
まず、え、既存の売上げですが、2.7%増ということで、堅調な売上げとなっています。ただ、え、今見たですね、え、店舗数、こちらの方が昨年と比べて、0.3%増ということで、微増ですので、え、ここが気になる数値です。ま、従って、店舗数を増やして、え、売上げを上げていくというビジネスモデルがですね、既存店の客単価を引き上げて、売上げを上げていくというモデルに変わりつつあります。
***
その客数、客単価ですが、客数が0.6%増、微動です。客単価の方が2.1%増ということで、これが売上げを押し上げてる要因と言えます。コメントが出ていまして、気温の上昇や、販売施策、これが、え、サラダ、冷凍食品、菓子、アイスクリーム、ソフトドリンク等が、え、好調に推移した要因だそうです。で、え、実際にですね、部門別のデータを見てみると、加工食品が4.1%増ということで、構成比も高く、ここが売上げを押し上げてることが見えます。
***
え、この、え、データですが、え、55,792店舗ですけども、セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ローソンの7社の集計となります。
***
参考にですが、3社のみ深掘りしたものがこちらになります。え、ローソンとファミリーマートとセブン-イレブン・ジャパンです。102.6%ということですので、全体が、え、102.7%ですので、ほぼ同じぐらいの伸び率と言えます。グラフにしたものがこちらですが、気になるのは、藍色のセブン-イレブン・ジャパンで、昨年も、今年もですね、伸び悩んでいるところが、え、他の2社、赤のファミリーマートとグリーンのローソンと比べて違いが出ています。
***
客数、客単価、3ヶ月連続で昨年と今年を比較したものになりますが、今年に入って、客単価増が昨年と比べて、え、鮮明であるというところが見てとれます。ただ、昨年の3月度も高かったですね。以上、コンビニの売上速報ということで、2025年3月度の最新の解説となります。

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April 27, 2025

ドラクストア、ホームセンター、売上速報、2025年3月、明暗!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、ドラッグストアとホームセンターの売上速報ということで、2025年3月度を解説します。
***
まずは、ドラッグストアからですが、102.9%と、堅調な売上高の伸びとなっています。No.1はスギ、106.6%、薬王堂、106.5%、ウエルシア、104.6%、マツモトキヨシ、104.2%、クリエイトSD、103.9%と続きます。グラフにしたものがこちらになりますが、え、下位企業2社ですね、え、のみ100%を下回っていますが、それ以外は100%を上回るということで、え、堅調な売上げの伸びとなっています。3ヶ月連続で、昨年と比較したものですが、昨年と比べると、若干、伸びが低いというところが、気になる傾向と言えます。
***
では、ホームセンターの方ですが、100.1%ということで、依然として、厳しい状況が続いています。No.1はコメリ、103.4%、順天堂、103.1%、ハンズマン、101.7%、アークランドサカモト、101.2%、アレンザ、100.7%と続きます。
***
グラフにしたものがこちらですが、やはり、え、下位企業の方は100%を、え、下回るということで、明暗が分かれています。客数、客単価で見ると、藍色の客単価の方がですね、売上げを押し上げてるところが鮮明です。3ヶ月連続で、昨年と比較したものがこちらになりますが、ほぼ、同じ傾向でですね。昨年も、今年も、客単価増、客数減ということで、客数の伸び悩みがですね、売上げが低迷してる要因と言えます。
***
では、他の業態で比較したものがこちらになりますが、ドラッグストアはスーパーマーケット、GMSに続いて第3番目の業態となっています。ついで、コンビニ、百貨店と続いて、ホームセンターは厳しい状況です。
***
以上、ドラッグストアとホームセンターの売上速報ということで、2025年3月度の解説となります。

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April 26, 2025

株価ニュース、食品スーパーマーケット、2025年4月25日、低調!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、株価ニュースということで、4月25日時点の食品スーパーマーケットの株価の速報を解説します。
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え、33社を、34社ですね、集計していますが、ベスト5、こちらに拡大してありますが、見ていきたいと思います。スーパーバリュー、エコス、アルビス、北雄ラッキー、ダイイチと続きます。全体の平均が2,667.36円、-0.16%ということで、低調な株価でした。日経平均が1.90%のプラスですので、明暗が分かれたと言えます。この日のPERの、え、平均は27.8倍、PBRは1.5倍となっています。
***
では、6番目からですが、マックスバリュ東海、バローH、イオン九州、オリンピック、アイスコと続いて行きます。17番目のオーシャンシステムまでがプラスで、18番目の天満屋ストアからマイナスということですので、ま、半分がプラス、半分がマイナスという状況です。この日、PERとか、PBRの視点で買われたのか、売られたのかということですが、こう見るとですね、PERの低い企業が上位に、え、あるということで、PERの低い企業に投資家の視線が集まったと言えるかもしれません。
***
さて、先週との個々の株価の比較ですが、え、上位金額はプラス、下位企業はマイナスが多いのが特徴です。ま、このような中でも、株価を大きく伸ばしたスーパーバリュー、6%以上ですね、アルピコH、え、6%以上ということで、株価を大きく伸ばした企業もあります。そこで、今週に関しては、スーパーバリュー、こちらを堀り下げてみたいと思います。
***
こちら、スーパーバリューの株価の推移ですが、もう、ここですね、トランプショックと言っていいかと思います。売買高、オレンジが2日間、大きく跳ね上がってですね、株価は、下落しました。その後、株価は戻していまして、4月14日、ここに当たるんですが、え、決算、本決算が発表されてるんですが、え、それでもですね、売買高、オレンジはあまり動かずですね、株価が下がっています。
***
で、決算発表後ですね、株価が上昇していますので、これが先週と比べて株価が上昇した、え、要因と言えます。ただ、まだですね、トランプショック前の水準には戻っていないという状況です。現状は、822円の株価、PERは赤字決算ですので、明示されていません。え、PBRは6.47倍ということで、割安感のある株価水準と言えるかと思います。
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以上、4月25日時点の食品スーパーマーケットの株価速報ということで、株価ニュースとして解説をしました。

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April 25, 2025

コンビニ、百貨店、売上速報、2025年3月、低調!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、コンビニと百貨店の売上速報ということで、2025年3月度を解説します。
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まずは、コンビニからですが、主要3社を集計しました。ローソン、ファミリーマート、セブン-イレブン・ジャパンです。102.6%ということで、堅調な売上高となっています。ローソンが103.6%、ファミリーマートが103.3%、セブン-イレブン・ジャパンが101.0%と続きます。
***
グラフにしたものがこちらですが、藍色がセブン-イレブン・ジャパンのみが、昨年も今年も、伸び悩んでいるところが気になります。赤は、え、ファミリーマート、グリーンはローソンです。客数、客単価を比較したものがこちらになりますが、昨年は客数の方の伸びが見れなかったんですが、え、今年に入ってですね、え、やはり客数の方の伸びは、今、え、現在でもですね、伸び悩んでいます。
***
一方、客単価の方は、昨年も今年も堅調で、特に、今年に入っては3ヶ月連続で、客単価の伸びが堅調です。ただ、藍色のセブン-イレブン・ジャパンのみは、客数も客単価の方もですね、厳しい状況が続いています。
***
では、百貨店の方ですが、101.8%ということで、これまでの好調なですね、110%前後というのは、先月から見られなくなって、今月に関しても101.8%と伸びが、え、伸び悩んでいます。No.1は、三越伊勢丹、110%、J.フロントリテイリング、え、100.9%、高島屋、99.8%、エイチ・ツー・オーリテイリング、96.3%と続きます。
***
グラフにしたものがこちらですが、やはり、え、No.1のですね、三越伊勢丹のみは、売上げを維持していますが、それ以外は、100%ギリギリ、ないしは、下回るということで、厳しい状況です。3ヶ月連続で見たものが、こちらになりますが、やはり、昨年と比べても、今年に入ってもですね、え、売上高が低迷しているところが見て取れます。
***
参考に、え、他の業態で比較したものですが、やはり、百貨店は、下位の方に入ってきました。好調なのは、スーパーマーケットとGMSです。次で、ドラッグストア、そして、コンビニと続きます。厳しいのはホームセンターで、100%ギリギリという状況です。
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以上、コンビニと百貨店の売上速報ということで、2025年3月度の解説となります。

