« 株価ニュース、食品スーパーマーケット、2025年4月18日、堅調! | Main | 決算短信の解説、エコス、2025年2月期、本決算、増収増益! »

April 20, 2025

3月の米小売売上高1.4%増 関税前の駆け込み消費で伸び!

PI研のコメント:
1.トランプ関税が小売業にどのような影響があるか、それを占うアメリカの小売業の結果が米商務省から公表されました。日本経済新聞によれば、「米商務省が16日発表した3月の小売売上高(速報値、季節調整済み)は、前月比1.4%増の7348億7000万ドル(約105兆円)だった。2カ月連続で増加」とのことです。
2.アメリカの小売業では駆け込み需要がまさに起こっており、「2ケ月連続増加」とのことすので、先月からその傾向が鮮明だそうです。記事の中では米商務省のグラフも公表されていますが、それを見ると、増減率が跳ね上がっており、売上高も上昇しています。アメリカの消費者が買いに舵を切っているとみえます。
3.「業種別では、自動車・部品が前月比5.3%と大幅に増加」とのことで、関税率が高い業種の消費が増加しているとのことです。さらに、「ホームセンター(3.3%増)、スポーツ・趣味用品(2.4%増)、家電製品(0.8%増)など、対中追加関税の導入で値上がりが予想される商品を扱う業種も大きく伸びた。」と歩0ムセンター関連も伸びも見られるとのことです。
4.ただ、駆け込み需要は、いわゆる先食いですので、その後、特に、関税発動後は大きく落ち込むことも予想され、年間では平準化されることがあり、来月以降の動向が気になるところです。
5.翻って、日本は、円高が進みつつあり、輸入に依存している小売業の数字が伸びることが予想されます。しばらくは、トランプ関税に翻弄されることが日米双方続くと思いますが、今後の動向を注視しつつ、日米小売業がどのような対応をしてゆくのか注目です。

━━━━━━ お知らせ! ━━━━━━━━━━━━━━━ 
New!
決算短信、食品スーパー2024、リリース:5/9
随時、改定してゆきます!! 

新刊です!
 BayoLinkSで実践するベイジアンネットワーク
  *第5章_ベイジアンネットワークでID-POSデータから顧客行動を分析するを執筆しています。  

1.ダイヤモンド・リテールメディアに、youtube、コラボ投稿!
   *パットわかる最新情報、決算短信を詳しく解説!!
2.週間!食品スーパーマーケット最新情報:まぐまぐ
3.facebookに「食品スーパーマーケット最新情報」グループ創設_6,016人
   *投稿記事:オペレーションズリサーチ学会へ投稿
4.YouTube、チャネル登録はこちら!
5.X(twwiter)はこちら!

« 株価ニュース、食品スーパーマーケット、2025年4月18日、堅調! | Main | 決算短信の解説、エコス、2025年2月期、本決算、増収増益! »

Comments

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

« 株価ニュース、食品スーパーマーケット、2025年4月18日、堅調! | Main | 決算短信の解説、エコス、2025年2月期、本決算、増収増益! »