食品スーパー「栃木の陣」 トライアル参戦、総菜で火花 !
食品スーパー「栃木の陣」 トライアル参戦、総菜で火花 - 日本経済新聞 https://t.co/N1yKaTasQf
— IDプラスアイ_鈴木 (@PurchaseTW) April 2, 2025
PI研のコメント:
1.日経新聞が3/31、「食品スーパー「栃木の陣」 トライアル参戦、総菜で火花」の記事を配信しました。栃木県がここへ来て、食品スーパーマーケットの激戦地域となり、特に、総菜での競争が激しくなったという内容です。特に、ここ最近、あいついで大手企業が大規模小売店舗立地法に基づく、新店の届け出を申請したとのことです。
2.記事によれば、現在、栃木県はヨークベニマルが35店舗を出店しており、No.1のシェアであり、ついで、地元、オータニの30店舗、たいらや28店舗、とりせん21店舗、かましん20店舗の勢力図だそうです。この中に、今後、ベルク、トライアル、マミーマートが新規出店の申請を出したということで、さらに、競争が激化することになります。
3.特に、ベルクは、「栃木県内3店舗目となる「さくら市氏家店」の出店を県大規模小売店舗立地審議会に届け出た。店舗面積は4978平方メートルで9月の開業を見込む」とのことです。トライアルが「店舗面積は4332平方メートル。25年6月に開業する。同社の県内出店は23年の足利市に続き13店舗目」、マミーマートが「」5月末に鹿沼市で開業予定の商業施設「アクロスプラザ鹿沼」に県内2店舗目を出店とのことです。ベルクの店舗面積の大きさに驚かされます。
4.記事によれば、迎え撃つ、既存の企業はいずれも総菜の強化に入っているとのことですが、ベルク、トライアルの店舗面積の大きさから考えると、生鮮食品を含む総合的な品揃えとディスカウントが大きなテーマとなる可能性が高く、売上構成比10%強の総菜の強化だけでは、競争に勝てるか、厳しいといえます。
5.栃木県に限らず、このような本格的な競争は今後、全国各地で繰り広げられると予想され、2025年度は食品スーパーマーケット、特に、既存企業にとっては厳しい年となりそうです。特に、店舗面積が小さく、品揃えが十分にできない小型店がどう新規参入の大型店に対応してゆくのか、栃木県がそのはじまりといえ、今後の動向に注目です。
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