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April 24, 2025

食品スーパーマーケット、売上速報、2025年3月度、103 9%!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、食品スーパーマーケットの売上速報ということで、2025年3月度を解説します。
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こちらが集計した22社の全体像となります。No.1は、アクシアル、107.6%、ハローズ、106.8%、ヤマザワ、106.2%、ベルク、106.2%、ヤオコー、105.8%ということで、堅調な売上げとなっています。全体の平均も、1,000、え、103.9%ですので、え、先月と比べても、ま、好調と言って、いいですね。売上げとなっています。
***
グラフにしたものが、こちらですが、え、全てですね、え、この、え、集計した企業の、え、今回は、ここまでが17社ですが、17社を集計していますけども、え、赤が売上高ですが、昨年を超えています。客数、客単価で見ると、上位企業は客数の伸びが堅調です。ただ、中、下位企業は客単価の伸びが、え、客数よりも多いということで、売上げの押し上げる構造が、え、違いが見られます。
***
え、こちら3ヶ月連続で昨年と比較したものですが、昨年も堅調でした。今年も堅調で、特に、3月度はですね、え、堅調な売上げとなっています。え、昨年と違うのは、昨年は客単価、これ藍色ですけども、こちらが売上げを押し上げていましたが、今年に入って、客数の伸びの方も見られるようになりですね、この3月度は、客数、客単価ともに、ほぼ、同じぐらいの、え、伸び率ということで、え、売上げの構造が変わりつつあります。
***
参考にGMSの方ですが、え、103.5%ということで、GMSも、え、堅調です。No.1はイズミ、109.1%、イオン九州、104.5%、サンエー、104.4%、イズミヤ、103.7%、イオンリテール、102.9%と続きます。さて、他の業態と比較したものがこちらになりますが、スーパーマーケット、え、GMS、全業態の中でも好調な、え、ポジションを、え、維持しています。続いて、ドラッグストア、コンビニ、え、これまで好調であった百貨店の伸びがですね、え、下がってきました。で、ホームセンター、依然として厳しい状況が続いています。
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以上、食品スーパーマーケットの売上速報ということで、え、2025年3月度の解説となります。

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April 23, 2025

決算短信の解説、ライフコーポレーション、2025年2月期、本決算、増収増益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、ライフコーポレーションが4月10日に公表した2025年2月期の本決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BS、CF、キャッシュフロー計算書ですね。これに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が5.0%増、営業利益が4.8%増ということで、増収増益の好決算となっています。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、195.11円ということで、こちらも増加しています。本決算ですので、ROE、ROAの方も公表されてまして、13.0%、8.8%ということで、高い水準です。
***
BSの方ですが、総資資、純資産。割った自己資本比率です。45.2%ということで、若干、昨年と比べて減少しているところが気になります。BPS、1株当たりの純資産ですが、1,600.06円ということで、え、昨年に比べて、大きく増加しています。
***
キャッシュフローの方ですが、営業活動、投資活動、財務活動、そして、現金が公表されています。ポイントは投資活動によるキャッシュフローです。営業活動によるキャッシュフローの何%を配分しているか、すなわち、成長戦略を占う指標となりますが、101.6%ということで、積極的な投資をしてることが見て取れます。財務はプラスになっています。え、結果、現金の方ですが、102.0%ということで、若干、増加しています。
***
配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると110円、今期予想が65円ですが、2株に分割していますので、え、単純に2倍すると130円となりますので、増配の予想です。
***
これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益が4.1%増、営業利益が1.7%増ということで、増収増益を予想しています。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、280円、208.05円ということで、これ先ほどの本決算時が195.11円でした。従って、106.7%となりますので、え、EPSの方が上昇する予想です。
***
株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、98,091,600株ということで、これ、昨年と全く同じ株式です。従って、変化はありません。
***
これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、決算発表日が4月10日、ここにあたります。翌、営業日、11日ですが、売買高、オレンジが跳ね上がって、株価、え、赤、え、こちらです。終値ですけども、え、こちらもボリンジャーバンドを超え、え、跳ね上がっています。従って、投資家は、この時点では、積極的な買いだったんですが、その後、横ばいとなっていますので、え、今後の動向を冷静に見極めていると言えそうです。
***
現状、え、1,980円の株価、PERは9.52倍、PBRは1.24倍ということで、業界平均と比べると、若干、低い水準ですので、割安感のある株価水準と言えるかと思います。
***
以上、ライフコーポレーションが4月10日に公表した2025年2月期の本決算の決算短信の解説となります。

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April 22, 2025

決算短信の解説、イオン、2025年2月期、本決算、増収減益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、イオンが4月11日に公表した2025年2月期の本決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BS、CF、キャッシュフロー計算書ですね。これに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が6.1%増、営業利益が5.2%減ということで、増収減益の厳しい決算となっています。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、当期純利益も、え、マイナスですので、33.58円ということで、昨年と比べて大きく減少しています。本決算ですので、ROE、ROAの方も公表されてまして、2.7%、1.7%ということで、特に、金融があるんでですね、かなり低い水準となっています。
***
え、BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本資率です。え、金融を除く(含む?)全体ですが、7.6%ということで、低い水準です。金融を入れても(除いても?)14.0%ですので、え、小売りとしては低い水準と言えます。BPS、1株当たりの純資産ですが、1,218.63円ということで、こちらも減少しています。従って、全てのKPIが厳しい状況ということで、え、決算はえかなり厳しかったと言えます。
***
キャッシュフローの方ですが、営業活動、投資活動、財務活動、そして、現金が公表されています。ポイントは投資活動によるキャッシュフローです。営業活動によるキャッシュフローの何%を配分したか、すわち、成長戦略を占う指標となりますが、計算してみると、84.6%ということで、若干、控えているかと思います。
***
え、財務はプラスとなっています。結果、え、現金ですが、110.2%ということで、内部留保が増加しています。1兆円を超える現金ですね。配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると40円、今期予想も40円ですので、変化はありません。
***
これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益が3.6%増、営業利益が13.6%増ということで、増収、大幅な増益を予想しています。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、46.46円ということで、先ほどの本決算時が33.58円でした。従って、138.4%となりますので、大きく増加する予想です。
***
株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、871,924,572株ということで、これ昨年と全く同じ株式数です。従って、変化はありません。
***
これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、決算発表日が4月11日、ここに当たります。決算前から動意付いて、株価は上昇しています。ただ、決算後ですね、え、特に、4月14日、売買高、オレンジが跳ね上がって、株価が急落しています。その後は横ばいですので、投資家は、今後の動行を冷静に見極めていると言えそうです。
***
現状、株価は4,004円の株価、え、PERは86.18倍、異常値です。PBRも3.29倍ということで、高い水準です。従って、割高感のある株価水準と言えるかと思います。ちなみに、時価総額が3.5兆円となっています。
***
以上、イオンが4月11日に公表した2025年2月期の本決算の決算短信の解説となります。

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April 21, 2025

決算短信の解説、エコス、2025年2月期、本決算、増収増益!

