大分トキハにサイバー攻撃 身代金型、スーパー全店休業!
大分トキハにサイバー攻撃 身代金型、スーパー全店休業https://t.co/S7j9queoWJ
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) March 31, 2025
PI研のコメント:
1.大分県で食品スーパーマーケットを23店舗展開する百貨店、トキハの子会社、トキハインダストリーにサイバー攻撃があり、3/31、全店休業とのことです。日経新聞が3/31、「大分トキハにサイバー攻撃 身代金型、スーパー全店休業」との見出しの記事を配信しました。
2.トキハは九州でも老舗の百貨店であり、大分県を地盤としています。今回のサイバー攻撃は、「30日午後、商品の発注システムが動かなくなった。その後の調査でトキハグループの一部サーバーがランサムウエア(身代金要求型ウイルス)による被害を受けていることが判明」とのことです。
3.サイバー攻撃は大企業が主であると思われていますが、地方、しかも、食品スーパーマーケットにまで及び始めたといえ、規模の大小を問わず、サイバー攻撃が発生しはじめたといえます。誰が攻撃したかは記事では触れていませんが、恐らく、海外からの攻撃と思われます。
4.今回、トキハインダストリーが閉店にいたった要因ですが、「POS(販売時点情報管理)システムが使えず、商品の発注や受注、売り上げの集計などができなくなり、31日の臨時休業を決めた。」とのことですので、POSシステムに影響が及んだことが大きいといえます。
5.現時点では、「攻撃された一部サーバーには客や従業員などの個人情報は保存されておらず、現時点で漏洩は確認されていない」と、最悪の事態には至っていないとのことです。それにしても、食品スーパーマーケットのPOSを止める影響があったとのことですので、POSシステム関連のサーバーをどう守るか、個人情報はもちろんですが、サイバー攻撃対策が本格的に必須となったといえ、今後の動向に要注意です。
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