セブンイレブン、「100円おにぎり」が映す苦境 競合2社に勢い劣る!
セブンイレブン、「100円おにぎり」が映す苦境 競合2社に勢い劣るhttps://t.co/vrG1HllZWn
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) July 14, 2025
PI研のコメント:
1.日本経済新聞が7/15、「セブンイレブン、「100円おにぎり」が映す苦境 競合2社に勢い劣る」との見出しの記事を配信しました。7/10にセブン&アイHが公表した2026年2月期の第1四半期決算を受けての続報ともいえる内容です。
2.記事の冒頭に、「悪目立ちをしてしまった」とあるように、今回の決算では、セブンイレブンのみが「セグメント別で唯一の減収減益」となったため、セブンイレブンの経営課題が浮き彫りになったとのことです。
3.実際、セブンイレブンは既存店の売上高が低迷しており、ローソン、ファミリーマートと比べても伸び悩んでいることが鮮明です。これを打開すべく、「6月11〜14日、5年ぶりに実施したおにぎりの期間限定の割引セール」を実施したのですが、「6月の既存店売上高は前年同月比2%増」となったとはいえ、ローソン7.7%増、ファミリーマート4.4%増と比べると見劣りしている結果といえます。
4.記事の中では、オーナー、本部、双方がトップライン(売上高)の底上げを指摘しており、ここが今後の経営課題として取り上げています。残念ながら、その解決策は示されていませんが、今後、セブンイレブンにとってはかなりハードルの高い課題といえそうです。
5.記事に掲載されてる月別の過去1年間のコンビニ各社の売上高の伸び率のグラフが掲載されていますが、これを見ると、セブンイレブンのみ0%前後で低迷しており、構造的な課題となっているといえます。
6.一般に、売上高は客数×客単価ですが、これをさらに、ID-POS分析の視点で分解すると、ID客数×頻度×客単価となります。現在、コンビニは店舗数がほぼ飽和状態にありますので、ID客数は伸ばす余地が小さく、したがって、頻度か客単価を引き上げてゆく必要があります。
7.ただ、客単価はPI値×平均単価と分解できますので、特に、この数年、値上げラッシュによる平均単価増で、限界に近い数値となっています。したがって、頻度をいかに伸ばすかが売上高アップの鍵といえます。
8.そこで、頻度ですが、頻度は頻度の高い商品構成に変えられるかが決め手となるため、これまでの商品構成を大きく見直す必要があります。ドラックストアが食品に舵を切っているのも、頻度に焦点を当てているためです。
9.セブンイレブン、今後、頻度の高い商品構成にチャレンジするのか、7月以降の客単価ではなく、客数(ID客数×頻度)の動向に注目です。
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