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June 11, 2025

ローソン、冷凍おにぎりを全店へ 賞味期限1年で1〜2割安く!

PI研のコメント:
1.ローソンが冷凍おにぎりを2027年度まにで、全店で展開との記事が日本経済新聞社から6/7、配信されました。冷凍おにぎりはすでに冷凍食品メ―カーから数多くの商品が発売されていますが、今回の冷凍おにぎりは、コンビニの既存の商品を急速冷凍技術により、そのまま冷凍にしたものです。
2.この冷凍おにぎりを、店内の電子レンジで、500Wで約2分解凍すれば、もとのおにぎりにもどるとのことです。これにより、常温のおにぎりよりも価格が1から2割下がるとのことで、おにぎりの価格ラインが2極化することになります。
3.現在の米の高騰、のり、具材の値上げなどによるおにぎりの価格を引き下げる渾身の一手といえます。ローソンではすでに、首都圏で実証実験を繰り替えしており、特に、「当初は夕方から夜間にかけての購入を見込んでいたが、昼間の購入率も高い水準で推移した。手ごろな価格で、ランチなどの「即食品として買われることを確認できた。」とのことで、通常のおにぎりと同様に購入されることが分かったとのことです。
4.おにぎりはコンビニの顔ともいえる最重点商品ですので、ここに新技術により新たな価格ラインの商品が投入されることで、おにぎり売場の活性化がもたらされるのではないと思います。
5.翻って、この急速冷凍技術は日進月歩、おにぎりだけでなく、ほぼすべての商品に応用が利きますので、今後、コンビニの特にファストフード、生鮮食品、弁当、惣菜等に活用がはじまってくるものと思われます。長らく、ホット商材がコンビニの売上げアップの重点商品でしたが、今後は、真逆の急速冷凍商品がコンビニの盛衰をきめるかもしれません。
6.ローソンの動向に加え、セブンイレブン、ファミリーマート、さらには、食品スーパーマーケット、ドラックストアなど食品の売場がどう急速冷凍技術により、激変してゆくのか、注目です。

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