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***
早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が5.5%増、営業利益が5.4%増ということで、増収増益の好決算となっています。1株当たりの当期純利益、EPSですが、368.46円ということで、こちらも増加しています、本決算ですので、ROE、ROAの方も公表されてまして、16.5%、11.4%ということで、高い水準です。
***
BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資率比率です。46.6%ということで、こちらも増加しています。1株当たりの純資産ですが、BPSです。2,395.06円ということで、こちらも大きく増加しています。
***
キャッシュフローの方ですが、営業活動、投資活動、財務活動、そして、現金、内部留保ですね。こちらが公開されています。ポイントは投資活動によるキャッシュフローです。営業活動によるキャッシュフローの何%を配分しているか、すなわち、成長戦略を占う指標となりますが、計算してみると、58.0%です。業界平均が100%近い水準ですので、若干、投資を控えてると言えそうです。
***
財務は無、え、27.5%ですから、財務と、え、投資ですね、うまく、え、バランスを取ってると言えます。結果、現金の方ですが、内部留保ですが、106.1%ということで、増加しています。
***
配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると65円、今期予想が70円ですので、5円増配の予想です。
***
これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益が2.1%増、営業利益が0.3%減ということで、増収減益を予想しています。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、356.75円です。本決算、先ほどの数字が368.46円でした。従って、96.9%ですので、若干、予想はですね、え、下回るものという風な、え、数値となっています。
***
株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、11,648,917株ということで、これ、昨年と全く同じ株式数です。従って、変化はありません。
***
これを踏まえて、投資家はこの決算をどう見たかということですが、一目瞭然で、株価は右上がりです。決算発表があったのが11日ですが、それ前から株価は動意付いていて、上昇を続けています。え、ボリンジャーバントの上値圏を這う勢いで、決算発表後も続いていますので、投資家は、積極的な買いと見ています。
***
現状、2,521円の株価、PERは7.07倍、PBRは1.05倍ということで、業界平均と比べると、若干、低い水準ですので、割安感のある株価水準と言えるかと思います。
***
以上、4月11日にエコスが公表した2025年2月期の本決算の決算短信の解説となります。

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April 20, 2025

3月の米小売売上高1.4%増 関税前の駆け込み消費で伸び!

PI研のコメント:
1.トランプ関税が小売業にどのような影響があるか、それを占うアメリカの小売業の結果が米商務省から公表されました。日本経済新聞によれば、「米商務省が16日発表した3月の小売売上高(速報値、季節調整済み)は、前月比1.4%増の7348億7000万ドル(約105兆円)だった。2カ月連続で増加」とのことです。
2.アメリカの小売業では駆け込み需要がまさに起こっており、「2ケ月連続増加」とのことすので、先月からその傾向が鮮明だそうです。記事の中では米商務省のグラフも公表されていますが、それを見ると、増減率が跳ね上がっており、売上高も上昇しています。アメリカの消費者が買いに舵を切っているとみえます。
3.「業種別では、自動車・部品が前月比5.3%と大幅に増加」とのことで、関税率が高い業種の消費が増加しているとのことです。さらに、「ホームセンター(3.3%増)、スポーツ・趣味用品(2.4%増)、家電製品(0.8%増)など、対中追加関税の導入で値上がりが予想される商品を扱う業種も大きく伸びた。」と歩0ムセンター関連も伸びも見られるとのことです。
4.ただ、駆け込み需要は、いわゆる先食いですので、その後、特に、関税発動後は大きく落ち込むことも予想され、年間では平準化されることがあり、来月以降の動向が気になるところです。
5.翻って、日本は、円高が進みつつあり、輸入に依存している小売業の数字が伸びることが予想されます。しばらくは、トランプ関税に翻弄されることが日米双方続くと思いますが、今後の動向を注視しつつ、日米小売業がどのような対応をしてゆくのか注目です。

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April 19, 2025

株価ニュース、食品スーパーマーケット、2025年4月18日、堅調!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、4月18日時点の食品スーパーマーケットの株価ニュースということで、株価を、の、え、株価速報を解説します。
***
こちらが集計した30、え、34社の全体像となります。拡大したものがこちらになりますが、No.1は大黒天物産、リテールパートナーズ、アルビス、JMHD、神戸物産と続いていきます。全体の平均が2,714.91円ということで、1.75%のプラスです。日経平均が1.03%ですので、日経平均と比べても、え、堅調な株価だったと言えます。この日のPERの平均は27.7倍、PBRは1.5倍となっています。
***
6番目からですが、エコス、ライココーポレーション、ベルク、え、トライアル、オークワと続きます。え、32番目のスーパーバリューまでがプラスで、33番目の天満屋ストアからマイナスということですので、もう、大半がプラスですので、やはり、堅調と言えます。この日、PER、え、PBRの視点で買われたのか、売られたのかということですが、ま、こう見ると、まちまちですね。この視点で、え、今週はですね、買われた、売られたはなさそうです。
***
では、先週との個々の株価の比較ですが、ま、大半がプラスということで、堅調な株価であることが先週と比べても見て取れます。で、このようの中でもですね、え、2%、4%、6%ってあるんですけれども、株価を大きく伸ばしてる企業があります。特にですね、エコス、12%ということで、注目の株価です。そこで、今週に関しては、エコス、こちらを掘り下げてみたいと思います。
***
こちらがエコスの株価の推移ですが、もう一目瞭然で、右上がりということで、株価、堅調です。決算発表があったのは、本決算ですが、11日ですので、ここですが、翌、営業日、売買高、オレンジが跳上がって、え、株価、赤、終値ですが、え、やはり上がっています。
***
その後も、株価は上がって行きですね、ボリンジャーバンドの上値圏を這う勢いですので、投資家は買いと見ています。現状、2,521円の株価、PERは7.07倍、PBRは1.05倍ということで、業界平均と比べると低い水準ですので、割安感のある株価水準と言えるかと思います。
***
以上、え、4月18日時点の食品スーパーマーケットの株価速報の解説となります。

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April 18, 2025

コメ店頭5kg4214円に上昇 備蓄米流通広がらず!


