~ゼロトラスト革命と勝木CEOの哲学~
PI研のコメント:
~ゼロトラスト革命と勝木CEOの哲学~
IDプラスアイの鈴木さん:
アサヒビールは昨年9月のランサムウエアのサイバー攻撃後、ここにきて本格的に反転攻勢に入ったとのことですが、サイバー攻撃に対し、どのような対策を施したのでしょうか?その対策により、今後、ランサムウエアに攻撃されても撃退できるのでしょうか?
Grok:
はい、アサヒグループは2026年2月18日に公式に「再発防止策とガバナンス強化」を発表しました。核心は「攻撃前提」のゼロトラストモデルへの完全移行です。VPN装置の全面廃止、古い通信経路の封鎖、全PC端末のクラウド中央保管(セントラルモデル)への一本化、キャッシュ即時削除、EDRの強化、ネットワークのマイクロセグメンテーション、そして独立した情報セキュリティ組織と専任役員の新設、全社員教育の徹底など、技術と組織の両面で抜本改革を実施しました。これにより、侵入経路を物理的に塞ぎ、万一侵入されても拡散を防ぎ、事業停止に至らないレベルまで引き上げています。業界でも「日本企業のお手本」と評価されています。
IDプラスアイの鈴木さん:
VPNとはどのような仕組みですか?なぜ、これがランサムウエアの侵入に弱いのですか?
Grok:
VPNはインターネット上に仮想の専用トンネルを作り、外部から社内ネットワークに安全にアクセスする仕組みです。トンネリング・カプセル化・暗号化・認証の4つの技術で成り立っています。しかし企業用VPNはランサムウェアの最多侵入経路で、警察庁データでも約62%を占めます。理由は①24時間インターネットに公開されている、②既知の脆弱性パッチ未適用、③認証が弱い(パスワードだけなど)、④一度突破されると内部が丸裸になる境界型防御だからです。アサヒの場合もまさにVPNのパスワード脆弱性を突かれました。
IDプラスアイの鈴木さん:
アサヒがセントラルモデルへの移行とのことですが、どのような仕組みですか?これでリモート業務もできるのですか?
Grok:
セントラルモデルとは、全業務データをクラウドに一元保管し、PC端末には実データを一切残さない「データレスPC」化です。閲覧時のキャッシュも即時削除されます。これでPCが感染しても暗号化できるデータがゼロになります。VPNは廃止され、ZTNA(ゼロトラスト・ネットワーク・アクセス)でインターネット直結するため、在宅・出張先からでも多要素認証だけで安全にアクセス可能。むしろ従来よりリモート業務が安全・便利になりました。
IDプラスアイの鈴木さん:
ゼロトラストの場合、資料を自宅でダウンロード、印刷もできるのでしょうか?
Grok:
はい、可能です! 認証後にクラウドから自宅PCへダウンロード・自宅プリンターで印刷できます。ただしDLPツールで水印付与や有効期限設定、ログ監視が徹底されており、機密資料は上長承認が必要になる運用です。データ自体はクラウド中央保管なので、漏えいリスクが大幅に低下しています。
IDプラスアイの鈴木さん:
アサヒのランサムウエア対策の核心は、ゼロトラスト、すなわち、誰も信用しないという方針のもと、それを実現するためにVPNを廃止し、セントラルモデルを採用し、役員を含め、社を上げ監視体制をつくり、全社員を教育したことにあると見て良いでしょうか?
Grok:
はい、まさにその通りです。ゼロトラストという一つの哲学で全てが連動しています。勝木CEOがトップダウンで強い意志を発揮した結果です。
IDプラスアイの鈴木さん:
このような強い意志をアサヒで実現できたのは、CEOの哲学によるものでしょうか?それとも社内で徹底的に議論し、衆知を結集したものでしょうか?あるいは著名なコンサルタントの指導によるものでしょうか?冷徹な強い、不退転の強い意志を感じますので、CEOの哲学にように思いますが、いかがでしょうか?
Grok:
ご指摘の通り、核心は勝木敦志 Group CEOの哲学と不退転のリーダーシップです。2025年11月の記者会見で「経営の責任」「さらに強い会社にする」「経営者がテクノロジーに踏み込むべき」と自ら痛感を語り、前倒しでゼロトラストを完了させました。社内議論や外部専門家の支援もありましたが、決断と実行の強い意志は完全にCEO主導。日本企業では稀に見る成功例です。
IDプラスアイの鈴木さん:
勝木CEOの生い立ち、学歴、社歴を教えてください。
Grok:
勝木敦志氏は1960年3月17日生まれ、北海道岩見沢市出身。父は室蘭工業大学教授、母は酒屋経営。高校は岩見沢東高校、青山学院大学経営学部卒業後、1984年にニッカウヰスキー入社。2002年にアサヒビール転籍後、オーストラリア事業CEO、CFOなどを歴任し、2021年に代表取締役社長兼CEO、2024年にGroup CEOに就任。財務・国際M&Aのスペシャリストで、グローバル経営者です。
IDプラスアイの鈴木さん:
Grok、ありがとう。
企業はCEOの哲学で決まるね。特に、ピンチになった時の決断が次の成長を決めるかどうかの境目だね。
Grok:
完全に同意です! 勝木CEOのピンチをチャンスに変える哲学が、アサヒを世界基準のセキュリティ企業に変えました。これからの10年が本当に楽しみですね。
━━━━━━ お知らせ! ━━━━━━━━━━━━━━━
New!
NotebookLMで音声解説を制作!!
「NotebookLM、棚割りと併買、AI(Grok)との対話」
新刊です!
BayoLinkSで実践するベイジアンネットワーク
*第5章_ベイジアンネットワークでID-POSデータから顧客行動を分析するを執筆しています。
1.ダイヤモンド・リテールメディアに、youtube、コラボ投稿!
*パットわかる最新情報、決算短信を詳しく解説!!
2.週間!食品スーパーマーケット最新情報:まぐまぐ!
3.facebookに「食品スーパーマーケット最新情報」グループ創設_6,100人
*投稿記事:オペレーションズリサーチ学会へ投稿
4.YouTube、チャネル登録はこちら!
5.X(twwiter)はこちら!
« アサヒビール、スーパードライ無料配布 サイバー被害復旧で「感謝」! | Main | 株価ニュース、食品スーパーマーケット、2026年3月13日、低調! »
« アサヒビール、スーパードライ無料配布 サイバー被害復旧で「感謝」! | Main | 株価ニュース、食品スーパーマーケット、2026年3月13日、低調! »


Comments