決算短信の解説、ヤオコー、2025年3月期、本決算、増収増益!
ブログ、食品スーパーマーケット最新情報です。IDプラスアイの鈴木です。今回は、ヤオコーが5月12日に公表した2025年3月期の本決算の決算短信を解説します。決算短信は、この表紙2枚がポイントです。P/L、BS、CF、これに加えて、投資家目線ということで、配当、予想、株式等が公開されています。
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早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が18.9%増、営業利益が13.9%増ということで、増収増益の好決算となっています。EPS、1株当たりの純利益ですが、493.30円ということで、こちらも増加しています。え、本決算ですので、ROE、ROAの方も公表されてまして、11.6%、9.1%ですので、高い水準です。
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BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。48.1%ということで、こちらは着干ですが、減少しているところが気になるところです。BPS、1株当たりの純資産ですが、4,447.92円ということで、こちらは増加しています。
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キャッシュフローのですが、営業活動、投資活動、財務活動、そして、現金、内部留保が公開されています。ポイントは、投資活動によるキャッシュフローです。営業活動によるキャッシュフローの何%を配分してるか、すなわち、成長戦略を占う指標となりますが、計算してみると、85.7%です。かなり、成長戦略、投資に、え、キャッシュを振り向けていることが分かります。財務は13.4%。結果、内部留保ですが、100.9%ということで、昨年と同じぐらいのですね、現金を内部留保の方に入れています。
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配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、125円、今期予想が125円ですので、変化はありません。
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これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益が4.8%増、営業利益が1.2%増ということで、増収増益を予想しています。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、501.22円です。先ほどの本決算時が549.30円でしたので、101.6%となります。従って、ほぼ、この通り進むのではないかという予想が立ちます。
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株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、え、41,894,288株ということで、これ昨年と全く同じ株式です。従って、変化はありません。
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これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、5月12日、ここにあたります。翌、13日ですが、売買高、オレンジが跳ね上がって、赤、株価、終値ですが、下がっています。その後も、下がっていますので、投資家は売りと見たようです。現状、9,272円の株価、PERは18.42倍、PBRは2.08倍ということで、ほぼ、業界平均に近い水準ですので、割高感も割安感もない株価水準と言えるかと思います。
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以上、5月12日に、ヤオコーが公表した2025年3月期の本決算の決算短信の解説となります。
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早速、P/Lから見ていきますが、営業収益が18.9%増、営業利益が13.9%増ということで、増収増益の好決算となっています。EPS、1株当たりの純利益ですが、493.30円ということで、こちらも増加しています。え、本決算ですので、ROE、ROAの方も公表されてまして、11.6%、9.1%ですので、高い水準です。
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BSの方ですが、総資産、純資産、割った自己資本比率です。48.1%ということで、こちらは着干ですが、減少しているところが気になるところです。BPS、1株当たりの純資産ですが、4,447.92円ということで、こちらは増加しています。
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キャッシュフローのですが、営業活動、投資活動、財務活動、そして、現金、内部留保が公開されています。ポイントは、投資活動によるキャッシュフローです。営業活動によるキャッシュフローの何%を配分してるか、すなわち、成長戦略を占う指標となりますが、計算してみると、85.7%です。かなり、成長戦略、投資に、え、キャッシュを振り向けていることが分かります。財務は13.4%。結果、内部留保ですが、100.9%ということで、昨年と同じぐらいのですね、現金を内部留保の方に入れています。
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配当の方ですが、第2四半期末、期末、合計が公開されています。合計を見ると、125円、今期予想が125円ですので、変化はありません。
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これを踏まえて、通期予想ですが、営業収益が4.8%増、営業利益が1.2%増ということで、増収増益を予想しています。EPS、1株当たりの当期純利益ですが、501.22円です。先ほどの本決算時が549.30円でしたので、101.6%となります。従って、ほぼ、この通り進むのではないかという予想が立ちます。
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株式の方ですが、期中、自己株式、期末が公開されています。期末を見ると、え、41,894,288株ということで、これ昨年と全く同じ株式です。従って、変化はありません。
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これを踏まえて、投資家は、この決算をどう見たかということですが、5月12日、ここにあたります。翌、13日ですが、売買高、オレンジが跳ね上がって、赤、株価、終値ですが、下がっています。その後も、下がっていますので、投資家は売りと見たようです。現状、9,272円の株価、PERは18.42倍、PBRは2.08倍ということで、ほぼ、業界平均に近い水準ですので、割高感も割安感もない株価水準と言えるかと思います。
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以上、5月12日に、ヤオコーが公表した2025年3月期の本決算の決算短信の解説となります。
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決算短信、食品スーパー2024、リリース:5/9
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