PI研のコメント:
1.日本経済新聞が4/14、「備蓄米流通広がらず、JAに集中 店頭価格14週連続上昇」との見出しの記事を掲載しました。依然として、米の店頭価格が下がっておらず、その要因は、備蓄米の流通が広がらないことにあるとのことです。
2.今回の政府の米の入札は、「対象が全国農業協同組合連合会(JA全農)など、大手の集荷業者に限られる。」ことに加え、「落札分と同じ量と品質のコメを買い戻す条件」が加わっており、これが「集荷業者が参加をためらう」要因となっているとのことです。
3.結果、「3月の1回目の入札は、JA全農が全体のおよそ94%にあたる13万2999トンを落札した。2回目の入札も「落札はJA全農が大部分だろう」(集荷業者)との見方」とのことで、JAに備蓄米が集中し、全国の食品スーパーマーケット等、小売業に行きわたらないとのことです。
4.一方で、受け皿となる備蓄米の食品スーパーマーケットについても、「日本スーパーマーケット協会の岩崎高治会長(ライフコーポレーション社長)は、交換会後に記者団の取材に応じ、「できるだけコメ価格を下げる努力は必要だと思っているが、コメは非常に利幅の低い商品。人件費などを考えるとなかなか価格を下げる余地がない」」とのことで、利幅の問題があるとのことです。
5.米の店頭価格は、生産、卸、消費の流通全体の最適化の問題ですので、今回、卸のみに焦点が当たっており、しかも、その卸がJA寡占の状況では、卸の役割が十分に発揮されず、加えて、生産、消費は手つかずです。結果、米の流通構造は改善されない状況が続くと思われます。
6.今回、備蓄米による店頭価格への効果が出ていない結果といえますので、今後、政府はさらに備蓄米の投入を検討しているようですが、一方で、米の生産から卸、消費の流通構造の制度設計、そのものの見直しに踏み込む段階に入ったではないかと思います。
7.当面は備蓄米の店頭価格への動向に注視しつつ、この結果を受けて、政府の米の流通構造の抜本的な見直しにも期待したいところです。

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April 17, 2025

決算短信の解説、ベルク、2025年2月期、本決算、増収増益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、4月10日にベルクが公表した2025年2月期の本決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BS、CF、キャッシュフロー計算書ですね。これに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が10.2%増、営業利益が17.4%増ということで、増収増益の好決算となっています。これに伴って、EPS、1株当たりの当期純利益ですが、こちらも594.16円ということで、大きく増加しています。本決算ですので、ROE、ROAの方も公表されてまして、11.8%、9.0%ということで、高い水準です。
***
BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。54.8%ということで、こちらも若干ですが、増加しています。BPS、1株当たりの純資産ですが、5,272.99円ということで、こちらも大きく増加しています。従って、全てのKPIが、え、上昇ということで、好決算と言えます。
***
キャッシュフローの方ですが、営業活動、投資活動、財務活動、そして、現金が公表されています。ポイントは投資活動によるキャッシュフローです。営業活動によるキャッシュフローの何パーセンを配分してるか、すなわち、成長戦略を占う指標となりますが、計算してみると、95.8%ということで、大半を投資に振り向けてる、すなわち、成長戦略に投資してることが見て取れます。え、財務には0.8%ですから、ほとんど、財務の方には、え、配分をしていません。結果、内部留保、若干ですが、増えています。104.8%です。
***
配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、120円、え、通期予想が124円ですので、え、来期ですね、来期は124円ですので、4円増配の予想です。高い利益水準です。え、配当水準です。
***
え、これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益が6.8%増、営業利益が6.4%増ということで、増収増益を予想しています。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、先ほどの本決算時が594.16円でした。ま、従って、100.5%ですので、ほぼ、え、この水準で推移するのでないかという予想が立ちます。
***
え、株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、20,867,800株ということで、これ、昨年と全く同じ株式です。従って、変化はありません。
***
さて、これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかですが、決算発表日が4月10日、ここに当たります。え、翌、営業日、11日ですが、売買高、オレンジが大きく跳ね上がって、赤、株価、終値ですが、こちらも跳ね上がって、ボリンジャーバンドの上値圏に届く勢いです。従って、投資家は、積極的な買いと見ています。
***
現状、7,280円の株価、PERは12.19倍、PBRは1.38倍ということで、どちらも、業界平均と比べると、若干、低い水準ですので、これでも割安感のある株価と言えるかと思います。
***
以上、ベルクが4月10日に公表した2025年2月期の本決算の決算短信の解説となります。

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April 16, 2025

コンビニ3社、店舗増7年ぶり高水準へ 工場などに省人店!

PI研のコメント:
1.日経新聞が4/14、「コンビニ3社、店舗増7年ぶり高水準へ」との見出しの記事を配信しました。「コンビニエンスストア大手3社は2025年度に最大で約400店増やす。純増数は18年度以来7年ぶりの高水準」とのことで、2018年以来の高水準だそうです。
2.主要コンビニの店舗数は、毎月、日本フランチャイズチェーン協会が公表していますが、ここ数年は、純増店舗数が前年割れしており、厳しい状況が続いています。記事でも、2018年以来の高水準とのことですので、7年間、低迷が続いていたといえます。
3.その内訳ですが、「セブンは223店の純増と、18年度以来の高水準」、「ファミリーマートは100店程度と、20年度以来の純増」、「ローソンは具体的な店舗数は明らかにしなかったが、3年連続の純増」とのことです。
4.ただ、新規出店の形態ですが、「セブンは企業の工場や研究所といった事業所内で床面積が従来の4分の1ほどの小型店の出店を増やす。ファミマは日本郵便と連携し、郵便局内に棚や冷蔵ケースを置いた小型店を出す。」とのことですので、これまでのコンビニとはだいぶイメージが違います。逆に見ると、依然として、通常の新規出店は低迷しているともいえます。
5.記事の最後にも「25年度の純増数は当時に比べると小さい。コンビニ市場が成熟するなか、1店舗あたりの収益力向上が求められている。」と、まとめていますので、コンビニの店舗数が増加し、集積を大きく改善してゆくのかは未知数とのことです。
6.小売業は、コンビニに限らず新規出店が成長戦略の要といえますが、今回の純増は成長戦略に直結するか、現時点では判断ができないといえますので、店舗数だけではなく、売上高の推移も同時に見ながら、今期のコンビニ業界の行方を見守ってゆくことがポイントといえそうです。

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April 15, 2025

決算短信の解説、セブン&アイH、2025年2月期、本決算、増収、減益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、セブン&アイHが4月9日に公表した2025年2月期の本決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BS、CF、キャッシュフロー計算書に加えて、配当、予想、株式、え、投資家目線ですが、これらが公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が4.4%増、営業利益が21.2%減ということで、増収減益のかなり厳しい決算となっています。これに伴って、EPS、1株当たりの当期純利益ですが、66.62円ということで、こちらも大きく減少しています。本決算ですので、ROE、ROAの方も公表されてまして、4.5%、3.4%ということで、どちらも減少しています。
***
BSの方ですが、総資資、純資産、割った自己資本資率です。35.4%ということで、え、こちらは若干ですが、増加しています。BPS、1株当たりの純資産ですが、1,553.17円ということで、え、こちらも若干ですが、増加しています。
***
キャッシュフロー、キャッシュフローの方ですが、営業活動、投資活動、財務活動、そして、現金が公表されています。ポイントは投資活動によるキャッシュフローです。営業活動によるキャッシュフローの何%を配分しているか、すなわち、成長戦略を占う指標となりますが、計算してみると、83.6%ということで、え、成長戦略に、え、キャッシュを、え、厚く配分してることが見て取れます。財務にも44.8%ですので、こちらにも、え、キャッシュも厚く配分しています。結果、現金の方ですが、86.4%ということで、え、減少しています。
***
配当の方ですが、第2四半期、期末、合計が公開されています。合計を見ると、40円、今期予想が50円ですので、10円増配の予想です。
***
これを踏まえて、通期予想ですが、え、営業収益が10.1%減、営業利益が0.7%増ということで、減収増益を予想しています。ただ、ここにもあるんですが、え、子会社、分割した会社はですね、え、ヨークホールディングですけども、こちらがベインキャピタル等を含めて売却というか、え、株式がですね、移り、承継されましたので、え、前半、前期の部分だけの計算の営業収益となっていますので、え、これを差し引くとですね、え、10.1%ということですので、え、この10.1%のマイナスはそれほどの大きなマイナスではないといえます。
***
BPS、1株当たりの当期純資産ですが、え、101.96円となっています。先ほどの本決算時が66.62円でした。従って、153.1%になりますので、EPSの方は今期よりも大きく増加する予想となっています。
***
株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、え、2,604,555,849株となっています。これ昨年と比べると減少しています。
***
これを踏まえて、通期予想で、えっと、そうではないですね、え、え、決算、株価、すいません、株価ですが、え、4月9日、ここになりますが、オレンジ、売買高、あまり上がっていません。翌、営業日、10日に関しては、売買高、オレンジが若干、上がっています。株価はですね、え、決算時には、若干、減少して、え、翌日では株価が上昇しています。ま、従ってですね、これ投資家は、冷静に今後の動向を見極めていると言えそうです。
***
現状、2,030円の株価、PERは20.66倍、PBRは1.31倍ということで、ほぼ、業界平均に近い水準ですので、割安感も、割高感もない、え、株価水準と言えるかと思います。
***
以上、4月9日にセブン&アイHが公表した2025年2月期の本決算の決算短信の解説となります。

