キリンビール「少しぜいたく」に応える新商品!
キリンビール「少しぜいたく」に応える新商品https://t.co/50lKLHMAaW
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) October 7, 2025
2026年10月のビール減税をにらみ発売した「グッドエール」。フルーティーな味わいで苦みや雑味を抑えました。主力商品の「一番搾り」や「晴れ風」に比べ、高価格帯としました。 pic.twitter.com/6i75BI29Rq
PI研のコメント:
1.日本経済新聞が10/7、「キリンビール「少しぜいたく」に応える新商品」との見出しの記事を配信しました。ここへ来て、ビールメーカー各社が来年10月のビール減税をのにらんだ動きが活発化しています。
2.キリンの新商品、グッドエールは、「「一番搾り」など同社主力の標準品より高く、サントリー「プレミアムモルツ」といった競合品より安い価格に設定」と微妙な価格に設定しています。その狙いは、「少しぜいたくをしたいビール愛好家らの取り込みを狙う。」とのことです。
3.実際、「コンビニエンスストアでの想定販売価格は350ミリリットル缶で253円とし、主力の標準価格帯ビール「一番搾り」や「晴れ風」(同236円)に比べ、高価格帯とした。」と、微妙な価格帯といえます。
4.ちなみに、ビールの価格ですが、「26年10月には20年に始まった酒税改正の最終段階を控える。発泡酒や第三のビールでバラバラだったビール類飲料の税額は一本化される。ビールは350ミリリットルあたり9.1円下がり、ビールより単価が安い発泡酒や第三は7.26円上がる。」と、これまででの3分野の価格帯が一本化される動きです。
5.他社の動向ですが、「サントリーは26年10月以降に主力の第三「金麦」の麦芽の配合を変えてビールにし、他ブランドの第三と同じ価格帯に据え置く考え。」、「アサヒビールは9月にアルコール度数を3.5%にした「スーパードライ ドライクリスタル」を刷新した。」だそうです。
6.今回のキリンのグッドエールは、「キリンは戦後長らくビールの国内シェアで首位だったが、近年はアサヒの後塵(こうじん)を拝している。」状況を好転させることになるか、その動向に注目です。
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