イトーヨーカ堂再建、創業者の孫「ヒーロー店長が狂った歯車を直す」!
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— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) June 8, 2025
PI研のコメント:
1.日本経済新聞が6/8、日経MJの記事を配信しました。見出しは「イトーヨーカ堂再建、創業者の孫「ヒーロー店長が狂った歯車を直す」」です。この9月からヨークホールディングスはアメリカの投資ファンド、ベインキャピタルの傘下に入りますが、そのキーパーソンとなる2人の人物にインタビューした内容です。
2.2人の人物とは1人は伊藤弘雅氏、イトーヨーカ堂の創業者の孫であり、もう1人は、ベインキャピタルの西直史氏です。9月以降の資本構成はベインキャピタルが約60%、セブン&アイHが約35%、そして、伊藤家が約5%となる見込みですので、まさに、この2人はキーパーソンといえます。
3.特に、伊藤弘雅氏の経歴は「慶応大商卒、06年にベイン・アンド・カンパニー入社。起業を経て、ヨークベニマルに入社。横塚店(福島県郡山市)などで経験を積んだ。23年9月にヨーカ堂商品本部長、25年3月営業本部長。」ですので、ヨークベニマルとの関係も深く、イトーヨーカ堂の営業本部長ですので、ヨークホールディングスの中核、イトーヨーカ堂とヨークベニマル、双方に通じているといえます。
4.今後、ヨークホールディングスはヨークベニマルの食品のノウハウを全面的に取り入れ、イトーヨーカ堂の本格的な活性化に入ってゆくものと思われます。興味深いのは、現在のヨークベニマルの社長、大高耕一路氏です。大高耕一路氏はヨークベニマルの創業家の出身で、慶應義塾大学出身、世代も比較的近く、どちらも若き次世代のリーダーです。
5.今後、この2人がイトーヨーカ堂、ヨークベニマル、そして、双方の連携を力強く進め、そこに、ベインキャピタルの多額の資本とM&A等のノウハウが入るのことになりますので、9月以降、若き、次世代を担う強固な経営体制が組まれるのではないと思われます。
6.ヨークホールディングは2028年、3年後の上場を目指すとのことですが、この2人がベインキャピタルの傘下で、どのような経営改革を打ち出し、上場に向けて、どのように歩んでゆくのか、その動向に注目です。
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