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April 14, 2025

スーパーのバローHD、売上高1兆円2年前倒し 関東出店!

PI研のコメント:
1.4/8の日本経済新聞によれば、バローHが「売上高にあたる営業収益を1兆円とする目標の達成を2年前倒しする。当初は2030年3月期だったが、28年3月期の実現を目指す」とのことで、成長戦略を加速させるとのことです。一般に、小売業の成長戦略は新規出店かM&Aによりますが、今回は「今後は中部域外に進出して店舗網を広げ」とのことで、「「(関東で)営業収益500億円を早期に目指す」(小池社長)」とのことです。
2.バローHの地盤は中部によるところが大きく、記事の中でもシェアが掲載されていますが、それを見ると、岐阜23%、愛知23%、三重2%と、約50%となっています。これに次いで、北陸、関西への出店が多いといえますが、今後は、関西、関東への新規出店を増やすとのことです。
3.バローHの強さは、主力の食品スーパーマーケットに加え、ドラックストア、ホームセンター等、業態が多彩なことにあります。今後、新規出店では、NSC、ネバーフッドショッピングセンターでの展開もあるといえ、業態を集めた新店開発も視野に入っているようです。
4.ちなみに、「成長を担う人材確保も進める。27年4月以降には大卒や高卒といった新卒(第二新卒含む)の採用を計1000人と、これまでの600人程度から7割増やす目標」とのことですので、人材確保も進んでおり、1兆円の前出し2年は着々と準備が進んでいるといえそうです。
5.食品スーパーマーケットはトライアルHが西友を買収、オーケー、ロピアが関西への本格出店と、規模の拡大が続いていますが、バローHも成長戦略を前倒しし、これらの成長著しい企業と真っ向勝負を挑む宣言といえます。今後、食品スーパーマーケット業界は成長戦略が重要な経営課題となってゆくといえ、今後の各社の成長戦略の動向に注目です。

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April 13, 2025

セブン、小売り広告用サイネージ7倍 コンビニ成長の柱に!

PI研のコメント:
1.日本経済新聞、4/7によれば、セブンーイレブンが「リテールメディア(小売り広告)事業の本格展開に向け、2025年にデジタルサイネージ(電子看板)の設置店を現在の7倍の約3500店に増やす」とのことです。セブンーイレブンは国内約2万店ですので、約20%弱ですので、今後の本格展開を睨んでのことと思われます。
2.それにしても、いよいよ、小売業が広告事業への参画を本格的に考え始めたといえ、すでに、先行しているファミリーマートとともに、注目の動きです。記事によれば、「約2600万人が利用するスマートフォンアプリ「セブン-イレブンアプリ」と電子看板を連動させた施策も検討する。」とのことですので、まだまだ実験段階のようです。
3.また、記事によれば、「POS(販売時点情報管理)やアプリなどを通じて収集した購買データの外部企業への販売も視野に入れる。」とのことで、リテールメディアはPOSデータ販売とセットのようです。実際、広告を出稿するメーカーがデータ検証するには、販売データの分析は不可欠ですので、これは両輪の施策といえます。
4.セブンーイレブンの幹部の話では、「セブンの小売り広告は「現状では大きな売上高ではない」(同社幹部)が、今後のコンビニの成長戦略の一つ」とのことですので、今後、数年かけて、検証、経営へのインパクトを検証するようです。
5.小売業と広告事業、これまでも、P/Lではその他営業収入として、不動産収入や物流収入が柱のひとつとなりつつありますが、これに、広告収入を加え、収益の改善をはかることができるかどうか、セブンーイレブンのリテールメディア戦略の動向に注目です。

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April 12, 2025

株価ニュース、食品スーパーマーケット、2025年4月11日、低調!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、株価ニュースということで、4月11日時点の食品スーパーマーケットの株価を解説します。
***
こちらが集計した34社の全体像となります。ベスト5を、こちらに、え、拡大しましたが、トライアル、ベルク、USMH、ライフコーポレーション、イズミと続いていきます。全体の平均が2,671.79円、0.01%のプラスということで、低調です。ただ、日経平均が2.96%のマイナスですので、日経平均と比べると、堅調な株価であったと言えます。この日のPERの平均は24.7倍、PBRは1.4倍となっています。
***
では、6番目からですが、イオン、ヤオコー、PLANT、ハローズ、ダイイチと続いていきます。え、24番目のヤマザワまでがプラスで、25番目のエコスからマイナスということですので、ま、大半がプラスということですので、堅調な株価だったと言えます。この日、PERとか、PBRの視点で買われたのか、売られたのかということですが、ま、こう見るとですね、まちまちですね。この視点で、売られた、買われたはなさそうです。それにしても、トランプ相場の激しい1週間でした。
***
さて、それを表すような先週との個々の株価の比較ですが、大半が先週厳しかったですので、プラスとなっています。中でも、10%以上株価を伸ばした企業がいくつかあります。ベルクが、え、今週に関しては、No.1ですので、今週に関しては、このベルクですね、こちらを取り上げてみたいと思います。
***
こちらがベルクの株価の推移ですが、ベルクはですね、4月10日、ここですが、決算発表してます。本決算です。で、この日、え、オレンジのですね、売買高が跳ね上がって、株価も上昇。さらに、次の日、11日ですが、え、オレンジが、さらに跳ね上がって、株価も上昇。ボリンジャーバンドの上値圏に届く勢いということで、投資家は積極的な買いと見ています。現状、7,280円の株価、PERは12.19倍、PBRは1.38倍ということで、え、やや低い業界平均と比べると低い水準ですので、これでも割安感のある株価と言えるかと思います。
***
以上、4月11時点の食品スーパーマーケットの株価速報の解説となります。

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April 11, 2025

セブン、おにぎり4品を平均8%値上げ のり高騰で!

