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October 12, 2025

ファミリーマート事業益が過去最高 3〜8月19%増、「大谷」効果で!

PI研のコメント:
1.日本経済新聞が10/8、「ファミリーマート事業益が過去最高 3〜8月19%増、「大谷」効果で」との見出しの記事を配信しました。「ファミリーマートが8日発表した2025年3〜8月期の連結決算(国際会計基準)は、事業利益が前年同期比19%増の616億円だった。同期間として3年連続で最高となった。」とのことです。
2.コンビニの業績は今期、好調に推移していますが、それを裏付ける中間決算の結果といえます。特に、ファミリーマートは「1店舗あたりの売上高(全店平均日商)は2万2000円増の59万5000円と、同期間として過去最高を更新した。」と、1店舗当たりの売上高が伸びたとのことです。
3.その要因のひとつは、「米大リーグの大谷翔平選手を広告に起用したおにぎりの販売がけん引した。」と、大谷効果も大きかったとのことです。これ以外にも「6月に発売した辛い味付けのチキン総菜「ファミチキレッド」の売れ行きが伸びた。」と、新商品も好調だったそうです。
4.さらに、「イートイン(飲食)スペースを縮小して売り場面積を広げたことで、菓子類などの販売を押し上げた。」、売場スーペースの拡大も寄与したとのことです。
5.今後の方針は「インフレが常態化するなかで「顧客の利便性に加え、省人化を進めながら加盟店の効率的な利益拡大に主眼を置いていく」と話した。」とのことですので、売上げよりも、利益に重点をこくとのことです。
6.ファミリーマート、堅調な業績を背景に、今後、後半、どこまで利益を積み上げてゆくか注目です。

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