PI研のコメント:
1.「セブン-イレブン・ジャパンは8日、おにぎり4品を15日から値上げ」との記事が4/8、日経新聞から配信されました。コンビニの主力商品のおにぎりが値上げとのことです。おにぎりの値上げは「セブンはコメ価格の高騰を受け、1月下旬から順次、おにぎりや弁当、すしなど計37品を値上げした。おにぎりの対象品目は14品」とのことですので、これで、2回目の値上げとなります。
2.しかも、「北海道産昆布」は当時22円引き上げており、今回の追加値上げにより、価格は2〜3カ月で37円(29%)上昇」とのことです。前回は米が値上げの原因とのことでしたが、「今回はのりの価格上昇を商品価格に反映」とのことです。おにぎりのキーとなる「米」と「のり」、この原価上昇がおにぎりの価格に大きな影響を与えたといえます。
3.それにしても、結果は約30%の短期間でのおにぎり、特に、「北海道産昆布」の値上げであり、異常な状態といえます。特に、米に関しては、政府が備蓄米を放出しても効果がない状況が続いていますので、米を原因とした再値上げも視野に入ったといえます。
4.コンビニの根幹商品にまで値上げの大波が押し寄せたといえ、コンビニをはじめ、食品小売業は次元の違う経営環境に入ったといえそうです。小売業はこれまで、PI値、特に、数量が重視されてきましたが、今後は数量は減少、従って、価格、そして、顧客、IDに焦点が当たる時代に入るといえます。
5.2025年度は、各社がどのように経営戦略の転換を図るか、値上げの動向とともに、経営戦略をどのように打ち出してゆくのか、その動向に注目です。


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April 10, 2025

決算短信の解説、サンエー、2025年2月期、本決算、増収増益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、4月7日にサンエーが公表した2025年2月期の本決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BS、CF、キャッシュフロー計算書に加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が4.2%増、営業利益が2.8%増ということで、増収増益の好決算となっています。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、185.49円ということで、こちらも増加しています。え、本決算ですので、ROE、ROAの方も公表されてまして、7.8%、9.2%ということで、どちらも高い水準です。
***
BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。78.7%ということで、こちらも非常に高い水準です。BPS、1株当たりの純資産ですが、2,433.93円となっています。こちらも増加しています。従って、全ての指標がプラスということで、好決算と言えます。
***
キャッシュフローの方ですが、営業活動、投資活動、財務活動、そして、現金が公表されています。ポイントは、投資活動によるキャッシュフローです。営業活動によるキャッシュフローの何%を配分しているか、すなわち、成長戦略を占う指標となりますが、計算してみると、41.4%です。一般の食品スーパーマーケットは100%近い、え、比率になりますので、投資を抑えてることが見て取れます。財務の方にも、25.3%ということで、キャッシュを配分しています。さらに、内部留保ですね。109.1%ということで、現金も、え、蓄積しています。
***
さて、配当の方ですが、え、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると80円、今期予想が100円ですので、え、20円増配の予想です。
***
これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益が4.5%増、営業利益が1.8%増ということで、やや営業利益の伸び率が低いところが気になります。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、177.98円となっています。先ほどの、え、本決算時が185.49円でした。96.0%ですので、こちらも、え、若干ですが、減少してるところが気になります。
***
株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、63,963,308株ということで、これ昨年と全く同じ株式です。従って、変化はありません。
***
さて、これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、決算発表日が4月7日、ここに当たります。売買高、オレンジは跳ね上がって、株価は下がっています。翌、4月8日ですが、さらに、売買高、オレンジが跳ね上がって、赤、終値ですが、さらに、下がっています。ボリンジャーバンドの下値圏を抜けましたので、投資家は、積極的な売りと見たようです。厳しい評価をしています。
***
現状、2,666円の株価、PERは14.98倍、PBRは1.10倍ということで、どちらも業界平均と比べて、若干、低い水準ですので、割安感のある株価と言えるかと思います。
***
以上、サンエーが4月7日に公表した2025年2月期の本決算の決算短信の解説となります。

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April 09, 2025

食品スーパー「栃木の陣」 トライアル参戦、総菜で火花 !

PI研のコメント:

1.日経新聞が3/31、「食品スーパー「栃木の陣」 トライアル参戦、総菜で火花」の記事を配信しました。栃木県がここへ来て、食品スーパーマーケットの激戦地域となり、特に、総菜での競争が激しくなったという内容です。特に、ここ最近、あいついで大手企業が大規模小売店舗立地法に基づく、新店の届け出を申請したとのことです。
2.記事によれば、現在、栃木県はヨークベニマルが35店舗を出店しており、No.1のシェアであり、ついで、地元、オータニの30店舗、たいらや28店舗、とりせん21店舗、かましん20店舗の勢力図だそうです。この中に、今後、ベルク、トライアル、マミーマートが新規出店の申請を出したということで、さらに、競争が激化することになります。
3.特に、ベルクは、「栃木県内3店舗目となる「さくら市氏家店」の出店を県大規模小売店舗立地審議会に届け出た。店舗面積は4978平方メートルで9月の開業を見込む」とのことです。トライアルが「店舗面積は4332平方メートル。25年6月に開業する。同社の県内出店は23年の足利市に続き13店舗目」、マミーマートが「」5月末に鹿沼市で開業予定の商業施設「アクロスプラザ鹿沼」に県内2店舗目を出店とのことです。ベルクの店舗面積の大きさに驚かされます。
4.記事によれば、迎え撃つ、既存の企業はいずれも総菜の強化に入っているとのことですが、ベルク、トライアルの店舗面積の大きさから考えると、生鮮食品を含む総合的な品揃えとディスカウントが大きなテーマとなる可能性が高く、売上構成比10%強の総菜の強化だけでは、競争に勝てるか、厳しいといえます。
5.栃木県に限らず、このような本格的な競争は今後、全国各地で繰り広げられると予想され、2025年度は食品スーパーマーケット、特に、既存企業にとっては厳しい年となりそうです。特に、店舗面積が小さく、品揃えが十分にできない小型店がどう新規参入の大型店に対応してゆくのか、栃木県がそのはじまりといえ、今後の動向に注目です。


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April 08, 2025

4月食品値上げ、1年半ぶり4000品目超 調味料やビール!

PI研のコメント:
1.日経新聞が3/31、「4月食品値上げ、1年半ぶり4000品目超 調味料やビール」とのニュースリリースを公表しました。帝国データバンクが3/31に公表した「「食品主要195社」価格改定動向調査 ― 2025年4月」の記事をもとに解説したものです。4/1からの食品の値上げについてですが、何と4000品目超とのとです。
2.「月間の値上げが4000品目を超えるのは2023年10月以来1年半ぶり、・・」とのことですので、ここへ来て、さらに、物価高、すなわち、インフレが加速する可能性が高いと思われます。値上げ商品ですが、「分野別ではドレッシングや味噌などの調味料が2034品目と最も多い。次いで多いのが酒類・飲料(1222品目)。ビール大手4社がビールや酎ハイを一斉に値上げ」と、特に、調味料が多いとのことです。
3.その要因は、「値上げ要因としてもっとも多かったのは「原材料高」(97.8%)」と、原料高だそうです。帝国バンクは「「年間累計では最大で年2万品目前後に到達すると予想する」とのことですので、今期も、値上げの趨勢は止まらず、むしろ、加速する勢いです。
4.今後、メーカーの値上げが継続、さらに、勢いが増すと予想されますので、これに伴い、小売業にも大きな影響が及ぶといえます。特に、食品スーパーマーケットにとっては店頭価格が数年前とは全く異次元の価格体系となるため、消費者がどう対応するか、予想できず、2025年度は厳しい年を迎えるといえます。今後の食品スーパーマーケットの値上げに対す経営戦略、特に、商品と店頭価格の動向に注目です。


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April 07, 2025

大分トキハにサイバー攻撃 身代金型、スーパー全店休業!

PI研のコメント:
1.大分県で食品スーパーマーケットを23店舗展開する百貨店、トキハの子会社、トキハインダストリーにサイバー攻撃があり、3/31、全店休業とのことです。日経新聞が3/31、「大分トキハにサイバー攻撃 身代金型、スーパー全店休業」との見出しの記事を配信しました。
2.トキハは九州でも老舗の百貨店であり、大分県を地盤としています。今回のサイバー攻撃は、「30日午後、商品の発注システムが動かなくなった。その後の調査でトキハグループの一部サーバーがランサムウエア(身代金要求型ウイルス)による被害を受けていることが判明」とのことです。
3.サイバー攻撃は大企業が主であると思われていますが、地方、しかも、食品スーパーマーケットにまで及び始めたといえ、規模の大小を問わず、サイバー攻撃が発生しはじめたといえます。誰が攻撃したかは記事では触れていませんが、恐らく、海外からの攻撃と思われます。
4.今回、トキハインダストリーが閉店にいたった要因ですが、「POS(販売時点情報管理)システムが使えず、商品の発注や受注、売り上げの集計などができなくなり、31日の臨時休業を決めた。」とのことですので、POSシステムに影響が及んだことが大きいといえます。
5.現時点では、「攻撃された一部サーバーには客や従業員などの個人情報は保存されておらず、現時点で漏洩は確認されていない」と、最悪の事態には至っていないとのことです。それにしても、食品スーパーマーケットのPOSを止める影響があったとのことですので、POSシステム関連のサーバーをどう守るか、個人情報はもちろんですが、サイバー攻撃対策が本格的に必須となったといえ、今後の動向に要注意です。


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April 06, 2025

決算短信の解説、平和堂、2025年2月期、本決算、増収増益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、4月3日に平和堂が公表した2025年2月期の本決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BS、CF、キャッシュフロー計算書ですね、これに投資家目線として、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が4.6%増、営業利益が0.8%増ということで、増収増益の好決算となっています。1株当たりの当期純利益、EPSですが、209.08円ということで、こちらも大きく増加しています。本決算ですので、ROE、ROAの方も公表されています。5.7%、4.7%ということで、高い水準です。
***
BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。61.7%ということで、こちらも若干ですが、増加しています。BPS、1株当たりの純資産ですが、3,764.48円を、となっています。こちらも増加しています。ま、従って、全ての指標が増加ということで、好決算と言えるかと思います。営業利益だけは0.8%で微増になるのが、やや気になるところです。
***
キャッシュフローの方ですが、営業活動、投資活動、財務活動、そして、現金が公表されています。え、ポイントは、投資活動によるキャッシュフローです。
***
営業活動によるキャッシュフローの何%を配分してるか、すなわち、成長戦略を占う指標となりますが、計算してみると、63.8%です。ま、一般に小売業は、100%近い投資キャッシュフローの配分率ですので、やや投資を控えてると言えます。その分、財務の方にキャッシュを振り向けていまして、66.1%という、え、財務による、財務による配分となっています。結果、内部留保の方が取り崩されていまして、77.8%という結果です。
***
では、配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると63円、今期予想が66円ですので、3円増配の予想です。
***
これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益が2.5%増、営業利益が8.5%増ということで、増収増益を予想しています。EPS、一株当たりの当期純利益ですが、217.09円です。先ほどの本決算時が209.08円でした。従って、103.9%ということで、微増となっています。
***
株式の方ですが、え、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、51,546,470株ということで、これ、昨年と比べて、減少しています。
***
え、これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、4月3日、決算発表日ですが、売買高、オレンジが跳ね上がって、株価は、やや上がりました。その後、横ばいとなっていますので、投資家は、今後の動向を冷静に見極めていると言えそうです。現状、2,569円の株価、PERは12.00倍、PBRは0.68倍ということで、PBRが1.00倍を下回るということで、やや気になる水準です。従って、え、割安感のある株価と言えるかと思います。
***
以上、4月3日に平和堂が、え、公開した2025年2月期の本決算の決算短信の解説となります。

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April 05, 2025

株価ニュース、食品スーパーマーケット、2025年4月3日、低調!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、株価ニュースということで、4月3日時点の食品スーパーマーケットの株価速報を解説します。
***
この日の、え、集計した33社の全体像となります。こちらに拡大したベスト5を示しています。神戸物産、大黒天物産、トライアルカンパニー、イオン、マックスバリュ東海と続いてゆきます。全体の平均が2,468.34円、1.12%のマイナスということで、厳しい株価でした。ただ、日経平均の方がマイナスの2.75%ですので、より、厳しい株価となっています。この日のPERの平均は20.0倍、PBRは1.4倍となっています。
***
では、6番目からですが、ダイイチ、ヤオコー、USMH、アクシアルリテイリング、ヤマザワと続いてゆきます。8番目のUSNHまでがプラスで、9番目のアクシアルリテイリングからマイナスとということですので、もう大半がマイナスということで、厳しい株価であったことが伺われます。この日、PRP、PBRの視点で買われたのか、売られたのかということですが、ま、こう見ると、結構、まちまちですので、この視点で、今日、動いたということはなさそうです。
***
では、先週との個々の株価の比較ですが、もう1目瞭然で、先週と比べて、今週は厳しい株価であったことが、一目です。中でも、5%以上株価を落とした企業も、え、下位企業は、ほとんどという状況です。ただ、このような中でも、株価を大きく伸ばした企業、神戸物産があります。5%です。異常値と言ってもいいくらいの株価の上昇率です。そこで、今週に関しては、神戸物産、こちらを掘り下げてみたいと思います。
***
こちらが神戸物産の株価の推移ですが、え、4月3日ですね、売買高、オレンジが大きく跳ね上がって、株価、赤も跳ね上がっています。翌、4月4日、さらに売買高、オレンジが跳ね上がって、赤、株価は、ボリンジャーバンドの上値圏を超えました。投資家は、積極的な買いと見ています。
***
この背景にあるのは、トランプがですね、4月3日に、関税の、え、世界各国に対してのですね、措置を公表していますので、これがですね、え、神戸物産の円高に響いて、え、神戸物産の業績を押し上げるだろうという投資家の、思惑が働いたと見られるかと思います。現状、3,750円の株価、PERは34.57倍、PBRは6.14倍ということで、どちらも高い水準ですので、割高感のある株価水準と言えます。時価総額もとうとう1兆円を超えてきました。
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以上、4月3日時点の株価ニュースということで、え、33社の食品スーパーマーケットの株価の、え、騰落ですね、こちらを解説しました。

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April 04, 2025

最新状況を随時更新、「4月の値上げ、4,000品目超、2025年度では2万品目」!

追記:

1.ライフコーポレーションの動向:「ライフ、悩める優等生 高価格PBに託す人件費克服」:20250331
2.イトーヨーカ堂、イオンの動向:「イトーヨーカ堂、割安PBを1割増 イオンも低価格品投入」:20250331

 

PI研のコメント:

1.値上げラッシュがとまりません。帝国データバンクによれば、この4月だけで約4,000品目、2025年度、年間では2万品目を越えるのではとの予想です。月間、4,000品目は、2023年10月以来とことですので、この数年の物価高の中でも異例の月といえます。
2.そこで、このブログでは、その状況を刻々と更新してゆくため、noteを活用し、noteに随時、値上げの最新状況を追記してゆきます。まずは、帝国データバンクが3/31に公表した値上げレポ―を解説し、それに対する特に、小売業の動向を判明次第、追記してゆきます。
3.3/31時点で、ライフコーポレーションの動向、「ライフ、悩める優等生 高価格PBに託す人件費克服」、イトーヨーカ堂、イオンの動向、「イトーヨーカ堂、割安PBを1割増 イオンも低価格品投入」の2本を追記しました。状況に応じて、さらに、掘り下げたいと思いますが、食品スーパーマーケットを主に、その動向を追ってゆきます。
4.noeはこのように更新がしやすく、最新の記事のリンクも入れやすいですので、このブログと連動をはかり、値上げを追ってゆきます。値上げに対する施策は、今期、2025年度の食品スーパーマーケットの最大の経営課題とも言えますので、今年、1年、このnoteとブログを駆使し、動向を追ってゆきます。


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April 03, 2025

決算短信の解説、オークワ、2025年2月期、本決算、増収、大幅減益!

ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、オークワが4月1日に公表した2025年2月期の本決算の決算短信を解説します。いよいよ、食品スーパーマーケット業界も本決算の公表が始まりました。
***
決算短信ですが、この表紙2枚がポイントです。P/L、BSに加えて、本決算ですので、キャッシュフロー計算書も公開されています。え、投資家目線としては、配当、予想、株式等が公開されています。
***
早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が1.1%増、営業利益が54.0%減ということで、厳しい決算となっています。特に、当期純利益は赤字決算ということで、厳しい結果です。これを踏まえて、EPS、1株当たりの当期純利益ですが、55.89円のマイナスとなっています。本決算ですので、ROE、ROAの方も公表されてまして、マイナスの3.1%、1.1%と厳しい結果です。
***
BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資産比率です。57.7%ということで、こちらも若干ですが、減少してるところが気になります。1株当たりの純資産、BPSですが、1,777.23円となっています。こちらも若干ですが、減少しています。
***
キャッシュフローの方ですが、営業活動、投資活動、財務活動、そして、現金が公表されています。ポイントは、投資活動によるキャッシュフローです。営業活動によるキャッシュフローの何%を配分してるか、すなわち、投資、え、成長戦略を占う指標となります。実際に計算してみると、132.6%ですので、厳しい決算にも関わらず、え、新店を含めた投資に、え、厚く、キャッシュを配分してることが見て取れます。財務活動は43.8%、ま、従って、内部留保が取り崩されていまして、69.0%となっています。
***
配当の方ですが、え、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計見ると、26円、え、今期予想も26円ですので、変化はありません。
***
え、これを踏まえてですね、え、通期予想、え、来期の予想ですが、え、営業収益が3.5%増、営業利益が58.1%増ということで、増収、大幅増益を予想しています。今年の結果を踏まえて、進捗率を計算すると、96.6%、137.6%ということで、営業利益が大幅に改善する見込みです。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、19.16円を予想しています。先ほどの本決算時がマイナスの55.89円でしたので、比率は計算できません。
***
株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、41,937,297株ということで、これ、昨年と比べると、大きく減少しています。
***
これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、決算発表日が4月1日、ここにあたります。翌、営業日、4月2日ですが、売買高、オレンジは下がっています。え、株価はですね、若干ですが、持ち直しています。ま、従って、投資家は、今後の動向を、冷静に見極めていると言えそうです。現状、872円の株価、PERは45.51倍、異常値です。PBRは0.49倍ということで、1.00倍を大きく下回るということで、割安感のある株価水準と言えるかと思います。
***
以上、オークワが4月1日に公表した2025年2月期の本決算の決算短信の解説となります。

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April 02, 2025

イトーヨーカ堂がエンタメ特化型新業態「TOYLO MART原宿店」を今、出店した理由 !

PI研のコメント:
1.DRM(ダイヤモンド・リテールメディア)が3/28、「イトーヨーカ堂がエンタメ特化型新業態「TOYLO MART原宿店」を今、出店した理由」との見出しの記事を配信しました。イトーヨーカ堂の新たな成長戦略として注目の記事です。
2.イトーヨーカ堂の3/5のニュースリリースでも、「原宿竹下通りにエンタメ特化型店舗『TOYLO MART(トイロマート)原宿店』を2025年3月5日(水)にオープン! ~原宿エリアで『TOYLO』ブランドの認知拡大を目指す~」と、すでに、公表していますので、これを受けてのDRMの記事といえます。
3.『TOYLO』ブランドは、「、『TOYLO』ブランドは、体感型おもちゃ売場「TOYLO PARK」7店舗と、文房具やスクール用品を中心とした「TOYLO SCHOOL」3店舗を展開」と、すでに、2業態、既存店では店舗展開しているとのことです。これに加え、今回、「新たにエンタメ特化型店舗『TOYLO MART原宿店』をオープン」とのことです。
4.TOYLO MARTは、「30坪の売場で7000~8000SKUを販売」とことですので、かなり、密度の濃いおもちゃ売り場といえます。品揃えも、「「サンリオ」「モンチッチ」といった訪日外国人観光客に人気のグッズのほか、若い世代に人気の「ニコぬい」「つぶらな瞳シリーズ」など、幅広い顧客層に支持される商品を豊富に揃えているのが特徴」とのことです。
5.イトーヨーカ堂の新たなラインロビングへの挑戦、今回、『TOYLO』ブランドにキャラクターグッズが加わったことにより、まさに、ラインをロビングすることになりますが、原宿から、イトーヨーカ堂約100店舗、ヨークマート約100店舗、そして、ヨークベニマル約200店舗と、合計、約400店舗へ、どのように波及してゆくのか、まだまだはじまったばかりですが、その動向に注目です。

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April 01, 2025

群馬のグリンリーフ、ミールキット新工場 消費期限長く!

PI研のコメント: 1.日経新聞が3/29、「群馬のグリンリーフ、ミールキット新工場 消費期限長く」との記事を配信しました。グリーンリーフは「ミールキットの専用工場を昭和村内に新設」し、「消費期限を従来の2〜3日から5日間に延ばし、・・」とのことで、ミールキットの消費期限を約2倍に伸ばすそうです。
2.ミールキットは「白湯水餃子(ギョーザ)や回鍋肉など約80品目」にも上るそうで、多岐に及びます。こられの消費期限が増えると、「現状流通するグリンリーフのキットは消費期限が2日か3日だが、1日の平均受注数は3日の方が2日より約4割多く、長いほど人気が高い。」とことで、大きく売上増につながるものと思われます。
3.グリーンリーフは、このキット商品は6月から取り扱いが始まるとのことです。結果、「25年2月期の売上高は約17億7000万円で最高だった。26年2月期は約22億円とし、うちミールキットは約35%の約8億円と予想する。キットの構成比は今後7割に引き上げ主軸に育てる。」と、キットの売上構成比が上昇し、全体の売上げを大きく押し上げるとのことです。
4.消費期限はそれだけ生鮮食品、日配等では売上げと直結している重点項目であるといえ、その実現には、工場への投資との裏腹の関係にあるといえます。グリンリーフ、この投資が売上げの構造をどこまで変革するか、この6月以降のミールキットの動向に注目です。

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